[ 簡易編集機能 ]
– カーソルが上下に動くようになりました。
– Delキーが効くようになりました。E61などShiftを押して画面右上にShiftという表示が出る機種ではシフトを押した後にバックスペースを押すことによりDelキーと同様カーソル位置の文字が削除されます。
– 未変換文字列の描画方法を変更しました。いままで未変換文字の後ろの確定された文字がバタバタと移動していたのを動かないようにしました。
[ E61新ファーム対応 ]
新しいファームではキーボードの左下の青いキーが効くようになり漢字入力画面で数字等が入力出来るようになりました。新旧のファームをプロパティで判別して新ファームでは以下のような変更をしました。NORさん、ご協力ありがとうございました。
– 数記モードの廃止。
– 記号入力パネルを起動したキーを2回押すと / を入力(E61以外の機種と同じ動作)。
– 句読点のがCtrlの上のキーに変わった(これは勝手に変わっただけです)。
まだ完全な対応とは言えないです。新ファームをご使用の方の提案を引き続きお待ちいたします。
[ その他の変更点 ]
– M+ML辞書のマージが完全でなかったのを修正した。
– 未確定文字があるときに英字モードにして入力を行うと正しい位置に文字が挿入されなかったのを修正。
– 記号入力パネルをバックスペースでも閉じられるようにした。
ダウンロードは以下のURLからお願いします。
http://www.nkozawa.com/html/E61KKJConv.html
ずっと前に「E61キーボードの謎」という記事をエントリーしました。その時は、へんてこりんだけど良く考えられているなぁと感心し納得したのですが、なんとE61の新しいファームではごく普通のキー入力へと変わったようです。
E61も先ごろNokia Software Updaterで更新が可能になったようで、すでに更新された勇者がちらほらいらっしゃいます。提供いただいた情報から判明したのは以下のような事柄です。
– テンキー部分もそのままで英字のキーコードが出力される。
– 左下の青いキーがMIDPでも効くようになった。よって数字や記号は青キーの併用になった。
– スペースの左にある2つのキー、スペースの右のキー、エンターの左の2つのキーなどのキーコードが変更になった。
といった感じです。KKJConvへの影響ですがE61固有のコードの多くが必要なくなりました。幸いプロパティーでバージョンが判別できるのでE61の新旧により色々と処理を変えることにしました。また、句読点等は場所がかわってしまいますが、これはそのままにしておこうと思います。また数字が漢字入力画面や英字モードで入力できるので便利ですね。これにともない数記モードが必要なくなりました。
NORさんにご協力いただいてKKJConvのE61新ファーム対応版も出来そうです。次のリリースには取り込めると思いますので、新ファームに更新された勇者の方々のテストをお願いいたします。
なかなか魅力的な新ファームなのですが、怪しい香港版では試してみる踏ん切りがつかないです。
[ 編集機能 ]
漢字入力画面に簡易編集機能を搭載しました。とりあえず最低限の機能だけです。
– 確定している文字列のみに編集機能は有効。すべての文字列が確定、反転文字が無い時に十字キーで左右にカーソルが動きます。
– 任意の位置で文字列の挿入が出来ます。
– 任意の位置でバックスペースで文字列を削除できます。(DELキーは、また今度 😉 )
画面から文字がはみ出した時の挙動が分かりにくいかも知れません。解説書にて説明していますので疑問を感じたら一読ください。
[ 辞書の変更 ]
– SKK-ML辞書の代わりにSKK-M辞書とSKK-ML辞書をマージしたものをMML辞書版として用意しました。
– ML辞書に入っていた単語の解説を取り除いた。
ダウンロードは何時ものように以下のページからです。
http://www.nkozawa.com/html/E61KKJConv.html
ML辞書の好評に調子に乗ってSKK-L辞書版を作ってみました。いくらかレスポンスが遅くなるものの変換結果は非常に満足の行くものでした。ちょっと普通には必要性が感じられない固有名詞、「笑福亭鶴光」なんて語も登録されています。また複合語も沢山含まれているので、変換効率はかなりよいです。ただしjarファイルのサイズは1.4MB強とかなり大きくなっています。
ダウンロードは以下のURLで、ファイル名はkkjconv086L.zipです。
http://www.nkozawa.com/html/E61KKJConv.html
現行のML辞書版に単語の注釈が含まれているが分かりました。現在のところ、たとえば「警視庁」とかを変換すると、その注釈も一緒に表示されてしまいます。次のバージョンにて注釈を表示しないようにする予定です。
