中国でもAndroid携帯電話ではサムソンが強い人気を維持していますが、これからは中国携帯だ、MTKチップだということでTCL Hero N3という6インチ携帯電話を入手しました。主なスペックは以下のような感じです。
– 1.5GHz MTK 6589T quad-core
– PowerVR SGX 544MP
– 2GB RAM, 16GB storage
– Dual SIM (WCDMA/GSM + GSM)
– 6inch, 1920*1080
– Android 4.2.2
– Battery 3400 mAh
上海の友人達の間で流行っているTCL idol X S950の画面を大きくした感じです。本当は小米3のWCDMA版を待っていたのですが、なかなか出ないので売りだされたばかりのTCL Heroに走ってしまいました。
[ 質感 ] プラスチック・ボディーですがカッチリとしていて安っぽさはありません。各部の作りも良いです。SIMトレイはピンで押すとカチッと音がして出てきます、きっちりとした作り方がされているが感じられます。
[ 画面 ] さすがに6インチは情報量も多く精細な画面は美しいです。画面は明るく、太陽のもとでも使用できます。6インチは大きいですが片手で持てるので通話用にも何とか使用できる気がします。
[ 電波 ] 圏外らの復帰は速いです。もっとも、これまで使っていたLGが遅すぎただけで、これが普通かもしれません。概ね電波のつかみは良さそうな気がします。
[ 付属品 ] イヤフォンと充電器、USBケーブルだけです。充電器はいわゆるUSB充電器で、割りと小型で出力が2Aあります。持ち歩き用の高出力充電器が欲しかったところだったので活用できそうです。USBケーブルも太めなので充電に必要な電流が十分確保できそうです。
[ テザリング ] Bluetooth PANらしきメニューがありますがiPod Touchからネットワークに接続できませんでした。WiFiテザリングは問題なしです。電池容量が大きいのでモバイル・ルーターとして活躍させることが出来ます。
追記) Bluetooth PAN, Macbook Airからは接続出来るようです。iPod Touchで使いたいのに、、、
[ 電池の持ち ] 6インチ・デバイスを購入したのは大きなバッテリーを搭載していることが主な理由です。何時もiPod Touchを持ち歩いているのでSNSなどはそちらに任せてTCL Heroはルーターに徹するといった活用も考えています。そこでWiFiテザリングがオンの状態での電池の減りを調べてみたところ実に12時間を超えてもなお通信が可能でした。ずっと通信させていたわけではありませんが少なくとも3時間ほどは頻繁にネットにアクセスさせていました。13時間経過したところで見てみると省エネ・モードに移行していてWiFiと3GがオフになりGSMでの待受けだけが動いていました。期待通りです。
[ 日本語 ] MoreLocale2を入れましたが言語を選択したところで終了してしまいます。表面上の現象は違いますが「週間リスキー」で紹介されていた方法で動くようになりました。もっともシステムに日本語リソースが入っていませんしアプリも入れていない状態では恩恵はありません。日本語入力はSimejiを入れました。
[ VPN ] ちゃんと動きました。以前の中華携帯ではVPNメニューがなかったり、有っても機能しないものが多かったのですが、最近はちゃんと動くようになってきた気がします。
[ プリインストール・アプリ ] 百度地図とか普通に使いそうなものも多数入っています。とりあえず使いそうもないゲーム類を削除してみました。ルート化など必要なく普通に削除出来ました。
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