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ほぼ自分用のメモです。

WiFiがオンボードに載っているBanana Proを購入したのはアクセスポイントととして構成するためでした。これはBanana Proをアクセスポイントとして使用するための設定に関する覚書です。 (本当は+αな用途があるのですが、そちらはまたの機会にします)

導入からWiFiが使用できるまでの設定については以前の記事を御覧ください。

アクセスポイントとして使用するための基本的な事柄はBanan Proのwikiに書かれています。ほぼ、その通りですが一部の設定を変更しなければ接続できませんでした。

必要な設定は以下の通りです。

– /etc/modulesの変更 (wikiの通りです)、
ap6210 op_mode=2 を追加あるいは編集

– hostapdの導入、wikiの通りgitで導入しました。導入したのはhostapd v2.5-develでした。

– hostapd.confの内容はwikiに書かれているものではうまく接続できませんでした。以下のような内容にしました。

interface=wlan0
ssid=SSIDSSID
channel=6
hw_mode=g
macaddr_acl=0
auth_algs=1
ignore_broadcast_ssid=0
wpa=2
wpa_passphrase=PASSWORD
wpa_key_mgmt=WPA-PSK
wpa_pairwise=TKIP
rsn_pairwise=CCMP

– /etc/network/interfaceもwikiのものとは少し変えました。

auto wlan0
iface wlan0 inet static
address 192.168.10.1
netmask 255.255.255.0

– udhcpdの導入と設定は、ほぼwikiのままです。設定ファイルは次のような感じです。

start 192.168.10.20
end 192.168.10.254
interface wlan0
opt dns 8.8.4.4 8.8.8.8
option subnet 255.255.255.0
opt router 192.168.10.1
opt wins 192.168.10.1
option dns 192.168.10.1
option domain local
option lease 864000

– 自動起動とnatの設定のために/etc/rc.localに以下のコマンドを挿入しました。

udhcpd /etc/udhcpd.conf
echo none > /sys/class/leds/green\:ph24\:led1/trigger
sysctl -w net.ipv4.ip_forward=1
iptables -t nat -A POSTROUTING -s 192.168.10.0/24 ! -d 192.168.10.0/24 -j MASQUERADE
/usr/local/bin/hostapd -B /etc/hostapd/hostapd.conf

echoから始まる行は緑のLEDの点滅を停止するためのものです。

DC5V 2Aしかボードには供給されていないので常時稼働も安心な気がします。少なくとも大きなバッテリーが載った使いふるしのノートパソコンを常時稼働させるよりは安全なのではないかと思います。ファンレスですし、夏場に安定稼働出来るかどうかは不明です。

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