上海に着いてからゆっくりとデスクトップ・パソコンの設定中です。北京で使っていたものを引っ越してきたのですが Windows XP の再導入からはじめて環境を整えています。中国語会話の本に付属のCDをMP3にしたくてフリーながら高機能なことで定評のある QCD Player を導入しました。
ダウンロード・ページから QCD Player 4.51, 日本語 LANGUAGE PACK, LAME MP3 encoder 1.0 Plug-in をダウンロードして導入しました。さっそく中国語会話のCDをエンコードしてみます。画面上はエンコードが行われているように見えますが、まったく MP3 ファイルが出来上がりません。出力フォルダーは作成されますがファイルが出来ないのです。フォルダーを変更してみたり、長い時間かけていろいろ試してみたところ LAME MP3 エンコーダーの設定で Encoder Methods の設定で低いビットレートを指定していたことが原因とわかりました。標準で設定されている preset standard や Average Bitrate 192Kbps ならば問題なくファイルが出来上がります。
ということで LAME 関連の情報を調べてみると、私の現象とは関係ないですが QCD で使われる LAME を最新のものに入れ替えるという方法があるのがわかりました。方法は簡単で RareWares から新しい LAME をダウンロードします (私は LAME 3.97 beta 2 を使いました)。ダウンロードした zip ファイルを展開して得られた LAME.EXE を C:\Program Files\Quintessential Player\Plugins\ に上書きコピーするだけです。
これで、どんなビットレートの MP3 も作成できるようになりました。

ブログを読んでいる方には今更 RSS リーダーが何であるかは説明の必要も無いと思います。RSS リーダーを使うと多くのブログやニュース配信サイトを効率よく見て回ることが出来ます。その RSS リーダーには自分のパソコンや PDA で稼動させるローカル型のものとサーバーで稼動していて Web ブラウザーで参照するサーバー型のものがあります。
私のようにネットワークの遅い環境では断然サーバー型に利点があります。データ転送を節約するためにローカル型の RSS リーダーを導入したなどという話を見聞きしますが、実のところ必ずしもデータ転送量が小さくなるとは言えない一面があります。何故ならばサイトによっては RSS の要求に対して要約だけでなく全文を送ってくる場合があるからです。サーバー型であれば、自分は更新内容をまとめた結果だけを Web ブラウザーで読むだけなので、大幅にデータ転送を節約できます。
という訳で、私のように貧弱なネット環境ではサーバー型を選ばざるを得ないと言えます。私が現在のところ使用しているのは http://reader.www.infoseek.co.jp/ です。infoseek は中国からは鬼門なのですが、これは大丈夫です。
もう一つ、これは予期していなかった効果です。中国から嫌われてしまったサーバー(注: 添付画像のサイトが嫌われたわけでは無くて seesaa 全体が現在、中国からアクセス出来ません) のデータも概要をつかむ事が出来るので重宝しています。
相変わらず JASJAR がスタンバイ中にハングするという現象が発生しています。現象は一貫していて、充電中は発生しない、電源オフ(スタンバイ)でしばらく放置していると電源ボタンで復帰できないという状態です。
いままではハングしていたらリセットすれば良いだけだったのですが SIM カードを入手した現在は実害があります。データ通信用の SIM なので、通話することは無いのですが SMS が失われてしまうことが実験の結果分かりました。実はハングしているあいだも右側の LED が点滅していたので、もしやと思いその間に SMS を送ってみました。受信を知らせる音は鳴らなかったのですが、リセット後、その SMS を受信することはありませんでした。試しにフライトモード中に SMS を送ってみると、当然のことながら復帰後に受信しました。
間欠的なハードの問題かもしれませんが修理に出すのも容易ではないですし、だましだまし使っていくほか無いかも知れません。

前の記事で怪しい Opera の事を書いたばかりですが Windows Mobile 5.0 をサポートした Opera 8.5 Beta が
opera のページから入手可能となっていますので試してみました。
怪しいバージョンとページの表示のされかたが微妙に違います。後はメニューが英語であるだけでとりあえず問題なく使えています。
気づいた事を二つ、
– ファイルのアップロードを試そうとしたがファイルダイアログが出ない。誰も PDA から、そんなことはしないってこと?
– 文字のエンコードを選択する画面が見つからない。怪しいバージョンではどうだったか未確認です。エンコードは機能してるようではある。
ちなみに、このベータ版は 45 日間試用できます。

