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HuaweiE3276
Raspberry Piから携帯電話のデータ通信に接続するべくUSBタイプのモデムHuawei E3276を購入しました。E3276を選んだのは実績があり手頃な値段で入手出来るからです。

到着した物はTモバイルのロゴが入ったものでした。初代Raspberry PiはUSBコネクターからの電力供給に不安があるので最初からバスパワーを供給したUSBハブを使用して接続しました。

ここで特別な手順を紹介するわけではありません。ただ、色々なツールやスクリプトが散在していて一番簡単に接続できたスクリプトにたどり着くのに少々時間がかかったのでメモ程度に記録しておくためです。

とりあえず接続してlsusbコマンドで存在が確認出来れば一安心です。

ID 12d1:1f01 Huawei Technologies Co., Ltd.

おそらくは、こんな感じで表示されます。この12d1:1f01はドライバーを導入するためのメディアモードとして認識されていることを示します。これをモデムモードにスイッチして適当なATコマンド(パソコン通信時代の方々にはお馴染みのモデムを制御する文字列)を投げかければデータ通信が出来るようになるはずです。さほど大げさなことでは無いのですが、ちゃんとした方法がなかなか見つかりませんでした。

最終的にはGitHubで見つけたhuawei-connectというPythonスクリプトを使用したら一発で接続できました。Readme.mdに書かれている通り、必要なツールやモジュールをapt-getで導入してhuawei-connectスクリプトにAPNを指定して実行するだけでデータ通信が出来るようになります。

lsusbで確認するとhuawei-connectがusb-modeswitchを呼んで以下のように変わっていることが確認できます。

ID 12d1:1506 Huawei Technologies Co., Ltd. Modem/Networkcar

ifconfigでwwan0にIP addressが割り当てられていることが確認出来れば成功です。もしエラーする場合はdebugオプションを付けて実行します。debugオプションでは詳細なメッセージをstderrに出力するのでスクリプトが何を行っているのかを確認するのにも有効です。

1more
アスキーの記事で1MOREのイヤフォンを見かけて、さっそく試してみることにしました。記事中で紹介されている一番安いモデル(1M301)は中国の小米サイトでも取り扱いがあります。ということで、何時もの小米サイトで朝9時にオーダーしたら午後3時には宅配ロッカーに入りました。小米は在庫があると、何時もこんな感じで当日、もしくは翌日に配達されるので気持ちが良いです。

ということで、到着した129元(約2170円)の1MOREのイヤフォン、美しいケースに入っています。とても格安イヤフォンとは思えません。付属品は各サイズのイヤーパッドと金属製のクリップ、それとソフトケースです。

[ ケーブルの擦れ音、風切り音 ]

小米携帯電話の純正イヤフォンと同様でミニジャックから分岐部分までは布っぽい織り上げのシールドがかかっているしなやかさのあるケーブルです。分岐部分からイヤフォンまでは柔軟性は高いですが普通のビニール被覆のケーブルです。静かな環境で耳に装着して、このビニール被覆のケーブルを触るとかなり耳障りな音がします。シュアがけをしたいところですが、リモコンが耳の後ろに回ってしまいます。分岐部分の長さは十分なのでリモコンの位置を気にしなければ大丈夫とも言えます。普通に装着することにして付属のクリップを使って胸元でケーブルを固定すると擦れ音の発生はかなり抑えられます。実際の環境で使ってみると、これでほとんど擦れ音を気にすること無く使用できました。
1MoreClip
[ 鳴らしてみる ]

iPod touchに繋いで色々な音楽を鳴らしてみました。鳴らした瞬間に、これは良いと思いました。次から次へと色々なジャンルの音楽を鳴らしてみたくなります。音質に関して語るだけの技量はないので、どんな感じかは先のアスキーの記事やAV Watchの記事を御覧ください。AV Watchの記事に1MOREの理念として「優れたヘッドフォンやイヤフォンを驚くほど手頃な価格でお客様に届ける」と書かれています。まさに、それを実現していると思います。中国メーカー侮りがたし。

[ リモコン ]

携帯電話での仕様を想定してマイク付きのリモコンが付いています。このリモコンがiPhoneでもAndroidでも同様に使用できるのがとても便利です。

格安モデルで感動したのでハイレゾ対応を謳う高級機も試してみたい。公式ページによると中国各地に体験出来る店舗があります。残念なことに上海は一店舗だけ、それも松江にあるようです。家から松江まで地下鉄で一時間強、ほぼ行く用事の無い場所なので、よほど時間のある時にしか行けそうもありません。

