思うところ有って、いままでルートの取得すらしていなかったドコモ版Galaxy Note SC-05Dにカスタム・ファームウェアを導入しようと思い立ちました。で、結果は半文鎮状態になりました。細かいか事はおいといて、正規ファームウェアから出直すことに。最初はKiesで復元できるかと思いましたがファームウェアのダウンロード後にUSBの接続が出来ていなくて完了しません。ということでOdin3を使うことにしました。
ここで書かれているのは、所謂、人柱モード、自己責任モードな手順です。ドコモ、メーカーは勿論、ツールや手順を提供している方々、および私も結果に関して一切の責任は負えませんので予めご承知下さい。
注) この手順でうまく戻らなくなることもありますので、あまり安心しないでください。(いま、いろいろ変更した後に試したら戻らなくなりました。この場合、おそらくカスタム・ファームウェアで進むしかありません)
参考リンク :「しなの気ままにつれづれと」
参考というか、ここに書かれているままです。以上。で記事を終えても良いくらいです。
[ 準備 ]
> Windows PC : わたしの場合はMac OS X+Parallels下のWindows XPを使用しました。
> Samsun Kies : http://www.samsung.com/jp/ から探せば簡単に見つかります。実際に必要なのはUSBドライバーだけですので、単独のUSBドライバーが見つかれば、それでも良いと思います。
> Odin3 : Xda Developerのこの辺りに置いてあります。わたしの物が、ここからダウンロードしたかどうかは忘れましたが、わたしが使用したのはOdin3 v1.85です。
> ファームウェア・ファイル : 参考リンクにあるようにSAMFIRMWAREから入手しました。ユーザー登録が必要ですが、特に怪しげなところは無いように思えます。 検索欄にSC-05Dと入力すると目的のファイルは直ぐに見つかります。わたしはAndroid 4.0.4をダウンロードしました。無料のダウンロードには少々時間が必要です。
[ 手順 ]
– KeisもしくはUSBドライバーを導入
– Galaxy Noteの電源を一度切り、ボリューム下+ホームを押しながら電源を入れます。一度振動したら電源ボタンは離してもOKです。警告画面が出たらボリューム上を押して完了です。
– USBケーブルを接続します。
– Odin3を起動します。ダウンロードしたOdin3を適当なところに解凍し、そこで起動すればOKです。ID:COMのところに何か表示されればGalaxy Noteが接続されたということです。
– Odin3のPDAボタンを押してダウンロードしたファームウェアを解凍した中に入っているSC05DOMLPL_SC05DDCMLPL_SC05DOMLPL_HOME.tar.md5というファイルを指定します。
– Odin3のStartボタンを押すとリストアが始まり、そのうちに自動的にリブートされ、何時もの聞き慣れた起動音が聞こえることと思います。
さて、もう一度、カスタム・ファームウェアに挑戦するかなぁ、、、
追記) もともとドコモ・サービスショップで正規にSIMロック解除を行なっていました。色々と弄りましたが、今のところ無事にロック解除されたままの状態です。
今日からアメリカはニューヨーク州の片田舎に2週間滞在します。ホテルもオフィスもWiFiでGalaxy Noteで接続出来るのでさほどモバイル通信の必要性は無いのですが、ここはひとつSIMを買わないことにはモバイラーの名がすたります。
事前調査はwebでちょっと検索してみた程度で、いきなり店員さんに相談するという方針で望みました。トライした店はBest Buy Mobileという行けてそうな名前の店です。SIMカードとかぶら下がっているところを眺めていると、ちょっと栄養とりすぎなオネーさん店員が親しげに話しかけてきます。こちらの条件を話すと、これなんかどうでしょうとH2OのSIMを見せてくれました。でも、それデータ通信無い方じゃん。質問してると、また戻りますといって中に入ってしまいました。

[ T-Mobile monthly 4G SIMカードを購入 ]
仕方ないのでBEST BUY mobile BUYER’S GUIDEというパンフレットを自分で見てwebでも見たことのあるT-Mobile monthly 4Gというやつにしました。別の店員さんからSIMカード$14.99 (通話料金$3ほど付いてる)と$30のリフィルを購入しました。

