アクションカムですし本来は動画を撮る物でしょうが、わたしは結構静止画も撮っています。かなり広角な画像が撮れることだけが利点と言えます。ちゃんとした綺麗な写真を撮る目的では使っていません。
静止画の解像度は以下の通りです。
16M(4608×3456 4:3)
13M (4128×3096 4:3)
12M (4608×2592 16:9)
8M (3624×2488 4:3)
5M (2560×1920 4:3)
センサー自体は4:3の大きさであり16:9の画像は上下をカットしたものになります。実際に使っているのは、ほぼ16M(4:3)か12M(16:9)です。もしかすると圧縮エンジンとかの都合で低解像度の方が調子が良い場面などもあるのかも知れませんが、そこまでは試していません。
以下、サンプルとしていくつかの写真を貼り付けておきます。何れもクリックすると未加工の写真が表示されます。

Shanghai Band YiCamera 4:3
おなじみの観光地、上海の外灘(バンド)で撮影したものです。肉眼でもやや霞んでいたので発色がぼんやりしているのは仕方なしです。

Shanghai Band YiCamera 16:9
上と同じアングルで16:9で撮影しました。上下ともにカットされているのがわかると思います。

Shanghai Band Night YiCamera 4:3
夜景もそこそこに写ります。右上に月も写っています。

Coffee Shop YiCamera 4:3
珈琲店の中で撮影したものです。風景よりこちらの方が私としては印象が良いです。
その他に特殊な撮影モードとしてBurstとというものがあります。これは連続的に撮影してくれるものです。3p/s(一秒に3コマ)、 5p/s、 7p/s、 7p/2s(2秒に7コマ)の設定があります。室内で試してみた限り、動くものだと被写体が流れてしまいます。動きのあるものをコマ撮りするものですが、シャッタースピードが速くはないので少々無理があるように思います。十分な光量があれば、また結果は違うのかも知れません。
歩きながら動画撮影するためにはスタビライザーが必要です。電動三軸スタビライザーが良いのは分かっていますが、本体よりも値段が高くなります。そこでダメ元で簡易式のスタビライザーを試すことにしました。

こんなパッケージで到着。見た目はなかなか良いです。説明書は中国語と英語で書かれています。

カメラを取り付けようとしたらGoPro Quick Releaseなるマウントになっています。マウントだけ、また購入かと思いつつ過去に購入したアクセサリーの付属品を調べてみます。ラッキーにも最初に購入した防水ハウジングにQuick Releaseマウントが付属していました。ということで、さっそく取り付けてみます。

ハンドルを持つと本体がグリグリと自由に動きます。重しを調整してバランスを取るように説明書に書かれていますが、これがなかなか難しい。また作りの問題も有って、すぐに首を振ってしまいます。水平方向の動きは実に軽いのですが、肝心な縦方向の動きが少し重いので、揺らしてみると直ぐに水平方向に首を振ってしまうのです。
説明書によると撮影時にはハンドルを握ると同時に指をマウントに軽く添えるように書かれています。おそらくは水平方向の動きは自分で抑制せよという事でしょう。
頑張って練習しながら試し撮りをしてみましたが公開できるような画像にはなりませんでした。お蔵入り決定です。そのうち気が向いたら別のスタビライザーを探してみます。

前回紹介した本物のカメラ用レンズフィルターが使えるアダプターは、少しだけですが画面の四隅がケラれます。ということで、別のものを探してみました。


プラスチックレンズですがクオリティは悪くないです。装着して写真を撮ってみましたが、未装着時と見分けはほとんどつきません。一応UVフィルターらしいです。

保護キャップが無いのが今ひとつ。やや大きめな適当な瓶のフタの内側にベロクロテープを入れて内径を調整。それを保護キャップの代わりにしました。

もうひとつ購入したのはクリップ式のマウントです。前回のヘッドマウントと同様にGoPro仕様のマウントに三脚ネジ・アダプターが付いています。ヘッドマウントの物も同じでしたがYiCameraをマウントすると三脚ネジの長さが余ってしまいます。そのため、軽い力で首を振ってしまいます。適当なワッシャーをかませてしっかりと固定する必要があります。

小米YiCameraのアクセサリー関連の情報です。流石に中国の小物メーカーは動きが早くて、あっという間に各種アクセサリーが市場に出回り始めました。
因みに本体には三脚用のネジ穴があるのでミニ三脚にダイレクトにマウント出来るのが便利です。(Heroは無いですよね?)

