3ヶ月ほど前からAndroidのアカウントにあるメールの同期を止めてK-9 Mailにてメールを取得するようになりました。
K-9を知ったのはAskalさんが複数メールアドレスで使用できる快適なアプリがあると教えてくれたからでした。私自身は特別複数メールアドレスを管理する必要性は無かったのですが試してみて動作の軽さが気に入りました。
私はGmailとYahoo Japanのメールアドレスを設定しています。設定はとても簡単でメールアドレスとパスワードを入力するだけでサーバーやプロトコルは自動的に判断してくれます。
Gmailに関してはIMAP-idleでプッシュ動作しているようです。ほぼ遅滞なくメールの到着を知ることができます。
Yahoo Japanは最近IMAPをサポートし始めましたが、残念ながら今のところK-9ではPOPで設定されます。
10月11日昼過ぎくらいからGoogleアカウントとの同期が復活した模様です。
昨年6月に数日間でしたがAndroidからGoogleのアカウントにログイン出来無い事がありました。その時の詳しい状況については過去記事のこことここを御覧ください。
10月6日くらいかGoogleへのアクセスが再び規制されているようです。前回とは現象が違っています。分かっている現象を列挙しすると、
– Androidの起動時に行われるアカウントのログインは問題なし(前回は、これが規制されていた)。
– Googleアカウントに付随する各種同期はGoogle+を除き実行出来無い。Picasaは使用していないので不明。
– Androidマーケットはアプリケーションの検索などは可能ですがダウンロードが出来無い状態。
こんな感じです。
究極的な対策は、やはりVPN接続しかないと思います。ただ常にVPN接続しておくわけにも行かないのでメールの取得についてはAndroidの標準機能を使用せず別のメール・アプリケーションを使用するのが良いと思います。私は軽さが気に入っているK-9 Mailというものを使用しています(そのためGoogleブロックになかなか気づかなかったです)。機種によってはメールアプリやExchangeサーパーに接続するアプリケーションが付属しています。それらを使用してGmailにアクセスを試してみると良いかと思います。
VPNに関しては、我が同志のブログ小龍茶館の中国ネット事情カテゴリーが詳しいです。ぜひ、そちらを御覧ください。個別の質問については、ここへのコメントでも結構です。
以前からGoogle Mapsのアクセスが悪くなった時の代用として http://map.baidu.com/ を使用していました。両者に大きな差はないのですが百度地図にも色々と魅力があります。中国を訪れる機会が有る方には一度試していただきたいです。PCからアクセスするweb版の他に各種携帯電話用のアプリケーションも用意されています。
以下、私的に便利だった機能です。
[ 共通事項 ]
– バスの路線番号を検索するとルートおよびバス停の位置が表示出来る。中国在住かつ地调(控えめ)な生活をしている人には一押しな機能です。Google mapsでもルート検索でバス路線を表示出来ますが路線番号で一括してバスルートとバス停の位置が表示されるのは意外と有用です。
– 建物の形も表示される。
[ PC版 ]
– 3D表示でビルの形などが確認出来る(多分E都市と同じものかな?)。
[ 携帯電話版 ] – AndroidとiOS版のみテスト
– オフライン地図機能。AndroidではPCでダウンロードしてSDカードにコピーした方が速いかも。iPod Touchでオフライン地図が使えるのはいざという時に役立つ(かな?)。
– Google mapsより携帯電話で見やすい地図と思います。
[ リンク ]
– 手机地图のベージ
– Android marketの百度地图
– iTunesの百度地图
随分と間が開いてしまいましたが中国アンドロイド事情の続きです。
中国の大きな都市では、たいてい海外から並行輸入された携帯電話(水货)や中古携帯電話を扱う店舗が集積したビルがどこかにあります。そこへ行けば前回紹介したような中国国内仕様ではない海外で販売されているAndroid携帯電話を購入することが出来ます。
一般的に同一機種の国内版と比較して水货の方がだいぶ安く購入できます。またメーカーの正規保証は有りませんが、100元とか200元で一年間の修理保証(保険みたいな感じ)を付けてくれたりもします。
場合によっては、お店がわざわざ中国国内版と同様の設定あるいはファームを焼いて売っている場合もあります。なるべく弄っていない物を確認してから購入した方が良いです。
こうして入手したAndroid携帯電話は、普通にGoogleアカウントにてログインして使用できます。昨年、一時的にネットワークに制限が加えれてログイン出来なくなってことは有りますが、現在では問題なくGoogleとメールやカレンダーの同期が出来ています。