[ アクティベーション ]
SIMカードに詳細な説明書が付属しているので難しくはありません。申し込みフォームにIMEIを入力する欄があったので端末が限定されるのかと思いましたが実験してみると別の端末にSIMを移しても大丈夫みたいです。
プランは月額$30で通話100分、SMS, データ通信は無制限のものです。ただしデータ通信は最初の5GBまでがフルスピードらしいです。また、このプランは最初の契約の時にしか選択出来ないものです。 料金は$30のリフィルで行いますが、何故かwebでは番号が無効と表示されてしまいました。1-800-385-1977に電話をして携帯電話番号とリフィルの番号を入力すると無事チャージ出来てSMSでも残高の確認が出来ました。ただしwebでステータスを見ると支払いが完了したことになっていません。その為、データ通信が出来ません。この状態で通話は可能なのでしばらく様子見。3時間ほどして自動的にデータ通信可能な状態になりました。
[ デバイスの対応状況 ]
北米なので周波数的に色々と不安があるのですが、最低EDGEで使えれば良いやくらいのつもりでした。たまたま使用予定だった端末がT-Mobile G2 (HTC Desire Z)なので結果オーライでした。
< T-Mobile G2 (HTC Desire Z) >
まったく問題なし。SIMカードを入れるだけでAPNも自動的に設定されていました。接続もHSDPAです。速度はちゃんと出ている気がしますが、わたしの場合は基準が中国の3Gなのでそこのところ判断のほどよろしくお願いします。
< Nokia E63 >
GSMですが問題なし。EDGEですがAPNも自動的に設定されました。
< Docomo SC-05D (GALAXY Note) >
このテストの為だけにSIMをはさみで切りました。GSMのみで使用可能です。このデバイスで散見される問題ですがRマークが出ています。データローミング可能に設定しないとデータ通信出来ません。APNも自動的には設定出来ませんでした。APNにepc.tmobile.comを設定してEDGEで接続可能でした。EDGEでもそこそこ快適な気がしました(ただし中国が基準なので、、、)。
ドコモ版のAndroidには沢山のプリインストールアプリが搭載されて自動的に起動しています。私自身はあまり気にしていなかったのですがICSにしてから以下のメッセージが頻繁に表示されるようになりました。このメッセージは他のアプリを使用中にポップアップするので、かなり鬱陶しいです。

ルート化して不必要なアプリを消してしまおうかと思いましたが、とりあえずService Killerという常駐アプリを使用して不必要なタスクを閉じるようにしてみました。規定値のままですと、時折先のメッセージが出てきますが停止周期の設定を30分にしてからは、ほぼメッセージがポップアップすることが無くなりました。

ドコモ版Galaxy Note (SC-05D)のICSを使い始め動作の軽快になったことに喜んでいる方も多いと思います。もうひとつ大陸事情な方面で喜ばしいことがあります。時折使用している(せざるを得ない)VPN接続が簡単になっています。今までは標準のVPN接続ではユーザー名は覚えていてくれるのですがパスワードを毎回入力せねばなりませんでした。それがICSにしたところパスワードも覚えていてくれるようになりました。
以前、ICSでL2TPなVPNが接続できないバグがあるという話がありましたがSC-05DのICSは問題ないように思います。
デスクトップにVPN設定を貼り付けておけば2タッチで接続できます。以前、VPNを多用する場合は何らかのツールが必要でしたが、これだけ簡単になればもはや不要です。
PS. ICSの勧めその2があるかどうかは不明です。
やっとのことでドコモ版Galaxy Noye(SC-05D)にもファームウェアの更新(ICS Android 4.0.4)が来ました。中国からなのでOTAはやめて、わざわざWindows XP(Parallels下)にSamsung Kiesを導入してPC経由で行いました。後から情報を見ると、どうもOTAによる更新はどこでも不調の様子で、ちょうど良かった感じです。
更新後、電波を掴ま無くなって焦りましたが、設定/無線とネットワーク/その他/モバイルネットワーク/ネットワークオペレーターを実行後、電波を掴むようになりました。
ドコモ・サービスセンターで行ったSIMロック解除もちゃんと働いているので一安心。
で、本題です。以前、LTEをオフにしてW-CDMAのみにするために使用したメニューが*#2263#で出て来ません。最近のSamsungデバイスと同じであろうと推測しGalaxy S3の情報を漁ったところ*#197328640#でServiceModeに入れることが分かりました。*#2263#の時よりメニューが多いです。以下、バンド選択メニューの出し方です。
*#197328640# (電話のダイアル画面で入力)
[1]DEBUG SCREEN
[8]PHONE CONTROL
[7]NETWORK CONTROL
[2]BAND SELECTION
私は[2]WCDMA Band Preferenceにて[6]WCDMA ALLを選択して使用しています。
サポート外の使い方ですので、この情報が元でデバイスがおかしくなったとしても責任は取れません。あくまでも自己責任でお願いします。