まずは防水ハウジングです。目的には2つあって、本体だけで剥き出しのレンズで使うのは忍びない(レンズはわずかに本体より飛び出しています)。ハウジングがレンズ保護になると思いました。もう一つはGoPro用のマウントアダプターを使うためです。防水性能は試してはいませんが、スイッチ類を押すためのプランジャーはとても良く出来ています。しかしながらプラスチックレンズですので歪みはないものの透明度がやや気になります。やはり、ほんとうに水に入る時に使うものであって常用するものでは無いです。

それではということで、本物のレンズフィルターを使うことにしました。37mm径のフィルターを取り付けるためのスリーブを本体レンズまわりにはめ込むだけです。単純に差し込んでいるだけですが、しっかりと固定されていて良い感じです。UVフィルターとのセットで購入しました。これを常用することにします。
追記) 実際の撮影前にブログ書いていました。ちょっと試してみてたら四隅が少しだけケラれます。うーむ、のまた別のやつを物色するか、、、

これはヘッドマウントです。まだ装着はしたことはありません。ドローンの飛行時に両手フリーで撮影するために用意しました。これもGoProタイプのマウントに三脚ネジのアダプターが付いています。アダプターは使い回しが出来そう。ネジが微妙に長くて(あるいはYiCameraのネジ穴が浅い)、しっかり止まらず首を振ってしまいます。適当なワッシャをかませて固定できるようになりました。
別のマウントアクセサリーも物色中です。
GoPro Heroもどきとも言える小米のアクションカムYiCameraです。私自身は、これが初めてのアクションカムですのでGoProなどとの比較は出来ません。淡々と使い勝手などを書いてみます。
[ アプリケーション ]
細かい設定や操作にはスマートフォンが必要になります。専用アプリケーションはAndroidとiOS用があります。残念ながらiOS版は、わたしのiPod Touchで試した限りではライブビューに時差が発生しているので実用的では無い気がします。iOS版は公開されたばかりですので今後改善されることを期待します。わたしはAndroid版のアプリケーションを使用することにします。
アプリケーションからは写真やビデオの解像度を変更したりライブビューを見ながらの撮影。撮影した写真やビデオを見たり、ダウンロードすることが出来ます。ビデオの再生は解像度やフレームレートが低いものはストリーミング再生も可能です。
[ 説明書 ]
中国国内で購入したためかも知れませんが本体に付属していた説明書は中国語のみでした。同じ説明書の英語版がAndroidアプリケーションに内蔵されています。
[ 単体操作 ]
電源投入後に電源ボタンを押すことにより写真モードとビデオモードを変更出来ます。ビデオカードになっている場合、複数あるStatus LEDが点灯することにより確認できます。解像度などの変更は出来ません。
[ 起動時間 ]
単体で撮影可能になるまでは10秒弱でした。WiFi接続が可能になるまでは30秒弱。実際にAndroidから接続を試してみて、ライブビューが出るまで最速で35秒ほどでした。
[ その他 ]
メモリーカードは付属していません。自分で用意したSanDiskの64GBマイクロSDカードを入れました。本体の充電はUSBで行います。USBは充電だけではなくPCに接続するとメモリーカードがマウントされるので写真やビデオの取り込みにも使えます。
小米盒子はApple TVライクな製品で中国生活の強い味方です。専用のビデオ配信サービスから各種映画やドラマが視聴出来るほか応用商店から専用の追加アプリを入れて音楽番組を楽しんだり、iOSからのAirPlayも出来ます。
ベースはAndroidであるのは周知の事実で、外部から提供されているAPKも入るのは分かっていましたが長い間ルート化が必要だと思い込んでいました。実際には標準機能でUSBメモリーから任意のAPKファイルを指定して導入する事が出来ました。
手順は以下の通りです。
