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Oppoの携帯電話には注目していなかったので今まで気づきませんでしたが、どうも中国で販売されている全機種にGoogleのサービスを使用するための基本ソフトウェアが搭載されているみたいです。店頭で見た限りの話ですが上位機種だけではなく1000元くらいの格安携帯電話にもアカウントの追加画面でGoogleの文字を確認しています。(注:少し前までの常識として中国国内販売のAndroid携帯電話でGoogleのサービスを利用するのは、かなりの苦労が必要でした)

小米では一部の上位機種のみGoogleのサービスが入っているだけではなく、実際の使用にあたっては色々と苦労がありました。Oppo A53で試した限りではかなりシンプルにGoogleの各種アプリケーションが使用できるようになりました。また小米では日本語ロケールがありませんが、Oppoでは設定時から日本語が使えるのも良いところです。ということでかなり簡単ですがGoogleサービスを使用できるところまでの手順を紹介いたします。

1. 初期設定で日本語を選択できる
最初に言語設定が出ます。日本語を選択すれば以降、すべての設定画面が日本語で表示されます。

  

2. ネットワーク
WiFiなりSIMを入れてネットワークに接続します。Googleに素直に接続できる環境ならば問題ありませんが、接続できない地域においては各々の手順でGoogleにアクセスできるようにネットワークを設定します。わたし今の所、SIMは入れずにWiFiのみで設定しています。

3. 設定からGoogleアカウントを追加する

  
設定/ユーザーとアカウント/アカウントを追加/GoogleでGoogleのアカウントを追加します。


見慣れない画面がでますが「有効化」をタップしておきます。


これだけで何かしらGoogleと同期が始まりました。

4. Play StoreのAPKを導入する
OppoのApp MarketからChromeとかGMailのアプリは導入出来ますが、ここはやはりGoogleのPlayストアを入れておきたいです。APKファイルをどこからか探してダウンロードします。APKは中国国内ネットでも海外でも簡単に見つけられると思います。それをファイルマネージャーから起動すれば導入できます。


上の画面では2つのバージョンのPlay Storeが表示されていますが特に意味はないです。ひとつあれば大丈夫です。


Play Storeを起動するとこんな画面が出ました。「有効化」をタップしておきます。

5. 必要アプリをPlay Storeから導入する


Googleの各アプリを導入して同期の様子を見ると正常に動いているのが確認できます。カレンダーがふたつあるのはOppo標準とGoogleのものと両方が同期対象になっているからです。

Redmi K30 Pro Zoomは、私にとって初めての5G対応端末です。これはスピードテストをやるしかないです。

契約については移動も聯通も4GのSIMのままで5Gを使用することが出来ます。

キャリアから発表されている上海における5Gのカバーエリアは今年に入ってから急速に拡大しいわゆる市街地はほぼカバーされています。我が家も一応アンテナ表示は5Gなのですがデータが流れ出すと4Gに落ちてしまうため家の近所での計測です。いずれもされぞれのキャリアが用意しているサーバーでのテストです。余計なボトルネックを考えることなく純粋にリンクの性能を考察するのには良いと思います。

中国移動 China Mobile

日本で5Gをテストしている人の結果をみると1Gbpsとかになっています。それに比べれば大したことはないのですが、4Gでは見ることのない速度です。これが本当の5Gネットワークなのかどうかはよくわかりませんが、十分に速いです。本当の5Gなのか5Gモドキなのかの話は山根さんの記事に詳しく書かれています。

山根さん曰く5Gモドキだとuploadが30Mbps行かないかもとのことでした。このデータを見てもらったところ35.6Mbpsだし判断が難しいとおっしゃっていました。もうひとつPINGが9msなのは5Gっぼいかもとのことでした。

PINGはサーバーとの距離に大きく左右されるわけですが、ごく近い距離での計測の場合、ネットワークのプロトコルによるオーバーヘッドの差が見て取れます。同じようなテストを4Gで行うと14msほどですので、明らかに速くなっています。

中国聯通 China Unicom

中国移動とほぼ同じ結果でした。

自宅の中国電信の光回線 China Telecom

参考までに自宅に来ている光回線のテストです。契約している帯域は忘れました。自宅と携帯電話回線がほぼ同じ日が来るとは思いませんでした。

中国の5Gネットワークはまだ本気を出していないのかも知れませんが、十分に満足出来る速度です。まだ、何に使えるとかではありませんが、新しい世界が見えた気がします。

小米のサブブランドである红米(Redmi)の最新(2020年3月末発表)かつ最強な端末であるK30 Pro Zoomを入手しました。細かいスペックは他のサイトに譲るとして、ここでは中国版K30 ProでGoogleサービスを使う方法について書いてみたいと思います。

