Dropbox

iFlight GOCam PM GRはRuncam 5 Orangeをリパッケージしたもので、発表当初はあまり興味を持ちませんでした。その後、gyroflowがうまく動くようになったとのことで入手することにしました。Runcam 5 Orangeの方が安いのですが、バッテリーレスで軽量なこと、BEC付きケーブル、NDフィルターがセットになっていることからGOCam PM GRに決めました。


付属品は、NDフィルターがND8, ND16, ND32と3枚(ND32は使わないかな)。本体には透明な保護フィルターが付いていました。リポのバランスケーブルに接続するBEC付きケーブル、FCにはんだ付けするケーブルが付属しています。マウントはRekon4にそのまま付けられるものでした。ということで、Rekon4 LRに載せて直ぐにでも飛ばせます。

電源コネクターはGoPro Liteと違い4ピンです。これは電源に加え、UARTのTX/RXに接続するためです。これによりRuncam仕様のカメラコントロールができるようになっています。

NDフィルターは45度ほど回転させてツメをかけるタイプでしっかりとしていて安心感があります。

gyroflowを使用するためにはファームウェアの更新が必要でした。更新はSDカードを使う方式で難しいことは何もありませんでした。

[ トラブル ]
入手してすぐに録画を試してみると録画ファイルは出来るものの再生が出来ません。音声は録音されています。MacOSのFinderやQuickTime Player、Windowsでも同様に映像が出てきません。ffprobeを使うと赤いエラーが出てきます。

販売店に相談すると録画手順やSDカードの確認後、いちど送り返すことになりました。ところが販売店では動画の再生が問題なく出来るとのことです。それで再度送ってもらいテストしてみるとWindowsのVLCでは再生可能。ffmpeg付属のffplayではMacでも再生可能ということがわかりました。ただしffplayは例の赤いエラーを出しながら再生します。ffplayが動くということでGyroflowも動作は可能です。もともとgyroflowで安定化してから編集するつもりでしたので実用上の問題はないと思います。

ただ普通にプレビューできないと不便ですし、これが正規の状態ということはないと思います。何かしらハズレの個体であると思います。ただAlbert KimさんのGyroflowデモを見ているとffmpegが同じエラーを出していますし私だけではないのかもです。

取り急ぎ飛ばしてみた動画です。


もとは1440Pの4:3動画です。それをGyroflowのExport時に16:9に伸ばしています。GoPro Superviewと同じ伸ばし方かどうかは調べていませんが、それなりに考えられているように思えます。カラーは少しだけ弄っていますが、もともとの絵作りが派手です。携帯電話を含めて中国製カメラあるあるかそれ以上の味付けです。

Gyroflowは概ね良好に働いています。ところどころ細かいところで変な動きが見られます。Gocamの問題かGyroflowの問題かはわかりませんが、Albert Kimさんも指摘していることでもありますし、そのうち改善されると期待したいです。

あとから調べてみると1440Pはデータレート低めなようてす。次は2.7K 60FPSと4K 30FPSを試してみます。

Trackback

only 1 comment untill now

  1. […] 購入当初のレビューに書いていますが動画ファイルにエラーがあるGOCam PM GRでしたが昨年末に出たファームウェアV.1.2.6を導入したところ動画ファイルのエラーがなくなりました。これでやっと普通に扱えるようになりました。ただし、なんだか動画の質が悪くなったような気もします。このあたりはもう少し追求が必要かも。 […]

Add your comment now