結果としては何という事も無いものでしたが、ひとつの事例として記録しておきます。
[ 現象 ]
Mac miniの電源を上げると風車が回り続けてMac OS X Lionが上がって来ません。
USBに用意したRecoveryDiskAssistantを立ちあげてリストアしようとするとデータが消せないというようなメッセージが出ます。
ということで、とりあえずWindows 7からフォーマット、テストでファイルをいくらかコピーするとうまくコピー出来ています。
再度、RecoveryDiskAssistatntのディスクユーティリティから消去、パティショニングを行うとフォーマットの途中でエラーします。どうもパティションは切れるけど、それ以上の操作が出来ないように見えます。表示されるエラーは何種類かありますが一例をあげると以下のような物でした。
Partition failed with the error: Wiping volume data to prevent future accidental probing failed.
[ 背景 ]
このMac miniはHDDを二台搭載してRAID-0で動かしていましたが、やはりSSDの速さが魅力的なので一ヶ月ほど前にSSDに換装したばかりでした。最初はSSDの故障かとも思いましたがエラーメッセージを頼りにぐぐってみると海外の掲示板でSATAケーブルの緩みが原因であった事例が紹介されていました。私のMac miniもSSDを強く押すとケーブルが浮いてしまうことを思い出しました。
[ 修理 ]
ということで分解してみると、やはり基板上のSATAケーブルが浮いていました。SSDは正しい位置に入っているのですが、押さえるとかなり動きます。そのため簡単にSATAケーブルが基板上から浮いてしまう状態です。
SSDを外して厚みのある両面テープを裏側に貼り、SSDが簡単に動かないように組み立てました。
RecoveryDiskAssistantを起動しTimeMachineからのリストアでシステムは障害の発生する前の状態で復活しました。(TimeMachineバンザイ!)
因みに使っているのは、このSSDです。
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