一般的に中国国内で販売されているアンドロイド携帯電話は完全にGoogleのサービスとは切り離された状態で販売されています。それに対してどうしてもGoogleのサービスを使いたい中国在住外国人は一工夫してGoogle用のソフトウェアを導入してアクセスしていました。

ところが小米のハイエンドモデルには少し前からGoogleサービスを使用しするためのソフトウェアが最初から搭載されています。K30 Proにも当然のごとく搭載されています(K30には載ってないので注意です)ので、それを活用してみようということです。素直に動けばブログ記事にするまでもないのですが、上海の友人の協力もあり何とか使えるようになりましたので覚え書きとして書き残すことにしました。

[ 壁超え設定 ]
言うまでもなく中国国内から各種Googleサービスにアクセスするためには何かしらの壁超え手段が必要です。各自の方法によるので、ここでは説明はしません。

[ Basic Google Services ]
Google Services Frameworkは出荷時には稼働していません。まずこれを設定でオンにする必要があります。Settings/Accounts & sync/Basic Google Servicesです。以前の機種だとSettings/Apps/System app settingsにあったと思います。


上のキャプチャーはGoogelをオンにした後のものです。最初は”Google”という項目はなくて”Google Basic Services”だけが見えます。

[ Googleへのログイン ]
先のSettings/AccountsにGoogleアカウントの追加メニューが出来ますので、それでGoogleにログインすることが出来ます。

ここまでで電話帳の同期などは動き出します。

[ Play Storeの導入 ]
Play Storeは別途導入が必要です。Get Appsという小米のアプリストアが入っていますので、そこから導入すれば大丈夫です。

これで動くと思ったのですが、そんなに話は簡単ではありませんでした。実際には壁超え手段がProxyだけの場合は、ここまでの設定で大丈夫かもしれません。一般的なVPNの場合は追加の処置が必要となります。

[ おまじない 1 ]
Play Storeを動かしても画面がなかなか出てこなかったりDF-DFERH-01というエラーで止まったりします。これは同じ端末を日本に持っていった場合には問題ないと思われます。あくまで中国国内で使用している時には発生する現象です。詳しいことは書きませんが背景についてはここ(中国語ですけど)などを参照ください。

これを解決するためにはSettings/Connection & sharing/Private DNS/Private DNS provider hostnameに’1dot1dot1dot1.cloudflare-dns.com’を設定します。Cloudflare本家にも設定についての説明があります。

一度、エラーしてしまったPlay Storeは、さらなるおまじないを行わなければなりません。Settings/Apps/Manage appsでGoogle Play Storeを開きClear DataでClear All Dataを実行してください。

これでPlay Storeが開くようになります。ただしアプリの検索はできるもののダウンロードが出来ません。つぎのおまじないが必要です。

[ おまじない 2 ]
ファイルをダウンロードすると迅雷というダウンロードアクセラレータが動き出します。仕組みはよく知りませんが、これが悪さをしてPlay Storeのダウンロードが出来ません。中国国内のダウンロードには有効かも知れませんが、とりあえずオフにしておくのが良い気がします。これにはDownloads(下载)というアイコンを探します。その中にSettingsにXunlei download engineという項目があるのでオフにすれば良いです。

[ 同期項目の確認 ]
Settings/Account & sync/Google/で同期項目を確認します。おそらくContactは何もしなくても同期できると思います。GmailはGmailアプリの導入が必要です。またカレンダーの同期にはGoogleカレンダーアプリの導入が必要です。

注意) Play Storeが正常に動き各種同期が出来るようになったら、おまじない1のPrivate DNSは元の’off’に戻した方が良いでしょう(動作はわからないけどAutomaticも大丈夫そう)。そのままでも使えるのですが、動作が遅くなるものがあるようです。

[ 日本語ロケール ]
中国で販売されている小米携帯電話には言語の選択に日本語がありません。MoreLocal2の導入と設定が必要です。導入しただけでは動きません。設定には、
– adbというツールをパソコンで動かす必要があります。手順はGoogle等で検索するとたくさん見つかりますので、ここでは割愛します。
– adb実行時の方法については「小米 红米4高配版 Redmi 4 Prime レビューその4 正規ROMを焼いてみた」の後半部分を参照ください。

