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最近はFPVドローン(いわゆる、レースドローン)ばかりを飛ばしています。FPVドローンでは動画を撮影するわけですが、動画だけではなく切り出した写真を公開することもあります。模型飛行場で飛ばした動画をチェック中に、飛行場の全景を写真として切り出したいと思いました。飛ばしている時は、そんなことは考えていなかったので部分的なショットしか得られませんでした。そこで思い出したのがMicrosoft ICEというソフトウェアです。これを使うべく、材料として使用する写真を何枚か用意してICEを立ち上げてみると、New Panorama From Videoというボタンがあるではないですか。

ということで、切り出した写真を使うのをやめて、ビデオを読み込ませてパノラマ写真にしてみました。手順は簡単です。New Panorama From Videoで元となるビデオファイルを指定します。パノラマにする部分だけにトリムして読み込ませるといきなりパノラマ合成が出来ます。長いビデオを読ませると、パノラマ合成をする部分を手動で指定するための画面が表示されます。

パノラマ合成されたあとは細かな調整を行いパノラマ写真をexportします。このあたりの詳しい手順については「DJI Spark スフィア撮影(360度パノラマ)したものをVR化する / How to make 360VR picture from DJI Spark spherical pano pictures」をご覧ください。

空撮に限らず、アクションカムで撮影している時にゆっくりとパンしながら景色を撮影しておけば、あとからパノラマ写真にすることも出来ます。これは一度試してみる価値があると思います。オススメです。

よく見るとスティッチが破綻している部分もありますが、全体を俯瞰したいという目的は十分に得られます。これだけ使い勝手が良くて良い結果が得られるアプリケーションが無料で公開されているのはありがたいことです。

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