日本に行った際、Galaxy Note搭載のGoogle Mapsアプリのナビゲーション機能を試してみました。実は中国では経路探索は出来るもののカーナビの様な画面表示をしたり音声案内は出来ません。
日本でレンタカーとして借りたプリウスにはちゃんとした車載カーナビが付いていましたので、Galaxy Noteを本当に使っていた訳ではなく並行して動作させて本物のナビとの違いを見てみました。
ちゃんとナビらしい画面が表示されます。音声案内も良い感じです。経路から外れた道を走るとちゃんと再探査も行います。
当然ですがナビモードでは画面が自動的にオフになることもありません。電池の消耗が激しくなるので外部電源は必須と思います。
何度か不可解な経路を表示しました。本物のナビでも時折おかしな経路を表示することは経験的に知っていますが、Google Mapsは少しばかり頻繁に不思議な経路を示していました。

興味深かったのは高速道路でトンネルに入るとナイトモード表示に切り替わったことです。
車載カーナビでは車速パルスを取得しているのでトンネル内を移動中も概ね正しい位置が表示されます。Google Mapsのナビ機能もトンネルに入るまでの速度から現在位置を更新し続けてくれます。トンネル内で車の速度が変化したことまでは分からないのでトンネルを抜けてGPSで位置を掴んだ時点で現在位置が修正されます。よく出来ていると言えるでしょう。
もう少し経路探索が賢くなれば十分にカーナビの代用が出来ると思います。
記事のコメントにてご指摘されましたので、ひとの記事として書いておきます。
ドコモ版Galaxy Noteのテザリングは日本国内ではSPモードが必須でmopera接続では行うことが出来ません。
わたしのGalaxy Noteはドコモの正規SIMアンロックを行ったものです。この場合、海外でデータ接続した場合は特別キャリア等の制限がない場合、特別な操作なしでテザリングが行えるようです。わたしの場合China Unicomの3Gデータ専用SIMを使用しています。通常のAPNを設定するだけでテザリングも使用できています。

