Dropbox

今まで、このブログにアップしてきた JASJAR (HTC Universal) の画面は開発環境に付属している Remote Zoom In というプログラムを使用してきました。JASJAR と PC を USB で接続しておいて PC 側から画面を取得するというものです。PC 上に画像ファイルを作成するのでブログにアップする際には、とても便利です。ただし VGA の解像度で取得するわけではないので画像は美しくありません。ま、ブログのためだけに画像を取得しているので問題はありません。

ということで JASJAR 単体で動作するキャプチャー・ソフトを真剣に探すことは無かったのですが偶然に「仕事人」さんの JPG! JPG! というキャプチャー・ソフトに出会いました。これは W-ZERO3 に標準で付いているキャプチャー機能の置き換え用として公開されています。なんと W-ZERO3 の標準キャプチャーは BMP ファイルを作成するそうで JPG! JPG! を使うことにより jpeg でキャプチャーできるようになります。
この JPG! JPG! は JASJAR でも快適に動作します。ただし JASJAR で使用する時には以下のような手順を踏むことになります。
– 適当なフォルダーにプログラム実行ファイル s_capt3.exe をコピーします。
– ショートカットを \Windows\Start Menu\Programs に作成する。
– Settings/Buttons にて適当なハードウェア・ボタンに s_capt3.exe を割り付ける。
以上にて、何時でも割付を行ったハードウェア・ボタンを押すことによりキャプチャーが行えます。
イメージ・ファイルはルートに取得されます。ファイル名は SCRNnnnn.JPG のようになります。nnnn は 0000 から 9999 までの数値です。

ショートカットを自分で作成するのが面倒だという方は CAB ファイルを作りましたのでご利用ください。
仕事人さんに CAB ファイルによる JPG! JPG! の2次配布のお願いをしたことろ快諾してくださいました。ありがたいことです。

JASJAR と Bluetooth A2DP スタック 2題

きょん☆あさんのところでも紹介されていましすが Windows Mobile でも A2DP スタック (オーディオサポート) が動いている機種もあるようです。実は、この記事で紹介されているパッチを JASJAR (HTC Universal) で試していました。別に勇者になりたかったのではなくて、せっかく i.Tech Clip S を持ってるので単なるネタ作りとして試してみたかっただけですが、、、
Bluetooth Services気分は A2DP です。
一瞬、ほんとは動くのではないかと思わせます。世の中、そんなに甘くはありません。
Bluetooth Audio TabBluetooth の設定タブも沢山出てきます。A2DP だけをサポートしたスタックではないのですね。しかも、日本語 !!
このパッチを導入しても Bluetooth のヘッドセットから残念ながら音はでません。しかも、それだけではなくて本体からも全く音が出なくなってしまいます。一瞬、あせりましたが、導入したパッチを Remove すればちゃんと元にもどりました。

もうひとつニュースがあります。本当に JASJAR で A2DP が動いているという記事がありました。
この記事のコメントを読んでいくと、このコードは ROM イメージで提供された物のようです。
また i-mate は1月には新しい ROM イメージを提供すると言ってるようでもあります。

JASJAR アプリの日中混合文字サポート

JASJAR (HTC Universal) の標準アプリと PhatNotes で日本語、中国語が同時に扱えるかどうかテストしてみました。

JASJAR 単体 (むろん日中フォント導入済み) では、完全に日本語、中国語を混合して使用できる。

ただし ActiveSync して PC にデータを移すと中国固有漢字が多くの場所で ? に化けてしまう。例えば「你好」が「?好」みたいになってしまう。
Outlook 全滅みたい。 PhaNotes の場合は Subject が化ける、中身は大丈夫みたいです。
(Outlook は JASJAR に付属の英語版を日本語 Windows2000 に導入した状態でのテストです)

P910c などで文字が化けた場合 Sync の時に化けたデータが電話機側に戻されたり内容が重複したりしましたが、そういったことは起こりませんでした。

JASJAR のセキュリティー・オプション

JASJAR で署名の無いプログラムを導入しようとしたり実行しようとすると確認の画面が出ます。
実際のところ導入したいとや思っている便利なツールの類、特にフリーで出回っている物は署名など付いていないのが現状です。結局のところ確認画面が出たところで、そこで思いとどまってキャンセルすることなど皆無と言って良いでしょう。
同じ HTC Universal でも Qtek などは、この確認画面は出ないそうです。ということで JASJAR でも、この確認画面を出さないようにする設定です。