唯一問題になるのは中国キャリアのSIMでは導入出来無いアプリケーションがあることです。これは中国固有の問題ではなくアプリケーションによってキャリアを限定している物があるからです。例えばATOKは日本のキャリアのSIMが入っていないと購入出来ません。この場合は、一番単純な解決策は日本のSIMを入れることです。通信そのものはWiFi経由で構いません。またSIMそのものは契約切れでも大丈夫と思います。もう一つの解決策は root 化が必要ですが MarketEnabler というアプリケーションを使用して任意のキャリアSIMを偽装することです。ただし最新のマーケットアプリでは機能しません。
追記) コメントで教えて頂きました。最新のマーケットアプリではMarketEnablerが機能しないという情報があります。わたしの所ではまだ大丈夫ですが要注意(どう注意するかも不明ですけど)です。
追記2) 私はカスタムファームウェアのCanogenModというのを使用しています。これのバージョンCM7.1に伴いGoogle Apps 20110828のものにしたところマーケットアプリが最新のものに変わりMarketEnbalerが効かなくなりました。
中国でもAndroid携帯電話を持つ人が随分と増えてきました。また、多言語に対応出来るので中国在住の日本人の方々にも人気が有るようです。
ただ、中国でAndroid携帯電話を購入する場合、所謂大人の事情があるので要注意です。
中国国内で正規に販売されているAndroid携帯電話は、私が知る限りGoogleのサービスを前提とはしていません。従ってAndroid機の特徴とされている購入時のGoogleのアカウントを設定する画面が出てきません。
- Googleアカウントを設定せずに使うよになっている。
-> メールに関しては普通に設定すればGmailも取って来ることは可能です。
- GoogleのAndroid Marketにアクセス出来無い。
-> 代わりに中国版マーケット・アプリが入っています。
- VPN設定が無い、もしくは有っても使えない事がある。
と、言うような感じになっています。マーケットへのアクセスだけを諦めれば使えない事はありません。中国で便利なアプリは中国版マーケットで手に入ります。後はapkで配布されているアプリを探すしか無いでしょう(正規、非正規含めて色々と配布されているようです)。
中国国内版Android機でも海外で同型機種が売られている場合はファームウェアの書き換えなどで海外版と同じ機能に出来るものもあるかも知れません。どうしても海外仕様が欲しい場合は水货と呼ばれる輸入品を入手するしか無いでしょう。この辺りの事情はまた改めてお知らせ致します。
Android向けのATOK製品版が有料でAndroidマーケットに出てきました。6月27日10amまでは特価980円ということで、私も早速購入しました。
既に多くの方に支持されている製品ですし、今更レビューでもありません。Desire Zのハードウェア・キーボードでの使用感についてのみ簡単に書いておきます。
[ 英数かな切り替え(IMEオン、オフ) ]
残念ながら、ハードキーでの切り替えは今のところ出来無いようです。
– かな->英数 戻るキー(というのですかね?)で可能。ただし押しすぎるとアプリの戻るボタンとして機能してしまうので注意が必要。
– 英数->かな 入力域をタップで大体可能。時折ソフトキーボードを使用して切り替えねばならないこともあります。
OpenWnnなどではAlt+Spaceバーで切り替わりますので、同様の機能が実装されると、素晴らしく使えるようになります。と言った趣旨のことをtwitterで呟いたら中の人(@atok_js)から直ぐに返事を頂きました。大いに期待して、実装されることを待ちたいと思います。
[ 変換候補の選択 ]
– 予測変換 かなを入力すると最下行に予測変換候補が表示されます。それの選択はナビキー(これね正式名称かどうか? DZの光学式やつです)で選択可能です。
– 通常変換 かなを入力語にスペースバーを押すと通常変換に入ります。変換候補を進めるのはスペースバーを押していけば良いです。ただし前の候補に戻る方法が見つかりません。バックスペースで未変換に戻せるので、前の候補に戻れなくてもさほど不便ではありません。また、画面上で変換候補をタップすれば当然選択出来ます。通常変換時にナビキーで変換文字列の長さを変更することも出来ます。
– 英数変換 かな入力後にナビキー上で(左右も組み合わせ必要かも)で実際に入力した英字に戻せます。ちょっとした英単語ならかな入力モードのままでも可能です。
あと、前回のトライアル版では横画面では入力域が全画面表示されることがあったが、普通の入力域になりました。