Gemini PDAには日本語かなキーボードが用意されておりローマ字入力ではなく「かな入力」を行うことができます。その設定方法と使い方のヒントについて書いておきたいと思います。

[ 設定編 ]

かな入力にはGemini Keyboard Version 1.0.21以上が必要です。これはPlay Storeでのバージョンです。もしかすると出荷された状態が1.0.12より高いバージョンのGemeini Keyboardが導入されていれば、かな入力が可能なものもあるかも知れません。いずれにしてもPlay Storeにて最新版に更新することをお勧めします。

Gemini Keyboardは内蔵キーボードのキーマップを提供するものです。これとは別にかな漢字変換のためのアプリケーションも導入しておきます。ここではGoogle 日本語入力とジャストシステムのATOK(有料アプリケーション)について説明します。

[ ATOKの設定 ]

「ハードキーボードを優先」にチェックを入れます。他の設定は好みに応じて行ってください。

[ Google日本語入力 ]

特別な設定はありません。好みに応じて設定してください。

[ 物理キーボードの設定 ]

Gemini Keyboardで「日本語かな」キーボード用のレイアウトに適合するのは「日本語」と「日本語(English)」の2つです。「日本語」の方で「かな入力」を行います。もうひとつは日本語キーボードのレイアウトで英字を入力するためのものです。


「かな入力」を行う場合はATOKもしくはGoogle日本語入力に「日本語 Gemini keyboard」を指定します。因みにローマ字入力の場合は「日本語 (English) Gemini keyboard」を使用します。

英字の入力用に仮想キーボードにGeminiキーボードもしくはAndroidキーボード (ASOP)に物理キーボード「日本語 (English) Gemini keyboard」を割り当てておきます。

他の言語の仮想キーボードにも「日本語 (English) Gemini keyboard」を使用します。

ヒント: Gemini PDAの日本語かなキーボードに対応した物理キーボード設定は「日本語」から始まるふたつのものです。「日本語 Gemini keyboard」では「かな」の文字コードが直接キーボードで生成されIMEに送られます。「日本語 (English) Gemini keyboard」では英数字および記号がIMEに送られます。

[ かな入力の使用するうえで知っておいた方が良いこと ]

– IMEが日本語モードになっていることを確認する。特にGoogle日本語入力では期せずして英語モードになっていることがよく有ります。英語モードでも、かなを入力出来、変換も行えますが、濁点と半濁点の取り扱いが正しくありません。

– 日本語モードと英語モードの切り替えはATOKではAlt+Space、Google日本語入力ではCtrl+Shiftです。この機能はローマ字入力においては機能しますが「かな入力」では意味をなしません。常に日本語モードで使用してください。

– 英数字の入力は仮想キーボードをGeminiキーボードもしくはAndroidキーボード (ASOP)に切り替えて行います。切り替えには画面右下に出るキーボードアイコンをタップします。また、このキーボード切り替えのポップアップウィンドウにある仮想キーボードの表示というスイッチはオフにしておいた方が良いでしょう。

– 小さい「ぁぅぇぉゃゅょ」の入力はAltキーを併用します。小さい「ぃっ」にはShiftきーを使います。

– 長音「ー」は、Shift+Fn+0で入力します。

この問題は新しいGemini Keyboard(おそらくはバージョン1.0.21以上)をGoogle Playから導入すれば解決します。

Gemini PDA日本語かな入力ガイドもご覧ください。


一年前に申し込んだPlanet ComputersGemini PDAがようやく到着しました。ハードウェアの出来はすこぶる良いです。写真の通り日本語かなキーボードを選択しました。PCにおいては英語キーボードで「かな入力」を行う私としては、このサイズのデバイスで「かな入力」が出来ることは夢のような話でした。かってNokiaのQWERTYデバイス向けに日本語入力ソフトを作っていた時も本当はローマ字入力ではなく「かな入力」を実現したかったのですが、如何せんキートップの数が少なすぎて不可能でした。Gemini PDAではかって一世を風靡したPSION 5のキーボードを踏襲することによりそれが可能となりました。これは試さずにはいられません。

前置きが長くなりました。一年を経てやっと手にしたGemini PDA日本語キーボード版。さっそく使ってみてがっかりしました。一時間もたたないうちに明らかな「かな入力」の不具合が見つかってしまいました。それも致命的なものです。細かいことは置いといて入力方法がわかりづらいものを一つと明らかな不具合を二つ紹介しておきます。

