以前、リビングの液晶テレビにHDMIでMacBookを接続してみたと書きました。その時は一度限りのテストだと思いましたが、最近になってMacBook上のiPhotoのスライドショーやビデオ映像を液晶テレビで楽しむ機会が増えました。
最初のテストではMacBookで音声を出力していたのですが、現在は手持ちのUSB接続のサウンドブラスターDigital Music PX (MacBookでも簡単に使えて気に入っています) を使用して我が家の古いAVアンプ(残念ながら光入力が無いのです)にピンコード接続しています。Dolby Pro Logicで後ろのスピーカーも生かすことが出来、思いの外良い環境になりました。
頻繁に楽しもうとするとMacBookをリビングに持ち込んで接続してというのが、だんだん億劫になってきます。iPhotoのスライドショーはDVDにしてみましたが、写真が荒くなってしまうので今ひとつです。ビデオ映像なども映画ならともかく短い物をいちいち焼いていては面倒ですしディスクの無駄遣いです。
ということで思い出したのがApple TVです。最初Apple TVを知ったときはiTunes Storeで高画質ビデオ映像を売りたいのかな、くらいにしか思わなかったのですが、少し欲しくなってきました。ただ今見ているビデオ映像はほとんどDivXなので何かしらの手間がかかりそうですね。まだ、物欲度的には高くはないので直ぐに購入はしませんが、お値打ち品とか見かけたら気絶してしまうかもしれません。我が家ではiPodも今年に入ってから使い始めましたし、投入金額はまだまだ少ないですがズブズブとAppleにはまっていく音が聞こえるようです。 
前回のベータ版でUnityモード(Windowsアプリのウインドウが単独でMac OS Xのデスクトップに表示されるモード)のスパイダー・ソリテアでカードをドラッグしたときの引っかかりが気になったことを思い出しました。
早速 RC1 で試してみました。かなり動きが改善されています。カードをドラッグし始める時にやや遅れて付いてくる感がありますが我慢できます。
Unityではない通常モードも以前はやや引っかかりが有ったのですがRC1ではスムースな動きになっています。
少し出遅れましたがVMware Fusion 1.0 RC1 (Build 50460)を導入してみました。Unity関連を中心に多くの改善がなされているようです。まだ、ちょっと使ってみただけで特に感想はありません。まずは導入したという事実だけの報告です。だんだんと洗練されてきているので、少し触っただけで大きく変わった印象を持つことがなくなるのは当然のことでしょう。
面白いのはリリース毎にdmgファイルが大きくなっていたのですが、今回の物は直近の物より小さくなっています。
既にユーザー登録されている場合は、ここからダウンロードするのが早いです。

上海の自宅には東芝製の液晶テレビがあります。昨年のモデルで特に凝った仕様のものではなく、ごく普通に中国で売られている物です。
REGZAというブランド名の37インチのテレビです。このテレビにはHDMIなる端子が付いています。端子があるなら、そこに何かをつなげてみない事には気持ちが治まりません。 
このために日本からDVI-HDMI変換ケーブルを運んできました。で、さっそくMacBookの外付けディスプレーとして接続してみます。Macで感心するのは外付けディスプレーの設定の容易さです。ほとんど何も考えることなく使用することができます。設定したのは一つだけです。カラー・プロファイルとしてTOSHIBA-TVなるものが自動選択されていました。これが暗すぎるので適当に他のプロファイルを選択した方が自然な感じが出ます。
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MGMapsのローカルマップにすっかりハマっているわけですが、地図ファイルのコピーでMac OS Xのファインダーの挙動にとまどってしまいました。別地域の地図をMGMapsCacheにマージしようとHDD上のMGMapsCacheをMiniSD上にドラッグ・ドロップしたところ置き換えになってしまいました。Windowsであれば上書きで目的が達成できます。
古くからのMacユーザーには当たり前の事なのでしょうが、私のような新参者には驚きです。苦しいときのGoogle頼みで調べてみても今ひとつ良い解決策が見つかりません。結局のところターミナルを開いてrsyncコマンドを使うというのが手軽で良さそうです。Unixに馴染みのある人には説明の必要もない事ですが、自分自身の覚え書きの意味でコマンドの実行例と簡単な説明を書いておきます。
[ MGMapsCacheを例にとつた基本形 ]
rsync -avg ./MGMapsCache /Volumes/MCARD –exclude .DS_Store
(上のexcludeの前にあるハイフンは二つです)
普通はオプション avg を指定すれば良いようです。その他の注目すべきオブションは以下の通りです。外付けのドライブは /Volumes/ 下にマウントされます。
今回のようにMac以外のためにコピーする場合は –exclude .DS_Store を指定すると良いでしょう。(2007/07/02 追記)
[ その他のオプション ]
-S
ファイルの種類によってはスペース効率の良いコピーを行います。とりあえず指定しておくということでも構わないようです。どういうファイルに効くのか、私は今ひとつ分かっていません 
-E
Mac OS Xのリソースフォークも一緒にコピーする時に指定します。今回のようにSDカード(FAT)にコピーするときは必要ありません。
-u
このオプションはコピー元、コピー先に同じファイル名が存在するときに意味を持ちます。コピー先の同名ファイルのタイムスタンプが新しい時に -u が指定されているとコピーを行いません。
[ コピー元のパス名の最後の / の有無 ]
コピー元のパス名の最後に / を付けるかどうかで挙動が変わります。通常は深く考えずに使用すれば大丈夫と思いますが、思わぬ結果を招くことがあるので練習をしておくことをお勧めします。
パス名の最後に / を付けると、そのディレクトリーのコピー先での作成を抑制するというのが、その意味です。例えば ./MGMapsCache の場合は MGMaspCache自体もコピーの対象になりますが ./MGMapsCache/ にすると MGMapsCacheの下にあるディレクトリーとファイルがコピーの対象になるという意味です。