SKK辞書の解説を読んだところML版はL版から色々な要素を差し引いたものでM版とは全く無関係であることが分かりました。そのためにM版で可能であった変換がML版で出来ないということもありうるようです。M版とML版のマージすることを検討中です。
辞書引きのロジックを改良しスピードアップを図りました。元々はBlackBerry7290の速度向上のためでしたが、この結果SKK-ML辞書という1MB(オリジナルのサイズ)ほどの辞書を搭載しても実用的な速度が出るようになりました。
ダウンロードページはKKJConvの解説書に移動しました。以下のURLをご覧ください。MIDP版、BlackBerry版ともにM辞書とML辞書版の両方を用意しました。好みに応じてご使用ください。パッケージのサイズは大きく違いますがメモリーの常駐量は同じです。
http://www.nkozawa.com/html/E61KKJConv.html
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NORさんからのご指摘で見つかったバグの修正です。NORさん、ありがとうございました。
– 漢字入力モードのスペースが半角スペースになっていた(BlackBerryを除く)のを全角に戻した。
ダウンロードは何時もの通りです。(手抜きモード :))
やっとのことでKKJConvのドキュメントを何とか書き上げました。時間がかかっている割に内容はたいしたことはありません。期待しないてください。
実際のところ、使用方法は使ってみれば分かるをモットーに(手抜きではないのか?)、作ってきましたので、特別なキーアサインとかの確認に使用していただければと思い公開しました。以下のurlですので、ご覧ください。また、随時更新していきます。
http://www.nkozawa.com/html/E61KKJConv.html
2週間ぶりの更新です。今回の目玉は更新中の文章をKKJConv終了時に自動的に保管する機能と設定プログラム(KKJSetup)の搭載です。
[ テキストの自動保管 ]
KKJConvをE61で使用していると赤の通話終了ボタンを間違って押してしまい編集中の文章を失ってしまうことがありました。テキストの自動保管機能はKKJConvが終了する時に編集中のテキスト(漢字入力画面とコピペ画面合わせて1500バイト、約500文字まで)を保管し、次にKKJConvが起動する時に復元する機能です。この機能はKKJSetupにて無効にすることも出来ます。
[ KKJSetup ]
KKJSetupはKKJConvの設定プログラムです。KKJConvを導入すると自動的に導入される独立したプログラムです。現在のところ以下の設定が出来ます。
– フォントサイズ、漢字入力画面と記号入力パネルのフォントの大きさを選択。
– テキストの自動保管機能の有効、無効の選択。
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ここしばらくBlackBerry7290を携帯電話として使ってきました。中国移動のプリペイドのSIMを入れて通話とKKJConvを使用しての日本語SMS端末としての活用です。これがなかなか調子が良いです。電話の機能をNokiaとかと比べると色々と負けてしまうのですが、基本は押さえています。色々と気が付いたことを雑然と書いておきます。
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BlackBerry対応のKKJConvを公開します(ブラックベリーで日本語し隊専用?)。
オリジナルのKKJConvをBlackBerry用にパッケージしなおしたものです(オリジナルのKKJConvにもBlackBerry用のコードが含まれています)。
[ BlackBerryでのユニークな操作 ]
– Symキーにて記号入力パネルを開きます。
– 記号入力パネルでの選択動作はダイヤルの回転およびAlt + ダイヤルの回転で行い Enterで決定です。キャンセルはエスケープキーです。
– 漢字入力モードでのショートカットはAlt+Oが追加、Alt+Pが新規コピーです。
– 漢字入力モードでの文字種選択はエスケープキーです。また、左シフトを押してエスケープを押すと、いつでも漢字モードに移ります。
導入は以下のURL(E61用プログラムというタイトルで何なのですが、、、)からkkjcbb083.zipをダウンロードしてください。
http://www.nkozawa.com/html/E61MyProgList.html
BlackBerry7290では少々辞書のサーチが遅いです。これのチューンが今後の課題です。