上海の南京東路にあるNokia旗艦店にPureVIew808を見に行ったついでに、ちょっと気になっていたUSBバッテリーDC-16を購入しました。お値段は278元でした。バッテリー本体に短いUSBケーブルが付いてきます。携帯電話への給電も本体の充電も、このケーブルで行うことが出来ます。ちなみに、このケーブルは充電専用ではなくデータが通るものです。
細かな仕様などについてはデータシート(PDFへのリンク)を御覧ください。私はThinkPadを思い出させるシックな黒を選びましたが他に白、シアン、明るい赤紫色(fuchsia)があります。カラバリを揃えたいくらいです。
使い方はとても簡単。携帯電話を充電する場合もチャージャー本体を充電するにも単純にケーブルを接続するだけです。試しにGalaxy Noteを充電してみたところ50%程度は充電可能でした。DC-16の容量は2200mAhに対してGalacy Noteの電池容量は2500mAhですので、こんなものでしょう。
本体には4個のLEDが付いています。マイクロUSBコネクターの下にあるバッテリー・マークの所を押すとLEDによりバッテリー残量を確認できます。また充電中はLEDが点滅し充電の状態も確認できます。
軽いので非常用の電源としてカバンの中に常備しています。滅多には使わないのですが、備えあれば憂いなしです。
今時は中華なバッテリーも性能的には問題ないようですし値段もかなりこなれています。敢えてノキアを選んだのは、デザインが気に入ったことと、やはり「愛」(© by 山根博士)ですかね。
Galaxy Noteは大画面が特徴ですから当然動画再生にもトライして見なければなりません。
以前Androidで動画を見ようと思ったこともありますがフォーマットなどの制約からあまり使い勝手はよく有りませんでした。それであまり期待はしていなかったのですが、どうやら随分と動画再生環境が良くなっているようです。
ドコモ版Galaxy Noteの動画再生用のアプリケーションは「メディアプレイヤー」と「動画」の2つがあります。通常使用を縦画面固定にしていても横画面で動画が再生出来るので「メディアプレイヤー」を主に使用しています。
とりあえずは日本で借りた映画をAndroid用に変換したものを視聴してみます。変換にはお馴染みのHandBrakeを使用しました。
HandBrakeにあるプリセットからAndroid Highというのを選べば概ねOKです。ただし、そのままでは縦横比が正しく表示出来ませんでした。我慢出来ないほどでは無かったので最初の映画REDは、そのまま見ました。2つ目にアジャストメントを作成する際に何気なくFramerate (FPS)を”29.97 (NTSC)”から”Same as source”に変更したところ縦横比が正しくなりました。FPSと縦横比ではあまり関係がないような気もしたので別ソースで二通り作成して確認しました。
手持ちの他のファイルもいくつか試してみました。
[ iPad 用ファイル ] 拡張子がm4vだったためか最初メディアプレイヤーのリストに現れませんでしたがフォルダーからファイル名を選んで再生できました。これも縦横比が変です。元はDVDからHandbrakeでエンコードした物でおそらくコーデックはAndroid用の設定と同じでH.264だったと思います。
[ DivX ] 昔存在していたDivXがスポンサーをしていた公式サイトからダウンロードしたものも難なく再生出来ました。縦横比も問題なし。
[ 謎のAVI ] かなり昔にエンコードしたAVIファイルなので詳細不明。これも問題なしです。これも縦横比問題なしでした。
[ FLV ] 最近はあまり使っていないのですが動画共有サービスからダウンロードしたフラッシュな動画も問題なく再生出来ました。縦横比も問題なし。
ということで、手持ちの動画は何でも再生出来そうです。Androidが進化しているのかSAMSUNGが偉いのかは不明ですが、VLCプレーヤーなどを待つことなく十分に動画が楽しめる事が分かりました。
大きな画面のGalaxy Noteで小説を読んでみようと思いたちました。
手軽に名作を楽しむ事の出来る青空文庫関連のアプリを2つ試してみました。ほぼ画面の好みで選べば良い感じです。
[ 縦書きビューワ ]
アプリ内からIPA明朝フォントをダウンロード出来るのが特徴です。また背景に古い文庫本を思わせる画像を配置するととてもよい雰囲気が出ます。
本のダウンロードには「青空プロバイダ」から入手するようになっていますが、都合によりまだ試していません(中国SIMだと使わせてくれないのかな?)。青空文庫のwebページからダウンロードしたデータもzipのまま指定すれば簡単に表示できました。
最初、栞を自動で記録してくれなくて今ひとつと思いましたが以下の設定により使いやすくなりました。
設定/起動時 = 「最新のしおりを開く」
設定/終了時 = 「常にしおりをはさんで終了する」
[ 青空読手 ]
設定項目が少ないアプリです。その代わり何も考えなくても十分に使いやすくなっています。大きなゴシック体フォントでゆったりと表示されるので読みやすいです。
本のダウンロード機能も内蔵されています。ランキング500位までならば手軽にダウンロード可能です。