基本的に電子機器だとかIT関連の話題しか書かないブログなのですが、めったに無い皆既日食ですし道具としてIT関連なものを使用しているというこでお許しを。
7月22日は上海で皆既日食が観測出来ます。中心線は上海中心部より50Kmほど南を通りますが、日食の限界線よりは十分に内側です。皆既日食になる時間は5分ほどだそうです。ということで、天気さえ良ければ特にどこかに出かけることもなく十分に皆既日食が観測できる予定です。
何はなくとも目視観測に必要なフィルターを用意しなければなりません。そこでジャンク入れをひっくり返して探し出したのは使わなくなって何年もたった3.5インチ・フロッピー(由緒正しい? OS/2の導入ディスクなのでディスケットと呼ぶべきか)です。ちょっと覗くだけなら分解することなくシャッターを手でスライドさせるだけでもOKです。分解して中身を取り出すとより大きな視野が得られます。また必要に応じて二枚重ねすると日食に入る前の太陽を見るのに丁度良い濃さになります。
この写真はNokia E63のカメラレンズの前にフロッピーを二枚重ねしたものをあてて撮影した物です。これで効果のほどは察しが付くことと思います。
この技は、ずっと前の部分日食の日にオフィスにいて手近な材料でなんとか太陽を見ようとして思いついたものです。フロッピーも色々試してみましたが、当時の格安フロッピーは磁性体の塗り方の問題なのか透け方が均一で無くてダメでした。
しかし我が家での3.5インチ・フロッピー最後の役目みたいな気がします。もう既に、そんなもの家には無いという事も多いのでしょうね。
もし試される場合は、あくまでも自己責任でお願いいたします。
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