P910 の動画に関する文書を読んだところ、サポートしているのは QCIF (176×144) フォーマットであるが Video Player 自体がサポートしている最大の画面サイズは 192×144 であると書いてありました。QCIF のサイズって 4:3 ではないのですね、それが 192×144 (4:3) をサポートしている所以なのでしょう。
ということで「携帯動画変換君」の設定ファイルを P910 用にチューンしました。
といっても、
・ 画像サイズを 192×144 に変更
・ -fixaspect オプションの取り外し (720×480 の AVI ファイルの入力に対応)
・ 2 パスモード追加
だけです。
定義ファイル をサーバーにおいておきます。サーバー上では拡張子を txt にしています、使用する場合はファイル名を Transcoding.ini として 3GPConverter.exe のフォルダーに置きます。最初に実行すると QuickTime の 3G 書き出し設定という画面が出ます。以下の設定にします。
・ ファイルフォーマット = 3GPP
・ ビデオ = そのまま
・ オーディオ = そのまま
定義されているのは以下の3種類です。
1. 標準画質15fpsモノラルAMR
2. 高画質15fpsステレオAAC
3. 高画質15fpsステレオAAC 2パス
2 と 3 は音質重視で時間が 30 分以内のもの限定です。他のものは 1 の定義を使っています。
1 と 2, 3 の大きな差は音質です。AMR と AAC の差は歴然で携帯電話のスピーカーで聞いても、その差は分かります。標準画質と高画質と書いてあるのは画像のビットレートの差の様ですが、こちらの差はあまり分かりません。3 は試しに 2 パスのエンコードの設定を作ってみたのですが、エンコード時間が倍になった割には、さほど差を感じないです。画像をキャプチャーして静止画で比較しても気持ち変わっているかな? という程度です。ファイルサイズは 1 が一番小さく 2, 3 と比べてほぼ半分です。また 2 より 3 の方が気持ち大きいですが、ほとんど同じと言ってよいです。
9月
22
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