Mac OS Xを10.4.10に更新後VMware FusionのゲストマシンにUSB機器が接続できなくなってしまいました。例えばメモリーカードなどを接続しようとするとMac OS XからアンマウントはされるのですがVMware側では接続されないままです。
VMware Fusion Beta 4.1 (Build 49528)を導入することで解決します。
6月12日からですから、すでに10日ほど経過していますがVMware Fusion Pre-Orderプログラムというものが開始しされています。VMware Fusionは8月末に正規版の出荷が始まる予定ですが、それまでの間、ライセンスを半額の$39.99で購入できるプログラムです。
いずれVMware Fusionを購入すると決めている方は忘れないうちに購入しておくと良いと思います。
WWDC 2007 Steve Jobs Keynote Addressが配信されています。
http://events.apple.com.edgesuite.net/d7625zs/event/
英語ですが、Macユーザーであれば細かいことは分からなくとも画面を見ているだけで楽しめます。全部で1時間半近いですが、最初の2分だけでも見ておくと話の種になるでしょう。最初の2分の内容については、あちこちのサイトで紹介されるでしょうから割愛します。
さらっと流して見た中で印象に残ったことを書いておきます(昼食もはさんでいるので最初の方は忘れてるけど)。じっくりビデオを見る方はネタバレになるので読まない方が良いです。
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VMware Fusion Beta 4 (Build 48339)を試してみました。今回の目玉はUnity Featureと呼ばれる物です。これはParallelsで言うところのCoherenceと同じです。上のキャプチャー画面のスパイダーのようにWindowsアプリがWindowsデスクトップから解放され他のMacのアプリと同様に独立したウインドウで動きます。
スパイダーソリテアを試しただけですがUnityでの動作は、まだ今ひとつでした。カードをドラッグするとカードがマウスに付いてきません。通常のモードでは全く問題はありません。
UnityにするとWindowsデスクトップが見えなくなります。従ってスタートメニューもアクセスできなくなるわけですが、その代わりにVMwareのメニューバーやLunch ApplicationsというウインドウからWindowアプリを立ち上げることが出来ます。またWindowsアプリをMac OS XのDockに格納することも可能です。
YouTubeにUnity Featureのデモ画像が出ているのがNo Mobile, No Lifeにて紹介されていました。このデモ画像では驚きのパフォーマンスを示しています。一見の価値ありです。うちのMacBookは、そこまで速くはないです。
Ubuntuの本家サイトよりUbuntu Server EditionをもらってきてMacBook上のVMware Fusionに導入しました。
[ VMwareの設定 ]
VMware Fusionの設定ウィザードに従ってLinux用の設定を行います。最後の方でダウンロードしたisoイメージを指定するステップがあります。これを行うとCDイメージをマウントした状態でVirtual Machineが立ち上がり導入作業が直ぐ始められます。ちょっとだけ手間が省けるだけですがVMware偉いです。
[ Ubuntu Serverの導入 ]
Ubuntu Serverの最初の導入メニューで2番目の”Install a LAMP server”を選びます。LAMPとはLinux, Apache, MySQL, Perl/PHP/Pythonが入っているということだそうで、私の目的にかなった選択です。何も考えず最初のメニューでReturnを押してしまうと”Install to the harddisk”が選ばれてしまいます。この場合Apacheから初めて必要なもの全て自分で導入しなければなりません。
画面に従って行くだけで問題なく導入できました。言語は英語で導入しました。日本語にするとVMwareの画面でコンソールを使用するときに不都合が出ます。ただしMac OS Xのターミナルからログインすれば日本語メッセージの表示も正常に行われます。
[ sshとemacsの導入 ]
導入完了後、まず最初に追加導入したのはsshです。sudo apt-get install sshで簡単に導入できます。この後の作業はMac OS Xのターミナルからsshでログインして行いました。VMwareのコンソールを使用すると他のウインドウに移動するのに、手間がかかるのでsshで外部からログインするのがお勧めです。後はsudo apt-get install emacs21でemacsを導入して準備完了です。
[ phpMyAdminの導入 ]
MySQLを管理するのにコマンドラインだけでは大変ですし、ツールを使わないと出来ないこともあります。そこで定番のphpMyAdminを導入します。all-languages.tar.gzをもらってきて適当なところに展開します。私の場合、ホームディレクトリー下にpublic_html/phpMyAdminというディレクトリーを作りました。MySQLに何のパスワードの設定もなされていないので、展開するだけで使用できます。
[ WordPressの導入 ]
とりあえず、うまくサーバーとして導入できているかどうか確認するためにWordPressを導入してみました。予めphpMyAdminでデータベースを作成しておきます。WordPressの導入スクリプト中で作成したデータベース名を指定します。またディフォルトのMySQLの導入状態ではパスワードも設定されていないので、ユーザーはroot、パスワードは空白にします。後は手順通りで何の問題もなく、あっという間に導入完了しました。
Ubuntu Server Editionは初期設定ではセキュリティー的にかなりユルユルな感じがします。私のように外の世界には見せないテスト環境として使用するのには手間が少なくて良いですが、本物のサーバーとして運営するためには、セキュリティー関連の設定をしっかり行わなう必要があります。