Dropbox

難しい話ではありません。DJI Mini2などではパノラマ写真を撮影すると自動的に何枚もの写真を撮影します。それをDJI Flyは上手に合成してくれます。パノラマ写真にいくつか種類がありますが、その中のスフィアというのもので撮影すると360度全周(ジンバルが向けられない天頂を除き)くまなく撮影されます。

その360度写真をDJI Flyは撮影されていない天頂部分を空の色で上手に補完した4096×2048ピクセルの画像にしてくれます。(縦横比が2:1になっていることが重要です。理由を考えてみるのも面白いですよ。)

携帯電話の写真として眺めるとただの一枚の写真でしかありません。これをRicho THETAのためのアプリケーションに読み込むとVR画像として楽しむことができます。簡単に言うとパノラマ撮影を行ったドローンの位置に自分が居て、そこで携帯電話を向けた方向の画像が動的に見えるようになります。携帯電話だけでも、そこそこ楽しむ事が出来ますが、安価な携帯電話をはめ込む形のVRゴーグルを使用すると驚くほどの没入感が得られます。もしVR未体験でしたら、ぜひともGoggleカードボード(一番下にアマゾンリンクを貼っています)の様な格安品で良いので、この際にお試しいただきたいと思います。静止画ですが、なるほどVRとはこういうことかと納得できます。


携帯電話を傾けても見えている写真は水平を保っていることを表現したかったのですが、ちょっと分かりにくいですね。やはり実際に試してもらう方が良いです。


中国で売っている格安ゴーグルにiPhoneを取り付けた様子。これを利用すると格別な没入感が得られます。

THETAアプリケーションの使用方法はiPhoneでもAndroidでも特別難しくはありません。とりあえずTHETAアプリケーションを導入して適当に触っていくだけでも大丈夫ではあります。

いちおう、Androidでのスクリーンショットをいくつか貼って説明しておきます。写真の選び方などは機種によって違うと思います。

THETAとTHETA+というアプリケーションがありますが、ここで使用するのはTHETAの方です。

右上の三点ドットをタップします。

メニューからアルバムを選びます。

写真を選択をタップします。

わたしの場合Galleryを選びます。

アルバム「PanoPhoto」をタップします。

パノラマ写真をひとつ選びます。

写真が表示されますが、このままではVRモードになっていません。右上の”|□|”アイコンをタップします。

二眼式ゴーグルを使用する場合はVRビュー(二眼)、携帯電話単体で楽しむにVRビュー(一眼)を選択します。

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