使用しているIMEはATOKとGoogle日本語入力です。物理キーボードでGemini Keyboard Japaneseを割り当てています。

[ 分かりにくかったキーアサイン ]
– 小さい”ぁぅぇぉゃゅょ”の入力はAltキーを使用する。”っ”や”ぃ”はShiftキー併用だったので、しばらく悩みました。

[ 不具合 ]
1) “め”が入力出来ない。Alt+Mが”め”のはずですが何故か”ぬ”が入力されてしまいます。これはどうにもならない致命的なエラーです。字形が似ているので間違ったのでしょうね。

2) 濁点、半濁点を伴う文字列の変換が上手く行かない。ATOKとGoogle日本語入力では挙動が異なるが、どうも濁点と半濁点が単独の文字として扱われているように見える。

[ 解析 ]
結論としてはどちらもKey Character Mapの修正で回避出来ました。一つ目は単純に”め”と”ぬ”を取り違えているだけです。Gemini KeyboardのAPKを取り出してkeyboard_layout_japanese_gemini.kcmファイルの中身を見てみます。

key M {
    label: '\u3082'
    base: '\u3082'
    shift, capslock: '\u30FB'
    fn: '\u306C'
}

Mキーはこのように定義されています。\u306cというのは”ぬ”のユニコードです。ここを”め”にするためには\u3081にするだけで大丈夫そうです。

もう一つの問題、濁点と半濁点の扱いは、単純な話では無い気がしました。挙動から濁点、半濁点が単独の文字になっていることは想像出来ました。確認のために”ぱ”という一文字を入力したファイルを作成してバイナリーで表示してみるとe3 81 af e3 82 9aとなっていました。これは”は”と合成用の半濁点という二つの文字です。エディターなどは正しく”ぱ”と表示されます。合成用の半濁点なので当然ですし、なんら問題はないように思えます。ただし、実際の挙動を見るとATOKもGoogle日本語入力も一つの文字コードとしての”ぱ”UTF-8の場合e3 81 b1を期待しているように思えます。ユニコードの定義をまじめに解釈した場合IMEに責任があるように思えます。

かなりやっかいな問題に思えましたがネットをさまよってみるとAndroidデバイスに外部キーボードを接続して「かな入力」を行っている例がちらほら見当たります。「日本語106/109 かな入力対応キーボードレイアウト」というアプリケーションで実現できるようです。試してみると確かに動きます。Google Play上にあるアプリケーションの説明にある”余談”によるとATOKが濁点、半濁点の文字合成をしてくれていると書かれています。ということで、このアプリケーションのkcmファイルを調べてみたところ濁点には ‘\u309b’、半濁点には ‘\u309c’が使われていました。これは単独文字としての濁点、半濁点です。Gemini Keyboardでは、それぞれ合成用の濁点’\u3099’と半濁点’\u309A’になっています。

ユニコードの仕様としてはGemini Keyboardに使われているコードが正しい気もしますがATOKが動いてくれるのであれば、そちらに変更するしかありません。

key O {
    label:              '\u3089'
    base:               '\u3089'
    shift, capslock:    '\u300c'
    fn:                 '\u3099'
}

key P {
    label:              '\u305b'
    base:               '\u305b'
    shift, capslock:    '\u300d'
    fn:                 '\u309A'
}

これがオリジナルです。これを以下のように変更しました。

key O {
    label:              '\u3089'
    base:               '\u3089'
    shift, capslock:    '\u300c'
    fn:                 '\u309b'
}

key P {
    label:              '\u305b'
    base:               '\u305b'
    shift, capslock:    '\u300d'
    fn:                 '\u309c'
}

ということで、3か所の変更をkeyboard_layout_japanese_gemini.kcmに行いAPKを作り直して実機でテストしてみたところうまく動いてくれました。ただし濁点、半濁点の合成はATOKだけで行われますのでGoogle日本語入力では依然として問題は残っています。 ATOKでは、ほぼ思った通りに機能しました。Google日本語入力では何故かChromeやAndroid web browserのアドレスバーでは濁点、半濁点の合成が行われません。他の入力域では大丈夫でした。 若干その他の問題もありますので、今のところATOKがベストチョイスです。

キー数の制限から「かな入力」には色々なシフトを駆使しなければなりません。「かな入力」のメリットはローマ字に比べて打鍵数が少なくて済むので速いことですが、ややこしいシフトのためGemini PDAでの「かな入力」はあまり速くないです。普通に考えるとローマ字入力を使用しておくべきだと思います。