外付けBluetoothオーディオアダプター

10年以上前に購入した小型スピーカーJBL on tourを引っ張りだしてきて聴いているうちに、これを何とか無線化出来ないものかと思いました。最初は分解して内部にBT基盤を組み込めたらかっこ良いと思いましたが、分解が難しいのと内部の空間を考えると無理があるので諦めました。といったことをFBに書き込んだ所、TJさんから外付けのブルートゥース・オーディオアダプターがあることを教えてもらいました。

通販サイト淘宝で調べてみると何種類かの製品が見つかりました。据え置きで使用するので、やや高機能なTS-BTAD01というものを試すことにしました。

TS-BTAD01

使い方は簡単です。電源用のUSBケーブルとスピーカーを接続し、端末からBTAD01という名前のブルートゥース機器に接続するだけで音がなります。本体は軽いですが、大きさは想像よりやや大きいものでした。といっても邪魔になるほどではありません。表面にはaptXコーディックのロゴが入っていますが、我が家にaptX対応機器があるのかどうかも知らない状態ですので、その効果のほどは不明です。

さっそくJBL on tourと接続して鳴らしてみると、とてもよい感じです。値段的に較べてはいけないのですが、小米の格安Bluetoothスピーカーとは、まったく次元が異なります。

BTAD01_connectors

音声出力はステレオミニプラグだけではなく、同軸ケーブルと光ファイバーも用意されています。せっかくなので光接続でヤマハのAVアンプRX-V473に接続してみました。これも中々良い感じです。もしかするとJBL on tourではなくAVアンプで常用することになるかもです。と、思いましたがRX-V473にはAirPlay機能が搭載されているのでiOS機器で音楽を鳴らす分には必要なしです。

BTAD01_AVamp

電源もRX-V473のUSB端子から供給してみました。TS-BTAD01付属の電源アダプターは5V2Aのものでしたが、もっと電流値は実測で0.1Aに満たないので、どんなUSB端子からでも気軽に電源を取得できます。

アマゾンでも同じ製品を売っているのを見つけたが、技適マークについては不明。

小米のイヤフォンを試す

XiaomiEarPhone1 XiaomiEarPhone2

またしても小米(Xiaomi)製品のレポートです。これも99元(日本円で1700円ほど)です。

小米の携帯電話用に作られています。そのためマイクとリモコンが装備されていますが、私は主にiPod Touchで使用する予定ですので、ただのステレオ・イヤフォンとして試してみます。

音質は全く問題なし。手持ちの色々なイヤフォンと聴き比べてみましたが遜色無しです。やや低音が強調されている気もします。これも持ち味と考えられば良いでしょう。普段使いしているソニーXBA-10の座を十分に奪うことが出来ます。99元とは、とても信じられない出来栄えです。

ミニジャックから分岐部分までのケーブルはシールドが網状になっていてしなやかさと高級感があります。残念なのは分岐部分のケーブルは安っぽい感じで、ちょっと触ったり襟に当たると大きな擦れ音が耳の中で響きます。これは安価なイヤフォンの宿命とも言える現象ですが、一部に高級なケーブルが使用されていることを考えると少し惜しい気もします。

この擦れ音を回避するためにシュアー掛けをします。分岐部分のケーブルが短めですが、なんとか耳の後ろに回せます。ただし、マイクとリモコン部分が耳の後ろに回ってしまいます。リモコン部分は軽量ですし、もともとリモコンもマイクも使用しないつもりなので問題は有りませんが、やはり惜しい感じがします。

もう少し分岐部分のケーブルを長くするか、あるいは擦れ音が少ないケーブルであれば、さらに満足度が上がること間違いなしです。

小米の格安Bluetoothスピーカーを試す

Mi_Speaker

すっかり小米(Xiaomi)ファンとなっていしまいました。性懲りもなく小米デバイスのお試しレポートです。今回のブツはブルートゥース・スピーカーです。小米では何種類かの小型スピーカーが提供されていますが、その中でも最も安価な99元(日本円1700円ほど)のヤツを試してみました。

簡単にスペックを列記しておきます。

見た目はなかなか奇麗にまとまっています。小型軽量ですので出張用のスピーカーとして活用するつもりです。入力はBluetoothのみと潔いです。USB端子がありますが充電用です。スペックにAVRCPと書かれていますが、電源ボタンにより停止、再生が出来るのみで早送りなどは出来ません。また再接続時に自動的に再生が開始するという、お節介な仕様にもなっています。

