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Gemini PDAには日本語かなキーボードが用意されておりローマ字入力ではなく「かな入力」を行うことができます。その設定方法と使い方のヒントについて書いておきたいと思います。

[ 設定編 ]

かな入力にはGemini Keyboard Version 1.0.21以上が必要です。これはPlay Storeでのバージョンです。もしかすると出荷された状態が1.0.12より高いバージョンのGemeini Keyboardが導入されていれば、かな入力が可能なものもあるかも知れません。いずれにしてもPlay Storeにて最新版に更新することをお勧めします。

Gemini Keyboardは内蔵キーボードのキーマップを提供するものです。これとは別にかな漢字変換のためのアプリケーションも導入しておきます。ここではGoogle 日本語入力とジャストシステムのATOK(有料アプリケーション)について説明します。

[ ATOKの設定 ]

「ハードキーボードを優先」にチェックを入れます。他の設定は好みに応じて行ってください。

[ Google日本語入力 ]

特別な設定はありません。好みに応じて設定してください。

[ 物理キーボードの設定 ]

Gemini Keyboardで「日本語かな」キーボード用のレイアウトに適合するのは「日本語」と「日本語(English)」の2つです。「日本語」の方で「かな入力」を行います。もうひとつは日本語キーボードのレイアウトで英字を入力するためのものです。


「かな入力」を行う場合はATOKもしくはGoogle日本語入力に「日本語 Gemini keyboard」を指定します。因みにローマ字入力の場合は「日本語 (English) Gemini keyboard」を使用します。

英字の入力用に仮想キーボードにGeminiキーボードもしくはAndroidキーボード (ASOP)に物理キーボード「日本語 (English) Gemini keyboard」を割り当てておきます。

他の言語の仮想キーボードにも「日本語 (English) Gemini keyboard」を使用します。

ヒント: Gemini PDAの日本語かなキーボードに対応した物理キーボード設定は「日本語」から始まるふたつのものです。「日本語 Gemini keyboard」では「かな」の文字コードが直接キーボードで生成されIMEに送られます。「日本語 (English) Gemini keyboard」では英数字および記号がIMEに送られます。

[ かな入力の使用するうえで知っておいた方が良いこと ]

– IMEが日本語モードになっていることを確認する。特にGoogle日本語入力では期せずして英語モードになっていることがよく有ります。英語モードでも、かなを入力出来、変換も行えますが、濁点と半濁点の取り扱いが正しくありません。

– 日本語モードと英語モードの切り替えはATOKではAlt+Space、Google日本語入力ではCtrl+Shiftです。この機能はローマ字入力においては機能しますが「かな入力」では意味をなしません。常に日本語モードで使用してください。

– 英数字の入力は仮想キーボードをGeminiキーボードもしくはAndroidキーボード (ASOP)に切り替えて行います。切り替えには画面右下に出るキーボードアイコンをタップします。また、このキーボード切り替えのポップアップウィンドウにある仮想キーボードの表示というスイッチはオフにしておいた方が良いでしょう。

– 小さい「ぁぅぇぉゃゅょ」の入力はAltキーを併用します。小さい「ぃっ」にはShiftきーを使います。

– 長音「ー」は、Shift+Fn+0で入力します。

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  1. […] Gemini PDA日本語かな入力ガイドもご覧ください。 […]

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