
先週、j北京でピンイン専用フォントを使用する方法を紹介しました。
その方法というのはFontAliasという機能を使ってj北京のフォントがあたかも存在するかのように見せかけるという、いわばペテンでした。OSが用意している機能を使ったペテンなので正統派のペテンとも言えます。ところが、日中・中日辞典の一部にFontAliasの効かない部分があります。そのためシステム・フォントの指定も変更せざるを得ませんでした。
システム・フォントを変更すると不都合がある、または変更したくないという場合もあるかと思います。その場合、さらなるペテンの技が存在します。それは、フォント・ファイルに含まれているフォント名を変更してしまうという方法です。これを行うためのttfname2という、とても簡便なツールも存在しています。
前回の方法と合わせて「j北京のフォント・ハック」というwebページを作りましたのでご覧ください。
mUniFontなど日中フォントを入れていればj北京のフォントは消してしまっても構わないという記事を書きました。ただ、これにはトレードオフがあります。ピンインの表示が美しく無くなってしまいます。使っているフォントによっては豆腐になるかもしれません。
それを解決する方法が見つかりました。ピンインを表示するために開発されたフォントがあるのでそれを組み込めば良いのです。
1. 電脳瓦崗寨からWGPin.zipをダウンロードし解凍する。
2. wgpinsan+.ttfとwgpinser+.ttfのうち好みのフォントひとつをデバイスの\windows\Fontsにコピーする。ファイル名の最後に + が付いたものを使ってください。
3. 下に示すレジストリーを組み込む。
4. Pocket Tweakでシステムフォントを2で組み込んだフォント名にする。例、WGPinyin Sans+。システムフォントの変更は日中・中日辞典を使う時のみ必要。
5. ソフトリセット。
以下のレジストリの設定例はmUniFontMを組み込み済みでWG Pinyin Sans+を使用した場合です。
REGEDIT4
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\FontLink\SystemLink]
“WG Pinyin Sans+”=”\\windows\\mUnifontM.ttf,mUnifontM”
[HKEY_LOCAL_MACHINE\System\GDI\FontAlias]
“KF-B5 Mincho”=”WG Pinyin Sans+”
“KF-GB Mincho”=”WG Pinyin Sans+”
絶好調のJASJAR (HTC Universal)ではプッシュメールの無い生活は考えられないものに成っています(ちょっと大げさ)。
私の場合、その使い道は二つあります。一つは当然、誰かが送ってくるメールの受信。主なプッシュメールの相手は日本にいる知人の携帯電話です。そのための専用のアドレスを用意しています。
もう一つの用途が、この記事の本題であるニュース・アラートです。中国で生活しているため世界の事情に疎くなりがちです。そのため、以前からCNNのNews AlertとBreaking Newsの配信サービスを利用してきました。
News Alertはキーワードを指定してヒットしたニュースを送ってもらうものです。より多くのニュースを送ってもらうためにtoとかatなどを指定しています。タイムリーにニュースが配信されてくるので世界の情報が我が手にある(^_-)感じがします。送られてくるのは短い概要と本文へのリンクなのですが、ほとんどの場合、この概要だけで満足しています。ただし、英語なので気が乗らない時は流し読みして全く頭に残っていないこともあります。またCNNとは言えアメリカ国内のニュースが多いですし、内容もアメリカ寄り的な部分があります。
日本にも同様のサービスが無いかと探したところGoogleニュース日本語版(ベータ)にCNNのものと酷似したニュース・アラートがありました。キーワード「に」と「は」で、これを試し始めたところです。CNNと同じように概要が送られてくるのですがCNNのように完結した文章ではなく、本文の冒頭何文字かを切り取っているだけなので今一つです。複数の情報源のニュースが含まれているので同じニュースを何度も見たりもします。またIT関連のニュースが一般のニュースと同様に扱われているのも善し悪しです。
どなたか、日本のニュースをタイムリーに配信してくれる良いサービスがあれば教えてください。
リンクを忘れていたので追記(2006/05/12)
– CNN Your E-mail Alert 無料のユーザー登録が必要です。
– Google アラート いきなりメールアドレス入れれば登録されます。

JASJAR(HTC Universal)にてLVMTimeというプラグインを使い始めたのですが、曜日が表示できなくてTodayTimeも使い続けていました。バッテリーアイコンの上書きをLVMTime、Today上の表示をTodayTimeにしていました。ところが大陸情報活動、愛国の予定表を見たところ、どうみてもLVMTimeなのに曜日が出ているではありませんか。
で、よくよくLVMTimeの説明を読むとRegional settingの日時フォーマットを使うようにしたと書いてあります。なるほどです。地域の設定の日付タブの所を弄れば如何様にも変えられるということでした。TodayTime必要なくなってしまいました。
後は、バッテリーアイコンの上書き位置が調節出来ると良いのですが、、、
3月くらいまで、ときおりJASJARが電源ボタンでのスタンバイから復帰しない問題があるとブログに書いていましたが、ここのところ絶好調です。
ちょうどPush Mailを設定した頃から、一度も問題が発生していません。そろそろ2ヵ月近く問題なく稼動しています。ROMイメージを新しくしたからか、はたまた使用環境が変わったからなのか分かりませんが、めでたい事です。JASJARのSMSは、この不具合もあるので封印していたのですが、そろそろ解禁しようと思っています。
この一週間JASJAR (HTC Universal)でテストを繰り返していてソフトリセットを何十回と行ってきました。昨夜、会社からタクシーで帰宅中にちょっと\Windowsディレクトリーのファイルを弄ってソフトリセットすると何故かPQzIIが何やら証明書がないかコンポーネントが見つからないというメッセージが出て立ち上がってこない。
