今日から中国联通、China Unicom W-CDMAのテスト営業が始まりました。9月30日まで中国全土55の都市でW-CDMAがテスト的な営業活動が行われます。
期待をこめてプリペイドSIMの如意通を用意していましたが、残念ながら3G電波はつかんでいません。どうも、専用契約したものでないと駄目みたいです。テスト中にいくらか 試す事が出来たのでSIMにかけた費用ぐらいは楽しませてもらったような気はします。
China Unicomの正式な3G紹介ページには一切従来の電話番号からの変更については書いて無いようです。ということは今のところ新たな番号を取得するしかないという事でしょう。山根さんは中国移動のTD-SCDMAみたいにテスト期間が終わったら従来のユーザーに開放される可能性も指摘されていました。
現行の料金体系を見ると、なかなか普及しないのではないかと思いました。ざっと見た感じ(中国語が今ひとつ理解出来ていない部分もありますので、話半分で読んでくださいね)では以下のような感じです。
一般的な契約の最低価格の套餐が186元、通話510分、テレビ電話20分加えて音楽などメディアのダウンロードが20本、ニュースなどの文字情報が40本、データ通信60MBが含まれます。
データ通信専用の最低価格の套餐は150元、3GBとなっています。
その他にも選択可能メニューがあって、例えば20元で150MB、50元で500MBデータなどというものもあります。ただし、これと組み合わせるべき契約が今ひとつ分かりません。どうも回線の基本料が50元(これも高いなぁ)みたいなので、最低限これは必要でしょう。
なかなか金額的には厳しいものがありますね。とくにGSMの回線維持に必要な金額と比べると一般の人が直ぐにW-CDMAに移行することは無いと思えます。逆に言えば、このままではユーザーが伸びないので、もうすこしユーザーに優しい料金体系に見直されることを期待したいです。
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