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ExpressLRSはオープンソースプロジェクトでTBS Crossfire以上の性能を目指すラジオコントロールリンクです。900MHz帯と2.4GHz帯があります。ハードウェアも自作することが基本でした。部品点数が少ないので、さほど難しくはないとは言えプリント基板から起こさねばならないので万人向けではありませんでした。書き忘れ: Frsky R9Mハードウェアのファームウェアを書き込む方法もありました。

そこに登場したのがHappymodelの完成品です。900MHz帯はすでにTBS Crossfireを使用しているので2.4GHzの製品を試すことにしました。2.4GHz受信機は3種類あります。チップセットの違いとアンテナの違いです。わたしの入手したのはEP1_RXとEP2_RXです。EP2_RXは基板上にセラミックスのアンテナが搭載されているためWhoopに搭載するとかなりコンパクトに出来そうです。送信機はJRベイです。今どきの小型RCではアダプターが必要です。

完成品ですのでベータ版ながらファームウェアは書き込まれていますので基本的な設定だけで使用することが出来ます。設定など必要な情報はExpressLRS Wikiに書かれています。以下、私が最初にテスト飛行するまでに行った設定の概要です。

[ 送信機 ]
ExLRS Lua ScriptをTango2のScripts/Toolsフォルダーにコピーしました。
モデルはExternal RFでCRSFモードを設定します。ExpressLRSはOpenTXもBetaflightもCRSFとして動作します。

[ 受信機 ]
受信機とFCの結線はCrossfireと同じで任意のTX/RXを使用します。SBUSの様に信号が反転しているかどうかなどは気にしなくても大丈夫です。

まずはLEDの意味を理解しておきます。

バインドモードの入れ方です。

バインドモードになったら送信機のELRS LuaスクリプトからBindを実行し受信機のLEDが点灯しっぱなしになれば完了です。

[ Betaflight ]
ほぼCrossfireと同じです。ReceiverはSerial based receiver/CRSFを選択します。アナログVTXの場合はOSDでLQを選択すると信号が確認できます。信号強度RSSIもありますが、一般的にはLQだけ見ておけばよいです。DJI Digital FPVの場合はOSDがフルサポートではないので従来通りのAUXに割り当てられたLQ/RSSIをOSDで見るようにします。AUX11がLQ, AUX12がRSSIをあらわします。

Telemetryも取得できるようにしておきます。

[ テスト飛行 ]
設定さえ出来れば、当たり前ですが普通に飛びます。レンジテストとかしようとは思わないので普通に飛べばわたしとしては完了です。

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