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KKJConvの中にE61固有のコードが沢山含まれています。機種固有部分を処理するために自動的に機種を判別するコードを組み込みました。その際に使用したのがSystem.getPropertyというAPIです。

このgetPropertyで得られる値を表示するプログラムKGetPropertyを以下のurlにアップロードしました。KKJConv用の機種判別コードは既に完成していますが、皆さんのデバイスで、どんな値が返るのか今後の参考のために知りたいと思います。もし時間に余裕があれば調べてコメントいただけないでしょうか?

http://www.nkozawa.com/html/E61MyProgList.html

私の香港版、ちょっと怪しい中文E61では以下のような値が得られました。

Encoding: ISO-8859-1
Platform: NokiaE61-1/0610.04.04
Locale:
Configuration: CLDC-1.1
Profiles: MIDP-2.0

何故かLocaleはブランクです。エミュレーターではちゃんと文字がでていたのでバグではないと思います、、、

6/29追記
言語を中国語に変更したら Locale: zh-CN になりました。上のは英語にしていたときです。en とでるべきなのでしょうが、事実上は影響ないでしょうね。

MIDP版漢字入力(まだ漢字は無し)プログラムKKJConvのメインテナンスバージョンv0.51を作りました。

修正した問題点は以下の通りです。 
– nyuなどと入力すると最初のnが「ん」に変換されてしまう。
– 漢字入力画面が一杯になった後に「クリアー」をかけると、その後まったく入力できなくなる。
– E61のシフトキーが効かない
– M600iのバックスペース・キーが効かない。
– シフトキーにもキーリピートが掛かっている。
– 全角スペースが入力できない。
– 漢字モードのスペースが半角である。
– E61で漢字モードで長音を入力するすべが無い。

上の修正と関連しますが、新しいキーの割付は以下の通りです。
– Clearキー、M600iのバックスペースをバックスペースとして扱うようにした。
– Callキーに’-‘を割り当てた。これによりE61の漢字モードで簡単に長音が入力できます。もうニューヨークって入力しようとして困ることはありません。

ダウンロードは前と同じ以下のurlです。
http://www.nkozawa.com/html/E61MyProgList.html

その他の説明は昨日の記事をご覧ください。

週末になり、まとまった時間をコーディングに費やすことが出来ました。とりあえずローマ字変換だけ出来たのでpreview版として公開します。タイトルには反しますが、まだ漢字の入力は出来ません

E61のキーボード(ちょっと特殊なんです)に特化したプログラムですが、その他のフルキーボード搭載機種でも稼動する可能性は大きいと思います。MIDP1.0が動く機種でフルキーボード搭載の機種をお持ちの方は、試していただけるとありがたいです。

MIDPの独立したプログラムであってFEPではありません。ちょっと回りくどい操作を強いられることをお許しください。将来的にはFEPが作れれば良いのですがS60のプログラミングの世界は、全くの未知の世界なので自分にも作れるのかどうかまだ分かりません、、、

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S60 QWERTYキー付エミュレータ

S60EmuQWERT.jpgtoshichanの日記からの情報です。epoc.iniというファイルに貼り付け画像の下に書いた一行を書き込むことによりQWERTYキーボード付のエミュレーターが使えるようになります。良い情報を得ました。ただし元記事にもあるように数字キーでしか日本語入力できなかったです。
configuration epoc_352x416_qwerty.ini

翻訳ウォーカーj北京がW-ZERO3対応になっています

久しぶりに高電社のホームページを見たら翻訳ウォーカーがZERO3対応版が出ていました。

一月ほど前に確認した時にはWM5.0対応版(おそらく、わたしが今使っているもの)のことは書いてありました。そしてZERO3でも稼動するがポートレートのみ対応みたいな書き方でした。

今回のバージョンはZERO3のランドスケープも対応しています。微妙にほしいな。今も、困ってはいないのですが、辞書引きの時はJASJARの液晶を反転させてポートレートに時々しています。

本命のプログラム作っていて改行とバックスペースが効いているのに気づきました。
で、昨日のキーコード表示プログラムを眺めてると、あまりに単純なバグがありました。修正版のV1.1の発行と相成りました。結構、恥ずかしいです。よくあることとは言え、こんなんで大丈夫なんだろうか、、、

http://www.nkozawa.com/html/E61MyProgList.html
新しいファイル名はKKeyCC11.zipです。

NOKIA E61のフルキーボードのキーを押した時にどんなキーコードがMIDPのプログラムで得られるかを調べるプログラムを作りました。CanvasクラスのkeyReleaseイベントで得られるキーコードを16進数で画面に順次表示していくものです。おそらくはプログラマー以外の人には何の意味も無いものです。MIDP1.0が動くデバイスであれば、どんなものでも動くはずです。

