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Deviation化したWalkera Devo 10をTinyWhoop Inductrix FPVにBindして飛行することは簡単に出来ました。しかしながら3D飛行(アクロバット飛行)を可能にするAcro Modeを使用するためには設定ファイルを用意する必要があります(ちゃんと分かっていればRC上の操作だけで設定出来るのかも知れません)。その手順について記述しておきます。

[ iniファイルの準備 ]
「Tiny Whoop をはじめてみた ~ BLADE inductrix 入手」という記事に貼り付けられているinductrix.iniの内容をテキストファイルに保管して使用させて頂きました。

[ iniファイルの書き込み ]
– Devo10をUSBストレージとして起動する (Entキーを押したままで電源を入れます)
– PCにUSBケーブル(最近のMicro USBでは無くmini USBケーブルが必要です)で接続します
- TEMPLATEフォルダーにinduxtrix.iniを書き込みます。
– PCからUSBストレージとして認識されているDevo10を正しくEjectしDevo10の電源をオフにすれば完了です。

[ 書き込んだtemplateで設定する ]
– Model menu/Model setup
– Fileの所でL/RキーでTemplateを選択
– UP/DNキーで”inductrix FPV”を選択すればOKです。
あとは通常通りBindすれば飛ばせます。

[ 実機での設定 ]
設定には2つのスイッチが定義されています。右上にあるFMODスイッチで舵の効き具合を変更します。FMOD1で舵の効き具合が緩やかになります。
もうひとつはスロットル用のトリムで、これを上に上げることによりスタビライズモードとアクロモードの切り替えが出来ます。ただし、一回押したら必ず切り替わるわけでも無いようです。本体右側の赤いLEDで確認するのが確実です。LEDが消えていればスタビライズモード、点灯していればアクロモードです。

スタビライズモード

アクロモード

スタビライズモード, Auto Level Modeではスティックを中央に戻せば(スロットルを除く)機体は停止してなるべく水平になるように制御されます。アクロモード, Acro Modeでは、この水平にしようという制御が全く働きません。前進しているあるいは横方向に傾いて横滑りしている機体を停止させるには反対方向の当て舵を打つ必要があります。このため、全く操縦方法が異なりますし難易度はずっと高くなります。だいぶ練習して室内でスピードを出さなければ何とか飛び回れるようになりましたが、ちょっと油断するとどこかに激突しています。果たしてアクロモードでレースなど出来るようになるのかどうか自分でも分かりません。本当の目的のアクロバティックな飛行(フリップなど3Dと呼ばれる技)については、機体のパワーが不足しているので室内では無理かもしれません。そのうちモーターを強化して屋外で試してみたいと考えています。

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  1. […] 。これには送信機側でスイッチを使うための設定が必要です。わたしはDEVO10という送信機にDeviationというファームウェアを入れて使用しています。この設定がなかなか難解です。幸いなこ […]

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