XDA forumを久しぶりにのぞいてみるとX10のroot化が完了していました。ということで、早速トライしました。
root化にメリットがあるのは、ごく一部のアプリケーションですし、色々とややこしいことが発生するかも知れません。もし行われるとしても相当の覚悟と自己の責任において実行されることをお願いいたします。また個別にQ&Aを行うのも難しいと思いますので、よろしくお願いいたします。また、簡単な手順では元のファームウェアに戻すことが出来なくなることも忘れないでください。
記録として手順を流して書いておきますが、刻々と手順や使用されているファイルが変更されていきますのでXDA forumの情報を常に参照いただくようお願いいたします。
(2010/07/01 最初のルート化に不具合があったのでやり直しました。以下の手順も最初のものから変更)
6/30に一度、ルート化しました。その時は元々入っていたUKファームで行ったのですが、どうもルート化パッケージに不具合が有ったようで差し替えになっていました。そのためUKファームのフラッシュからやり直しました。
[ UKファーム化 ]
この手順を実行すると通常のソフトウェア更新手順は機能しなくなります。
- この記事の最初にリンクしているフォーラムからi_RFA16_ft.rarというファイルを入手し解凍する。
- 1st.cmdを実行する。DeviceIDが複数表示される。どれが本物か分からないのでひとつひとつ試す。
- DeviceIDのどれかに対しSaveボタンを押す。
- 1stフォルダーにDeviceID.txtが出来るので、それをstep1フォルダーにコピーする。
- step1.cmdを実行。
- X10の電源を切り、backボタンを押さえたままUSBケーブルを接続する。
- step1.cmdが表示されている画面でENTERキーを押す。
- しばらく待つとフラッシュが完了するのでX10の電源をオンにする。初期設定画面から始まるはずです。
[ root化 ]
- この記事の最初にリンクしているフォーラムからROOT_F2v2.rarというファイルを入手し解凍する。
- Xperia X10をデバッグモードにしてUSBをWindows PCに接続する。
設定/アプリケーション設定/開発/USBデバッグをオン - 先に解凍したファイルの中のstep2.cmdを実行する。
- X10上にメニューが現れるので、その6番目Update by Package in SD cardをタップする。
- しんぼう強く待つ。そのうち画面に何やら実行している様子が出てくるので終了するまで待つ。確か、最後に自動的にrebootされたと思います。
- step3.cmdを実行する。これも最後に自動的にrebootされると思います。
以上でroot化されているはずです。BusyBoxというコマンドラインを開くアプリケーションが入っているので、それが実行出来ればroot化に成功していると思って良いでしょう。
私の場合root化した一番の目的はOpenVPNを動かすことです。後は単体でのスクリーンショット取得とフォントの入れ替え(UKファームのフォントが気に入らないです)をやってみようと思っています。
no comment untill now