他にも動かないプログラムがちらほら、一瞬ハードリセットしようかと思ったのですが考えてみると立ち上がらないのはExtendedROMに置いてあるものばかり。ロックがおかしくなったかと思いアンロックしてみる。しかし、よく考えるとファイルエクスプローラーでExtendedROMという文字が見えていたような気がします。しかし、中身は見えない。コントロールパネルでExtendedROMのメモリー使用量を確認すると空き容量9.93MB、中身が消えている!試しに何かファイルをExtendedROM上にコピーすると、ちゃんとコピーできるし、ほんとに消えているのだということを確認。
ということで、ただいまExtnededROMの再構築中。いくつかのファイルのコピーとプログラムの再導入だけですむので、大した損害ではありません。一番の痛手はPQzIIの設定ファイルを保管していなかったことです。もともと裏技で使っていたExtendedROMですし、致し方なしです。こんどからExtendedROMの中身丸ごとSDカードに保管しておくことにします。
実はずいぶん前から実践している方法なのですが、何故かブログに書きそびれていました。
QtekのROMは未調理のままreloadedな日中両用環境で使用しています。JASJARのROMにくらべ何もしなくしてもストレッジの空きがあるようなので実用に困らないのですが、やはりj・北京を入れると空き容量が厳しくなります。
j・北京で最大のファイルはというと、やはりフォントファイルです。\Windows\Fontsにdfbg_s5.ttcとdft_m5.ttcで合計13MB近くあります。これを消してしまい13MB節約しようというのが、今回の記事の趣旨です。細かく検証した訳ではないですがピンインの表示も含めて2ヵ月近く問題なく使えています。ちなみに日中フォントはmUniFontを使用しています。
一つだけ、最近分かった問題点があります。それはj・北京をRemoveもしくは再導入が出来なくなることです。ひょっとするとRemove前にダミーのフォントファイルを入れておけば良いのかも知れませんが未検証です。私の場合再導入だったので、わりと気軽にRemove後にJBeijingと書かれているレジストリーのエントリーを消してしまい、j・北京の再導入をしました。
追記) フォントファイルの消し方
フォント・ファイルは、そのまま消そうとしてもWindowsが掴んでいるため消せません。
1. GSFinder等で、まず違うフォルダー、ただし同じ本体ストレッジ内、例えば\tempなどに移動します。
2. ソフトリセットを実行。
3. 立ち上がった後で\temp内に移動したフォント・ファイルを消す。
という手順で消します。

随e行の契約で使える中国移動通信の無線LANサービスがJASJAR(HTC Universal)でも使えるかどうか試してみました。
PIE, NetFront, Operaのどれも結果は同じで、ログインは出来るがログアウトの画面が出ませんでした(NetFrontはうまく行かないこともあり)。ログイン後、貼付の画面が出てPCの場合は別のWindowに経過時間と下線(回線断)のボタンが出ます。JASJARでは、いつまでたっても貼付画面のままです(Operaはこの画面は文字化け、他はエンコードをGB2312にすれば読める)。ただ、この状態でログインは完了しているので使用することは出来ます。
問題は時間課金なので、下線ボタンが無いことに当然、不安を感じずにはいられません。WiFiを一度オフにして再度接続すると次はまたログインから始めないといけないので、おそらくは課金情報も正しく処理されていると思うのですが、、、^^;
念のため後からノートパソコンを同じ場所に持っていきログイン、ログアウトを行っておきました。チャージされているお金の減り方から判断して、課金処理は期待通りWiFiオフもしくは、それに準じたタイミングで行われているような気がします。ただし、何の保証もありませんので、あしからず。
久しぶりにOperaのサイトをチェックしたらWM5.0用のOperaがバージョン・アップしてOpera 8.5b2 for Windows Mobile 5.0になっていました。リリースからだいぶ時間が経過しているようですので、すでにお使いの方も多いとは思いますが、DLして試してみました。まだ短い時間しか使っていませんが感想を書いておきます。
良くなったところは、
– 複数Windowを開いたときにタブが出る。
– ファイルのアップロードが出きるようになった。
相変わらずなのは、
– エンコードを選べない(私が方法を知らないだけ?)。
– 画像の保管が出来ない。
と、いったところです。
最近はNetFrontばかり使っていたせいか、ちょっと操作に手間取ったりしています。前のバージョンをテストしているときはOperaの方が扱いやすいと思っていたのに体がすっかりネフロに馴染んでしまったのかな? ちなみに試用期間は6月1日までになっています。
JASJAR PushMail簡単再設定について紹介しておきながら自分でハマってしまいました。
Qtekの新ROMを導入して環境再構築していました。さて、まずはメールの設定ということで設定用のcpfファイルを実行しました。前回、書いていませんが実行結果はText Message(SMSのメールボックス)に入ります。それが、なんとChang of Device Settings Unsuccessfulなどと表示されています。
内容は、
Installation of xx@yy.com_p_.cpf was unsuccessful.
The program or setting cannot be installed because of it does not have sufficient system permissions.
です。これは、すぐに例のセキュリティーオプションだと気が付きました。レジストリー[HKLM\Secutiry\Policies\Policies]の0000101aというDWORD値を0から1にして解決のはずです。
ところが、まだ駄目です。ただしエラーの内容が変わりました。
Your device settings could not be changed by
xx@yy.com_p_.cpf.
などと言っています。これは、しばらく悩んでしまいした。
実はPCとのActive Syncを先に設定していたのですが、その時に誤ってPCとの同期項目にE-mailを入れていたのが原因でした。それを外して、めでたくDevice Setting Changedというメッセージが得られました。