音質については99元ですし、多くを求めてはいけません。気軽に鳴らす分には全く問題の無い音です。音質を文字で語るのは難しいですが、小型BluetoothスピーカーであるJBL CLIPと聴き比べると雑な印象があります。それでも小さい割には一生懸命に低音を響かせている感じには好感が持てます。音量もそれなりですが、一人で聞く分には十分すぎる音が鳴ります。

バッテリーの持ちは出力効率40%で音楽を鳴らして10時間と書かれています。実際にテストをしてみました。まずまず大きめの音でニュースを少しと音楽を鳴らし続けて、2日に渡るテストで合計14時間以上使用できました。バッテリーの持ちについては大満足です。

自動的な電源オフなどは行わないようです。偶然、接続待ちのまま放置したとことがありますが24時間以上経過した後に接続して音が鳴り出してびっくりしたこともあります。

アマゾンで見つけた、これが同じものかも。技適は?という疑問もあります。

上海交通カードのNFC対応状況について調べてみました。

[ きっかけ ]
常用している中華アンドロイドであるMoto x pro(Nexus 6の中国版)がクレジットカードとか上海ヤマザキパンのポイントカードに反応して下のような画面を出したからでした。
NFCCardBaiduMap NFCCardBaiduHelp
意図せずNFCカードに反応することは以前から有りましたが、ある時から中国の定番地図アプリである百度地図が反応して交通カードのチャージをする画面が出るようになりました。ヘルプを見ると北京の交通カードだけが対応しているようです。また、自分が使っている上海の交通カードはNFCとして全く反応しないので、そんなものかと諦めていました。

[ 上海交通カード専用アプリケーション ]
しばらくして、上海交通カードおよびETCカードのための携帯電話アプリケーションがあることが分かりました。webサイトを見るとNFC充値(チャージ)とか書いてあります。これは試してみるしかありません。

[ 古い上海交通カードは非対応 ]
アプリケーションを導入はしてみたものの、もともと手持ちの交通カードがNFCカードとして認識されないことは変わりません。アプリケーションの画面を色々と見ていると、どうもカード番号が U から始まるものを使用しないとダメなようです。

最近どこからか貰った未使用のカードを見ると、U から始まるカード番号です。これを携帯電話に近づけると、思った通りNFCとして認識されました。

[ 余額確認 ]
NFCSHJTCard

[ 履歴 ]
NFCSHJTHist

貰い物のカードなのだけど、何故か使用記録があります。

[ チャージ ]
NFCSHJTCharge

NFCSHJTChargeUP

チャージはUnion Payで行います。支付宝のQRコードでも出れば実際のチャージを試してみるところですが、私の中華アンドロイドは、あまりセキュアでは無いのでカード番号を入力してのチャージは止めておきました。

MINISOのイヤフォンを買ってみた

何時ものようにMINISO、メイソーをフラフラのぞくとイヤフォンが試聴出来ることに気付きました。ただし売っている商品は沢山有りますが試聴出来るのはひとつだけでした。

下の写真のインナーエアーなイヤフォンが試聴出来るようになっているので手持ちのiPod Touchで試聴してみると結構良い音がします。値段を確認するとなんと20元(本日のレートで367円)。しかも日本語で書かれたパッケージには税込み540円と書かれています。これはお得だ(笑) <-意味深

MINISO_Earphone1

ということで買ってきました。なんせ20元だし。

パッケージは完全に正しい日本語で書かれています。裏には説明と注意事項も書かれています。

MINISO_Earphone3

パッケージにはサムソン対応と書かれています。確かにサムソンの携帯電話に付属していたものに似ています。

MINISO_Earphone2

実際に使ってみるとiPhod touchではリモコンでスタート、ストップが可能ですが音量は調整出来ません。中華AndroidなMoto X Proでは音量調整は可能、スタート、ストップは反応しますが用途不明でした。音質は試聴した時は結構いけると思ったのですが、家に帰って普段使い(消耗品扱い)なソニーのイヤフォンと較べてみると、やはり今ひとつ。それでも20元と考えると素晴らしい出来栄えです。予備としてカバンに入れておくのにはちょうど良い品物です。

