b-mobile 3Gで使用しているUSBモデムはZTE MF626という物でSIMロックはされていません。またGSM EDGEもサポートしているのでハードウェア的には海外キャリアのSIMでも使用出来るはずです。ただしドライバーはMF626の内部に入っていますが汎用の接続ソフトはb-mobileからは提供されていません。最初はドライバーのみ組み込み、手作業で接続しようと思いましたが、すぐにギブアップしました。
最近、MU350で遊んだ事もあり再度MF626の中国での活用に挑戦することにしました。インターネットを彷徨う事30分、ZTE Australiaのサイトにて接続ソフトが見つかりました。なぜ、以前は見つからなかったのか不思議なくらいです。
2011/06/16 修正) 上のリンクは現在無効です。代わりにここからドライバーが入手できるそうです。twitterで教わりました。元記事は「紅玉のぼあきんぼあきん-ADSL不調につき」です。
[ ドライバーの導入 ]
ドライバーはWindows, Mac OS XともMF626の本体に内蔵されています。MF626をPCに接続すると最初にCD-ROMとして認識されるメディアの中にsetupプログラムが入っていますので、通常のソフトウェアの導入と同様に画面に従っていけばドライバーが導入されます。ドライバー導入後にPCを再起動しておきます。
追記) Mac OS Xの場合、下のTelstra Turbo Connection Manager.mpkgの中にあるdrv.pkgを入れた方が良いかも知れません。
[ 接続ソフトの導入 ]
上のリンクよりConnection Managerをダウンロードします。
Windowsの場合はzipを展開しZTEMODEMフォルダーのAutoRunもしくは、その下のInstaller/setup.exeを起動し画面に従います。
Macの場合、私の環境だけの問題かもしれませんが素直に導入できませんでした。
- まずzipがダブルクリックで展開できず、ターミナルからuznip MF626_MAC_UIM02.zipを実行したらmpkg形式のファイルが展開できました。
- 次に、このmpkgをダブルクリックしてもエラーとなりました。
- Telstra Turbo Connection Manager.mpkgの上でマウスの右ボタンを押し、「パッケージの内容を表示」をクリックします。
- その中にあるapp.pkgをダブルクリックしプログラムの導入を行います。
MF626を接続した状態でConnection Manager上のアイコンでDevice OnlineとUSIM Readyが確認できればOKです。
[ ネットワークの設定 ]
キャリア名などが表示されていない場合はネットワークの設定が違っているかもしれません。私の場合3G Onlyになっていたため最初はネットワークに接続されませんでした。
Mac OS X版はSettingsアイコンを押します。Windows版はSettingsを押してNetworkアイコンを押します。内容はみれば分かると思いますので、適当な設定を選びます。
[ 接続設定 ]
規定値としてTelstra.Internetという接続が設定されています。それとは別に設定を追加します。
Mac OS X版ではInternetアイコン、Default ConnectionのプルダウンでEdit Configurationを選択します。+ボタンで新たな設定が追加できます。Windows版は、Settings/Connectionの画面にてAddボタンを押します。
設定内容はキャリアによって違うと思いますが中国移動の場合、以下の項目のみを設定し他は規定値のままで大丈夫でした。
ProfileもしくはCnfig Filename = 適当な名前
Telephone NumberもしくはDial Number = *99# もしうまくいかなければ *98*1#
Use the Folllwing APN nameにチェックしAPN = cmnet
追記) 実は上のMac OS Xでのテストを行ったのは実験的に導入したMac OS Xでした。その後、本環境であるMac OS Xで同様の設定を行ったところMF-626がうまく認識されなかったり、接続できなかったりしました。結局Telstra Turbo Connection Manager.mpkgに含まれていたdrv.pkgを導入後、安定して接続できるようになりました。検証していませんが、以前に手動によるb-mobile 3Gの設定を行っていたのが関係しているかもしれません。
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