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[ 配線についての概略 ]
実際の配線は写真を見てもらうとわかりやすいと思います。

この写真では必要のないピンをカットしています。実際のATtiny85には8本のピンがあります。チップ表面の丸い印が1番ピンを表します。そこから反時計回りにピンは数えます。
使用している4本のピンの説明です。

ピン番号 名前 リード線の色 役割
2 D3/A3 RGB LEDの制御信号出力、RGB LEDの信号入力に接続
4 GND GND端子、バッテリーのマイナスに接続
5 D0 LEDの色や光り方を変えるためのスイッチ入力、機械的なスイッチもしくはFCに接続
8 VCC 電源入力、バッテリーのプラスに接続

[ 電源 ]
FCの5Vを使用することも考えられますが、たくさんのLEDを光らせるには5V BECの電力に不安があります。1S機ならばVBAT、バッテリーに直接接続した方が安定動作が期待できます。ちなみにATtiny85の動作電圧は2.7Vから5.5Vです。LEDストリップはもう少し電圧の幅が少ないと思います。
ATtiny85とLEDの双方にバッテリーのプラス、マイナスを接続します。上の写真の例ではLEDストリップの信号入力と反対側のリード線がバッテリーに接続されています。ATtiny85にはLEDストリップを通った後の電圧が供給されています。全周巻きの場合は、この方法が配線しやすいと思います。


絵にするとこんな感じになっています。全周巻ではない場合はATtiny85チップとLEDに並行した電源線の接続でも構いません。

[ 信号線 ]
写真の緑のリード線のようにATtiny85からの制御信号出力をLEDの信号入力に接続します。

[ スイッチ ]
黄色い線はスイッチ入力になっています。機械的なスイッチもしくはFCに接続します。FCヘの接続はブザー、UART、LEDポートなどに接続しますが、ブザーとそれ以外で使用するプログラムが異なりますしBetaflighの構成も少し違いますので別記事にて詳しく説明します。
機械的スイッチとBUZZポート用のプログラムは同じものを使用します。この場合、黄色の線をGNDに落とすとスイッチONということになります。スイッチを使う代わりに、この線を適当にGND、例えばUSBコネクターの外枠などに接触させても良いです。

提供しているプログラムでは短押しで色の変更、長押し(1秒くらい)で光り方の変更になっています。

[ 配線 ]
写真のような空中配線で大丈夫だと思います。当然、配線後はショートしないよう絶縁対策が必要です。私は半田付けしたところを保護する目的でUVレジンで固めました。
大きめのドローンなら基板を使うのも良いと思います。その場合、サイズは大きくなりますがDIP版のATTiny85を使用した方が良いでしょう。

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2 comments untill now

  1. […] 実装方法については別記事にいたします。 – ATtiny85によるLED制御 – ハードウェア実装編 – ATtiny85によるLED制御 – BUZZパッドを利用した制御方法 – ATtiny85によるLED制御 &# […]

  2. […] ATtiny85によるLED制御 – ハードウェア実装編 | 普通的生活 @ 2024-06-22 09:30 […]

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