– USBメモリーにAPKファイルを用意する。
– 小米盒子の標準版にはマイクロUSBコネクターしか無いのでOTGケーブルを使用してUSBメモリーを接続します。
– 小米盒子の標準アプリから応用商店/応用管理/本地案装でUSBメモリー上のAPKファイルの一覧が表示されるので必要なものを選択して導入します。
普通のAndroidアプリを導入する事が出来ますが、さすがに小米盒子のリモコンではうまく操作出来ませんでした。Android TVや小米盒子に特化したアプリを導入する必要があります。私の試したのは映画とかドラマを視聴するための以下の2つのアプリです。
– MoreTV http://www.moretv.com.cn
– 泰捷视频TV版 http://www.togic.com/livetv
どちらも大体同じ機能です。MoreTVの方は一般のTV放送を遡って視聴できる機能が特徴です。ドラマや映画は、各種動画サイトのポータル的な機能になっています。タイトルを選ぶと优酷とか搜狐とかから映像を取ってくるような感じですのでiOSデバイスやAndroidで単独アプリを使用するより勝手が良いです。
最近、中国で話題の携帯電話と言えば小米です。その小米が携帯電話以外にもネットワーク接続するSTB、ちょうどApple TVと同様な製品、小米盒子(小米BOXみたいな意味です)を出しています。テレビに接続するスティク型Androidとこれとで、ちょっと迷いました。ハードウェアのスペック的には劣りますが小米の製品力を信じて、こちらを購入してみました。
小米の携帯電話と同様にネットワークで決められた売り出し日時に購入申し込みをしないと買えません。そして数分とかからず携帯電話は十数万台、この小米盒子は一万台が売り切れてしまいます。
現在のところは毎週火曜日の正午に販売開始です。10分くらい前からwebページを開いて待機し、販売開始と同時にポチりました。この販売戦略はなかなか良いです。ポチる瞬間は躊躇する暇がありません 🙂 3時間以内に支払いを済ませないとキャンセルされますのでポチってから迷うことは可能です。ポチった後、即座に支付宝で支払いを済ませました。webサイトから当日中に出庫され宅配業者に渡されたことが確認できます。残念ながら宅配業者のwebサイトでのトラッキングナンバーの更新が今ひとつでしたが、実際の配達は翌日の午前10時くらいでした。ポチってから24時間かからずら手に入ったのは素晴らしいことです。因みに値段は299元、現在のレートですと5000円弱です。


パッケージはボール紙の箱ですが、かなりしっかりしたものです。一般的な中国国内製品とは違い箱自体も美しいです。内容物は本体、電源、電源コード、HDMIケーブルです。電源はUSBタイプを流用しています。HDMIケーブルが付属しているので直ぐに使えます。家の近所にはRadioShackがあるのでHDMIケーブルも入手可能ですが、上海でも家電店などでHDMIケーブルを売っていないところがまだまだ多いです。
本体に付いているインターフェース・コネクターは、HDMI, Ethernet, USBです。 当然WiFiも備えています。大きさはApple TVより微妙に大きいくらいです。


AVアンプにHDMIを接続し電源を上げるとWiFiの設定画面が出ます。付属のリモコンで設定を済ませるとメインメニューが出ます。なかなか美しい画面です。ブラウザーで好きなサイトに行くみたいなことは出来ません。決められたコンテンツをメインメニューから選んでいくだけですが、内容が充実していますし分かりやすく美しいです。右の写真のように歌詞テロップの出る音楽プログラムもあります。これを使って中国語の歌を覚える気まんまんになりました 🙂
AppleのAirPlayにも対応しています。横に並べているApple TVの立場が無いなぁと思いましたがMac MiniのiTunesからの再生が不確かな事が有りましたのでApple TVも併用することにしました。
これで299元はお買い得です。中国在住者限定ですが、お勧めです。