わたし個人としては問題は解決しましたが、正規に直してもらうためにまずはPlanet Computers Developer Forumにてレポートしました。果たして何かしらのアクションに結び付くのかどうか不明です。こういう問題の正式な報告先はどこなんでしょうね。<- 某この界隈で有名な人を介して中の人からコンタクトがありました。詳細ははっきりしてから報告しますが、仕事が速そうですし、良い方向に動きそうです。

#GeminiPDA

Engadgetの記事「Get Google’s own contacts app on any Android phone」によると以前はNexusとかPixel限定に公開されていたGoogle提供の連絡先アプリケーションが他のデバイスにも導入可能になったとのことで、早速Mate9に導入しました。

以前からGoogle純正カレンダーなどは普通に公開されていたので連絡先だけGoogle純正デバイスのみ公開だったのは謎ではありました。

これが何故嬉しいかというと中華アンドロイドに対してrootなど取らずに後付でGoogleアプリケーションを導入する手順が連絡先アプリケーションが導入出来るようになったことにより完成されるからです。詳しい事情については「Huawei Mate9中国大陸版でGoogleを使う」を御覧ください。

GearBestさんから提供いただいたRedmi4 PrimeにはショップROMが焼かれていました。それをメーカー提供の正規ROMに変更してみました。

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[ ROM焼き ]
手順は一番簡単な方法で入りました。手順については以下のページに従いました。
[ROM] Good News!! Global ROM for Redmi 4 Prime is Officially Released! Download Here!
このページのRecovery ROMを使用した方法が簡単で良いです。将来ROMバージョンが更新された時のことを考えると以下のページを参照した方が良いでしょう。
公式ダウンロードページ

注意)この方法でGlobal ROMが焼けるのはすでにGlobal ROMが入っているからで中国版ROMからGlobalへの変更はfastboot手順が必要です。

手順書のとおりですが簡単に手順を紹介しておきます。
1. Redmi4d上にdownloaded_romというフォルダーを作成する
2. ダウンロードしたファイルをzipファイルのままdownloaded_romにコビーする
3. Redmi4でSettings/About phone/System updatesで右上のメニュー(三個の点です)に入りChoose update packageでdownloaded_rom内のzipファイルを選択

以上でROMの更新が行われます。

[ MoreLocale 2 がエラー – 小米アカウントが必要 ]
小米ROMには日本語ロケールが含まれていませんのでお馴染みのMoreLocal 2をGoogle Playから導入します。adbを使ってパーミッションを設定してないと動かないのヘルプに表示されている通りです。

まずはUSBデバッグの設定です。小米の場合はAbout phoneでMIUI versionを5回ほどタップするとDeveloper optionが使用できるようになります。ここでUSB debuggingをオンにして、以下のコマンドをPCから実行しました。

adb shell pm grant jp.co.c_lis.ccl.morelocale android.permission.CHANGE_CONFIGURATION

しかし以下のエラーが出て実行されません。

Operation not allowed: java.lang.SecurityException: grantRuntimePermission: Neither user 2000 nor current process has android.permission.GRANT_RUNTIME_PERMISSIONS.

もう一つDeveloper optionでUSB debugging (Security settings)というのをオンにする必要があります。ただし、これをオンにするためには携帯電話を小米のアカウントにログインしておく必要があります。この設定をオンにした後で再度、先のadbコマンドの実行でMoreLocal2が使用できるようになりました。

GearBestさんから提供いただいたRedmi4 Primeのカメラのレビューです。

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携帯電話は日常のスナップ写真を撮ることも大きな役目のひとつになっています。カメラの性能も携帯電話を選ぶ大事に基準と言って良いでしょう。Redmi 4は価格を考えれば十分に合格点と言えます。

わたしが撮影した写真をいくつか紹介します。いかFlickrへのリンクになっていますので、Flickrに行けばオリジナルの写真および写真のパラメーターなども確認できます。

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IMG_20170306_171312_HDR

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GearBestさんから提供いただいたRedmi4 Primeのソフトウェア関連のレビューです。

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今現在手元にあるRedmi 4 primeについて書きます、ファームウェアのバージョンや状態による違いもあるかも知れません。

[ 国際版ファームウェアが入っている ]
ラベルから判断して、元々は中国国内向けのファームウェアが入っていたと思われます。現在のファームウェアはRedmi 4 Prime Globalの最新版(2017/03/05現在)であるV8.1.2.0MBEMIDIが入っています。