ちょっと出遅れですが
XDA Developers のスレッド
に有った方法で Opera を試してみました。
ただし 現在入手できるバージョンにはパッチは当たりません。
少しだけ中身をのぞいてみましたが、パッチで書き換えられたコードの飛び先に相当するコードは見つかるのですがパッチそのものと同じ部分は見あたりませんでした。
パッチの存在を Opera 側が察知してコードを書き換えたのかもしれません。
Opera for Windows Mobileのページによると Windows Mobile 5.0 用もすぐリリースされると書いてありますのでよい子は待つこととしましょう。
肝心の使用感ですがかなり良いです。画面の再現性も素晴らしいですし、画面操作においてキーボードが効果的に使えるような感じがします。
Netfront とともに正規バージョンが出そろうのが楽しみです。

いまさらですが、やっと JASJAR (HTC Universal) に SIM カードを買いました。去年から上海に移動するタイミングでと考えていました。入手したのはデータ専用の「隋e行」というものです。上海入りした翌日に小さな上海移動のお店に行ったのですが、この SIM は置いていなくて大きな営業所を紹介されました。それで、休日まで待って、やっと入手することが出来ました。
メニューは色々あるのですが 1200元先払いのものを購入しました。これで一年間、毎月 500MB までは使えるとのことです。もっとも中国の GPRS は、スペックにおぼつかない速度しか出ていないような気がしますので 500MB を使い切ることはないと思います。まぁ、色々試してみようということの一環です。あと、中国移動が空港とかホテルに設置している無線LANを使うことが出来るようです。
写真は、昨年から中国で購入した SIM カードの抜け殻です。一番上が北京で使っていた物で全球通(と呼ぶのかなぁ?)、後払い式で毎月 200 元払って毎月 500MB (多分?) の GPRS を使える契約でした。電話と兼用ですし、さほど頻繁にはデータ通信には使っていなかったです。100元のメニューで良かったかもしれないです。
2つ目は上海移動のもので神州行というプリペイド式のものです。これも GPRS 可能です。説明書見ても料金は書いてありません。当然、従量制なので沢山データ通信使うと、それなりにお金がかかるのかと思います。
一番下が隋e行です。果たして、これがリーズナブルな物なのかどうかは分かりません。せっせと JASJAR から使ってみることにしましょう。
北京での仕事は、もともと昨年1年限りのものでした。それを無事勤め上げ(ホントか?)、今年は新たに上海で仕事をすることになりました。
ということで、早速仕事をサボって会社の近くの無線LAN完備のお店でお茶しています。もちろんJASJARを持参しています。なんか癖になりそう、、、
もし今後、勤務時間とおぼしき時間にブログを更新していたらJASJARと共にお茶してると思って下さい。

JASJAR (HTC Universal) と Noise Cancelling Headphones HN-505 の組み合わせでで動画を楽しむというのが旅行のときのスタイルのひとつになりました。HN-505 は以前から飛行機に乗るときの友として愛用してきました。ここに JASJAR の動画再生環境が加わって完璧なものとなりました。
中国国内線で、この組み合わせで動画を楽しんでいる、あやしい日本人見かけたら私と思って間違いないでしょう。
翻訳ウォーカーj・北京V2を HTC Universal に導入しようとして玉砕された報告がキッドさんの所やbichirさんのところに上がっています。それを見て半ばあきらめていたのですが、なんと店頭のパッケージに ‘Windows Mobile 5.0 にも対応’ というシールが貼られています。さっそく購入してしまいました。普通に付属の SD カードを挿入して導入を行うと、なんの問題もなく完了しました。ちょっと画面からボタンがはみ出したりしているところもありますが、とりあえず使用可能です。わたしの JASJAR は素の状態では無いので、JASJAR オリジナルの状態で導入可能かどうかは分かりません。多分、ストレッジの空きが十分あれば大丈夫なような気がします。
本体ストレッジに導入したところ 17.28MB を消費してしまいました。辞書は SD カード上です。他の SD カードを使用する場合は Kodensha というフォルダーをコピーすれば OK です。
j北京導入後、有名な SIP 切り替え問題が頻発するようになりました。プログラムを立ち上げようとすると中国語手書き入力が使用できません、みたいなエラーが出ます。じぃさんの SIPz が必要です。
Windows Mobile 5.0 対応に当たって何か変更が入ったのだと思いますが、高電社のサイトに関連情報は見当たりません。参考までに SD カードのルートのファイル情報を載せておきます。

2005/01/08 – リンク変更とTB送付