追記) 海外在住で海外のSIMを使用しているとATOKがマーケットに現れません。一番簡単な解決策は日本のSIMを入れることです。ローミングなどは必要なく、ただSIMが入っていればWiFi接続でマーケットに接続すればOKです。
もしデバイスがルート化されていればMarketEnablerというアプリを導入しOperator IDを44010(ドコモの場合)などに変更してもOKです。

ごく普通の事として実践されている方も多いので今更な話題で恐縮です。AirMac Expressを買った時から出張用ルータとしても活用することを考えていました。自宅ではMac Mini用の無線LANアダプターとして使用しています。それを主張先ではホテルの有線LANに接続して無線LANルーターとして使用するので構成を変更します。
いきなり持ち出して来たので、そのままではMacBook AirとAirMac Expressを接続するすべがありません。仕方が無いのでリセットボタンを押下しました。最初に接続した時に以前の構成を保管するか聞いてきましたので、おそらくは帰宅後も簡単に元の設定に戻せるものと思います(まだ、出張中です^^)。
追記) 出張から帰宅後、保管されていたプロファイルにて元の構成に簡単に戻せました。出張用のブリッジ設定も保管できているので、次回からはプロファイルの選択だけで済みます。
今回のホテルのインターネット接続は最初に確認画面が出るだけで無料です。そこで、一番簡単なブリッジ接続にしました。接続する全てのPCあるいは端末で確認画面が出ますが多重NATにするよりは良いような気がします。
写真に写っているACアダプター用の短い延長ケーブルも必需品です。これが無いとコンセントの空きが有ってもうまく刺せない事があります。私のMacBook Airのアダプターにも常時繋がっています。
MacBook Air、ThinkPad、iPod Touchが快適に接続出来てとても満足です 🙂
T-Mobile G2 (HTC Desire Z)は、いまやすっかりメインの電話機として活用しています。色々なアプリを入れて便利な物はブログでも紹介していますが、わざわざ記事にして紹介するほどでも無い物も含めて一覧表にまとめてみました。
主には自分自身の備忘録として書いたものですが、もし何かの参考になればと思いご紹介させて頂きます。
[ アンドロイド便利アプリ ] です。

無料携帯電話として中国電信からもらいました。自宅の光インターネットを10Mにしようとしたところ家の電話、インターネット、携帯電話の契約込みで月199元、最初の2ヶ月は基本料無料+携帯電話プレゼントということでもらったものです。追加料金を足して良い奴にも出来ますが、どうせ携帯電話契約は、ほぼ使わずに放置し二年縛りが解けたら解約予定なので無料でもらえる物にしました。その中に唯一あったAndroid機がX920です。ちなみにCDMA-EvDoな機種です。
QVGAで感圧式タッチパネルということも有って、なかなか使いづらいです。野良simejiを入れて見ましたが日本語入力する気にならないです。もともと入っている中国語入力は、そこそこ入るので残念なところです。
中華なAndroidを始めて触りました。噂通りGoogleサービスと切り離されています。そのあたりの事情を簡単にご紹介しておきます。
[ Googleアカウントに依存しない ]
普通のAndroidは、とりあえずGoogleにログインすればメールもアドレス帳も自動的に設定されます。中華Androidは、Googleアカウントを求めてきません。設定の中の同期を開いてみるとExchangeアカウントを追加できるようになっています。ここにGmailアドレスを入れれば普通にメールを取ってくるようになります。
[ 安卓市場 ]
Android Market風のアイコンで安卓市場というアプリケーションが入っています。これがGoogle非依存なマーケットになっていてかなり豊富なアプリケーションがそろっています。また拾ってきたapkも安卓市場でインストールできます。面白いのは安卓市場もログインが必要なのですが、適当なメールアドレス風のユーザーを作って、その場でログイン出来るとこです。ユーザー自体に大した意味は無いようです。
その他VPN設定が見当たらないし、他にも色々と違う部分がありそうです。
Google Calendarを使用しているとAndroidデバイスとの間での同期は簡単で何時でもスケジュールが確認できて便利です。ただ、残念ながら標準搭載のカレンダーアプリは視認性の良いものではありません。
それを補完してくれるのがCalendar Padです。データは、そのまま標準カレンダーの物を使用し、まるでシステム手帳を開いているような画面で予定を一覧出来ます。私は週間予定をウィジェットとして貼り付けています。ほとんどの場合、アプリケーション本体を立ち上げる事無く、このウィジェットを見るだけで事足りています。