だいぶ前に書きかけていて放置していた記事ですが、T8SG PLUSが技適マーク付きになったとのことで掘り起こしてきました。
わたしはDeviation化したWalkera Devo10と最初からDeviationで動いているJumper T8SG PLUSを使用しています。最初はDevo10用に作られたTemplateをT8SGに流用していました。スティックをいくつかReverseするだけで使用できていましたが、時折りおかしな状態になります。FCに接続できていますがスロットルだけ動かなくなります。送信機のモニターでは動作しているのですがBetaflight Configuratorの受信機タブではスロットルが動かないという不思議な現象です。
解決策は単純でT8SGでスクラッチからモデルを作ることです。慣れてくればさほど時間はかかりません。唯一ややこしいのは3点スイッチの動作です。覚書的にこの設定方法だけを書いておきます。
T8SGのSW CをCH6に割り当てる例です。
– Model menu/Mixerを開きます。
– Ch6の横にNoneと表示されているのでNoneのところを選択してEnterします。
– NoneのところをComplexに変更します。
– Mixersを1から3にします。
これでPage 1, 2, 3に対してSW C2, C1, C0を割り当てて、それぞれにFixedで値を割り当てます。
– Page 1/Switch: SW C2 (Switchを選び実際のスイッチを該当のポジションにすれば自動的に入ります)/Mux: replace/Src: None/Curve: Fixed/Scale: -100
– Page 2/Switch: SW C1/Mux: replace/Src: None/Curve: Fixed/Scale: 0
– Page 3/Switch: SW C0/Mux: replace/Src: None/Curve: Fixed/Scale: 100
動作の確認はTransmitter menu/Channel monitorで行えます。
以下、モデルファイルから該当部分を抜き出したものです。
[channel6]
template=complex
[mixer]
src=AIL
dest=Ch6
switch=SW C2
scalar=-100
usetrim=0
curvetype=fixed
[mixer]
src=AIL
dest=Ch6
switch=SW C1
scalar=0
usetrim=0
curvetype=fixed
[mixer]
src=AIL
dest=Ch6
switch=SW C0
usetrim=0
curvetype=fixed
技適マークがあるかどうかは販売元にお問い合わせください。
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