以下のurlで公開しています。ファイルKKeyCC10.zipにソースコードと実行コードが入っています。実行コードは展開してbinディレクトリーに入っているKKeyCodeChecker.jarです。

http://www.nkozawa.com/html/E61MyProgList.html

結果として分かったのは、取得したかったEnterとかバックスペースのキーコードは得られないということでした。その他にもキーコードの得られないキーがいくつか、、、

試しにSonyEricssonのP910cでも実行してみました。なんとフルキーボードは、この方法では全く役立たずでした。TextBoxなどのOSの部品を使うような場合は、当然大丈夫でしょう。

S60-3-MIDP.jpgNOKIA E61のプログラミングは手馴れたところから始めようとJava MIDPのSDKを導入しました。手馴れていると言ってもMIDPのプログラムはひとつしか作っていません。当然、そのプログラムは問題なくE61でも動きました(JASJARでは動かすのに苦労した)。ちょっと驚いたのはP910c(おなじSymbianですがUIQのデバイス)に比べてプログラムの立ち上がりが比べ物にならないほど速いです。またE61では数多くの新しいAPIが搭載されているので、多彩なプログラムをMIDPで書くことが出来そうです。

まとまりなく雑然と感じたことを書いておきます。

SDK付属のエミュレーターは言語切り替えによって Chinese, Japanese, English, Thai に切り替え可能です(C++のSDKのものは切り替えがうまく行かないです。わたしが何かミスしてるのかな?)。

Carbide.jというプログラムでプロジェクト管理等を行います。標準MIDPの開発環境のKToolbarと同じようなものです。エミュレーターも含めて、とても重いです。わたしのThinkPad X30では、ちょっと苦しい。

Eclipse等のIDEに自動的にPlug Inを組み込んでくれます。よって普段はEclipseを使えば良いようです。ただし一部の機能はCarbide.jにしか用意されていないようです。

S60にはPersonal Profileは無いみたい。MIDPだけだとClipboardとかに直接文字をコピーすることは出来ないでしょうね。Clipboardに文字をコピーしている別のプログラムを見たのですが、ちょっと回りくどい手順を利用者にとってもらわないといけないみたい。

広州の夜は更けて

mobileGear.jpg
広州に出張に来ています。これが出張の全装備です。短い出張なのにちょっと重装備で反省中。ちょっと前までは、荷物をいかに少なくするかということに美学を感じていました。モバイル機器も、そのためのツールだったはずなのに、現状はこの有様です。

今回初めてモバイル無線ルーター(写真左端)を持参しました。以前は、その存在意義さえ疑っていたのですがJASJAR (HTC Universal)で使用するために購入しました。実際使ってみると便利なことこの上なし。テレビの見えるテーブルにThinkPadを移動してワールドカップ見ながら仕事しています。

モバイラーな方には、改めて言うまでもない新しいモノが写真に写っています。reveilさんが仕事にかこつけて仕事のついでに広州まで運んでくださいました。まだ、ちょっと触っただけですが何か出来の良さをしみじみ感じます。美しいレストランでフカヒレ料理を楽しみながらのモバイル談義も楽しかったです。多謝!

S60-3JP.jpgS60 3rd editionのSDKの中に日本語版が独立して存在しています。他のものは、ひとつのパッケージでLanguageの切り替えを行いEnglish、Chinese、Thaiに変更します(ほんとに切り替わっているかどうか今ひとつ分からない)。また、この日本語版を選んでCarbide c++ Expressのプロジェクトが何故か作成できません。

さすがに日本語版SDKのエミュレーター、英語版では豆腐だらけだった、このブログもちゃんと表示できます(UTF-8以外の文字コード試すのは忘れました)。またSMSの作成画面に入ると右上の文字の種類に漢字と表示されます。エミュレーターの中のテンキーを押すと平仮名が入り漢字に変換できそうです(まだ、今ひとつ操作方法が分かっていません)。そこでPCのキーボードを叩いてみると、漢字モードにも関わらずアルファベットが入ります。このエミュレーターは、一般電話型であってE61のものではないってことなんだと信じたいと思います ^^;)