おまけ、あまりにもサムソンの純正品と似ているので並べてみました。左が純正品です。

MvsS

MINISO vs 小米 LEDライト対決

MINISOvsXiaomiLED

モバイルバッテリーに続き小型LEDライト対決です。写真の左側がMINISO(メイソウ)、右側が小米のものです。これも良く似ていてます。

パッケージを外してみると更に似ているというか、どちらかがコピーしたのでは無いかと思えるくらいです。

MINISOvsXiaomiLEDfaceMINISOvsXiaomiLEDback

一覧表で比較すると次のようになります。

LED個数 消費電流 スイッチ 値段
MINISO 6灯 0.15A 無し 15元
小米 10灯 0.12Aから0.48A 5段階輝度切り替え 19.9元

小米の方は根本近くに押しボタンがあり、5段階の輝度切り替えに加えて長押しで消灯することが出来ますのでデスク上で常時通電したまま使用するといったことも可能です。

XiaomiLEDonDesk

NOKIAモバイルバッテリーと小米LEDライトの組み合わせ、自立するので使いやすい。

LEDの色はMINISOが青っぽく、小米は柔らかみのある色です。小米の方がかなり明るく手元で照らせば読書灯として十分使えると思います。モバイルバッテリーと組み合わせればどこにも手軽に持ち運べ広い用途で使えそうです。これは圧倒的に小米の方がお勧めです。


日本のアマゾンで小米のLEDライトが見つかりましたが、古いモデルのような気がします。

MeisoXiaomiBattery

見た目がとても似ているMINISO(メイソウ)と小米のモバイルバッテリーを簡単に比較してみます。写真の左が小米で右がメイソウのものです。両者とも銀色に光ったボディーが美しいです。4個のLEDで残量が確認できるところまで含めてそっくりです。

MeisoXiaomiBTConnector

MINISO,メイソウ,名創優品は中国ウォッチャーの間ではお馴染みの100円ショップ風な雑貨店で中国各地に出店しているほか、日本やシンガポールなどグローバルにも展開しています。最初の頃はなんちゃって日本語で書かれた説明などで日本人の間では話題でした。実際のところ品揃えはなかなか面白く。今現在は若い女性が主な客層になっているようで、いつも賑わっています。ケーブルやバッテリー、工具なども格安で揃えているのでガジェット好き人間も目が離せません。

小米はアンドロイドをベースにした携帯電話を発売し、そのクオリティの高さで一気に人気ブランドになった会社です。最近ではwebサイトでテレビから小物アクセサリーまで幅広く販売しています。売っているのは小米製品ばかりではありませんが、どれも厳選されたクオリティで安心感があります。

ざっくりとした比較は次のようになります。

容量 USB口 出力 重量 値段 備考
MINISO 4000mAh 2 1A/2.1A 125g ?元
小米 5000mAh 1 2.1A 155g 49元 USBケーブル付き

容量についてはテストは行ってはいませんが、使用感からは問題ないように思えます。出力電流についてはMINISOの2.1Aの出力と小米で様々な負荷に接続して計測してみました。両者とも同じ電流値を示します。どちらも問題なく同様に使用できると言えます。

MINISOの方の値段ですが50元前後であったと記憶しています。実は値段を確認しに店舗へ行ってみましたが、すでに同じ製品は無くなっていました。近い容量の5000mAhのものはオシャレな色付きでケーブルが付属したものに置き換わっていました。これは59元でした。

値段も仕様もほぼ同等と言えます。街で気軽に買えるMINISO、通販でしかも配達の速い小米(住所によるでしょうが我が家の最短記録は注文から6時間で配達されました)、どちらにもメリットがあると思います。

XiaomiBattery

小米の単体は49元(約909円)で短いUSBケーブルが付属しています。わたしは、これにLEDライトとケースが組み合わされた79元(約1465円)の物を購入しました。かなりお得感があります。

XiaomiBTKit

小米TDS水質検査器を買ってみた

XiaomiTDSPen

最近は小米の小物ばかり買っている気がします。今度は水質検査としてTDSという水に不純物が含まれている割合を測定するメーターを買ってみました。39元と格安です。

使い方は水の中に入れてボタンを押すだけ。細かい説明は小龍茶館を御覧ください(手抜きモード)。

早速調べてみた。

タンクで買っている給水器の水。うちで買っているのはミネラルウォーターではなく純浄水というやつ。出てきた数値は0でした。最初の検査なので数値が出たのかどうかもよくわかりません。少し動かすと時折1になるので計測はしているようです。

Waterserver

台所にはアメリカのメーカー制作のフィルター(安い物です)が設置されています。それを通した水を測ってみるとだいたい150。一般的、多くも少なくもないみたいな感じ。

では、フィルターを通さない水道水はどうでしょう。調べてみたら153くらい。生の水道水もさほど悪くないのだけど、問題はこのTDS値を見る限りではせっかく設置したフィルターの効果があまり出ていないことだ。これは小米の浄水器を買えということなのか、、、