[ 日本語ロケールが入っている ]
本来、小米のファームウェアには日本語ロケールは搭載されていませんが、それが選択可能になっているのはGearBestさんによるカスタムROMになっているからと思われます。ただし地域の設定には日本はありません。

言語として日本語を選択すると設定画面などもそこそこ日本語表示になります。ただし完全に全てのシステムメニューが日本語になるわけではありません。

[ Google対応 ]
Global版のファームウェアが焼かれているので、あたりまえですがGoogle対応にまったく問題はありません。

[ MIUI8 ]
小米共通の話ですが、MIUI特有の癖みたいなものはあります。わたしが気づいた例では、ステータスバー常駐のブログラムなどが思ったように動かなかったりします。とはいえ、ほとんどの場合、普通にAndroid6として使用可能です。

[ カスタムROMの弊害 ]

カスタムROM(ショップROM)が入っているためか、上のような警告が何時も出ています。気にしなければ問題はありません。

今入っているファームウェアより新しいレベルが無いので分かりませんが、おそらくOTAによるファームウェアの更新は出来ないものと思います。

暇が出来たら普通のGlobal ROMを自分で焼いてみようかと思います。

GearBestさんからRedm 4のちょっと良い方、Primeバージョンが送られてきました。最初、Proと書いていましたが、公式サイトではPrimeになっていました。

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[ ハイライト ]
– DualSIMのどちらも4G対応(同時に使えるのは片方だけ)なので、2枚のSIMで状況によってデータ通信を切り替えたい場合には重宝します
– 441PPIの画面は滑らかで綺麗
– 指紋センサーの反応が良く、スリープからの復帰にも使える

[ ハードウェアスペック ]
細かいスペックは公式ベージに譲るとして普通のRedmi 4とRedmi 4 Proの違いだけまとめておきます。

Redmi 4 Redmi 4 Prime
画面解像度 1280×720 296PPI 1920×1080 441PPI iPhone7+が401PPI
Bluetooth 4.1 4.2
RAM 2GB 3GB
ROM 16GB 32GB 32GBあるとちょっと安心
プロセッサー Snapdragon 430 1.4GHz Snapdragon 625 2.0GHz
GPU Adreno 505,450MHz Adreno 506,650MHz

画面は流石に441PPI、精細かつ美しいです。ストレージも32GBあれば普通には困らないです。SIMを一枚しか入れなれば、マイクロSDカードもごく普通に使えますので容量不足に悩むことはなさそうです。

[ ベンチマーク ]
格安端末ですが、ハードな3Dゲームとかを動かそうと思わなければ十分な性能を持っていると思います。参考のためにAnTuTu Benchmarkの結果を貼り付けておきます。

[ SIMスロット ]

Dual SIMですが、SIM2のスロットはMicro SDカードとSIMのどちらかしか入りません。またSIMスロット1はマイクロSIM、SIMスロット2はナノSIMとサイズが違うので注意が必要です。わたしのSIMはすべてナノSIMになっているので、SIMアダプターを使用してSIMスロット1に入れました。このSIMトレイの場合はSIMアダプターを使用しても特に不安はありません。


ひとつ注意が必要なのはSIMトレイを本体に入れる時は、SIMが落ちないように普通SIMが入っている方を上にします。この時、携帯電話本体は液晶面を下にした状態で挿入する必要があります。反対向きでも、結構中まで入っていきます。間違いに気づいたあと、取り出すのに苦労しました。SIMトレイの裏側には注意書きがありますが、裏側ですしなかなか気づきません。


所謂DSDSです。片方のSIMで4G通信を行いながらもう一つのSIMは3Gで電話の待受が出来ます。Huaweiだと片方のSIMスロットだけが4G対応ですが、小米のDual SIMでは、どちらのSIMスロットも4G通信が可能です。そのため設定画面からどちらのSIMでデータ通信を行うかを選択するだけで2つのSIMを使い分けて4Gによるデータ通信が行えます。

[ 指紋センサー ] 調子良し!

Redmi 4の指紋センサーは本体裏側のカメラの直ぐ下にあります。手にした時に自然と人差し指で触ることの出来る場所です。
正直言って小米5の指紋センサーの体験からさほど期待はしていませんでした。ところが、この指紋センサーの反応がとても良いです。加えてスリープ状態から指紋センサーで目覚めさせることが出来るので携帯電話を手にする直ちにスリープ解除とロック解除を同時に行うことが出来るので、すこぶる使い勝手が良いです。