レジストリー [HKLM\Secutiry\Policies\Policies] の 0000101a という DWORD 値を 0 から 1 にするだけです。

この情報は http://wiki.xda-developers.com/index.php?pagename=Universal_Registry から得ました。
また私自身は未確認ですが setsecurity.exe という、この設定を変更するためのプログラムもどこかに出回っているそうです。

JASJAR ハードリセット覚書

JASJAR (HTC Universal) 不調報告以来、またハードリセットの日々が続いています。ハングする問題は今のところ消えているようです、、、

ハードリセットの起動
ROM を更新すると自動的に覚えられる手順ではありますが、、、
キーボードのソフトキー (だったっけ?) 、電話オン、オンキーのそれぞれ内側横にある横棒 (-) だけが刻印されたキー2つを押しながらスタイラスでリセットボタン(USB コネクター横の穴) を押します。その後、画面の指示に従って 0 キーを押すとハードリセットが行われます。

必要なプログラムを選択して導入する
ハードリセットを進めていくと下の画面が出て、各種プログラムが Extended ROM より自動的に導入されます。(Extended ROM をアンロックして空っぽにしていれば関係ありませんが、、、)

It will automatically customize
your device in 3 seconds …

このプロセスの中でバックギャモン (でかいです) などが導入されますので、必要 (と思われる) プログラムだけを導入しようといのが世に言う「浣腸ダイエット」です。

[ ハードリセット後の自動プログラム導入のキャンセル ]
ハードリセット後、上のメッセージが出たら、すかさずリセットボタンを押してソフトリセットを行います。そうすると「素」の状態で立ち上がりますので、その後に改めて必要なプログラムだけを導入します。

[ Extneded ROM の中身をみる ]
このためには Extended ROM の中身を見る必要がありますので GSFinder+ もしくは Total Commander を起動します。上のほうのフォルダー名入力欄に Extended_ROM と入力すると中身が見えますので必要なファイルのみを実行していきます。

[ 自動実行されるファイル ]
1 Default_CAB-Shortcut-CDL-04Aug05.CAB
2 Default_Enable_VT_RTPlugin_0727_2_signed.CAB
3 Default_Imate_PPC_SA_V5.5.03.cab
4 Default_Signed_SSD_BTUR_Patch_For_BT_Cannot_Initial.sa.CAB
5 Default_Signed_SSD_Shortcut_WWE.sa.CAB
6 Default_Signed_UNI_CDL_UAProf.sa.CAB
7 Default_Signed_Version.sa.CAB
8 Default_backgammon_ppc_imam001.cab
9 Default_caavppc_lic.cab
10 Default_pIE_View.sa.CAB
11 Default_skypeforpocketpc.cab
12 install_tsk.exe
と、この順で実行されています。この中で私は 8 番のバックギャモン、9 番のアンチウイルス、11 番のスカイプを実行していません。これで Storage のフリーエリアは 37.93 MB で立ち上がりました。

Notes
当然のことながら、実際にためす場合は自己責任でお願いします。
この手順の元ネタは「★大陸諜報活動新聞★」にあったものです。
ファイルの情報は以下の i-mate JASJAR のバージョンのものです。

R 1.03.01
G 42.36.P8
D 1.13.53 WWE

JASJAR 不調?

出張中です。人様の BLOG を読んだりメールを読むのが精一杯で自分から情報発信をすることがままならぬ日が続いています。そんな中 JASJAR (HTC Universal) の調子がおかしくなってしまいました。
現象は電源ボタンを押しても立ち上がらないというものです。最初、バッテリー上がりかと思い電源を接続、それでも立ち上がらない、しかも充電状態にもならない。
結局、リセットボタンを押して復活しました。現象としては機種は違いますが「マイナス40度の世界から」で報告されているものと酷似しています。WM5.0 特有のフェイラーモードなのかなぁ。
現在はソフトリセット後何も動かさないと一時間後には、ほぼ 100% 障害が発生します。Notes とかを一度立ち上げておくと発生頻度が下がります。メモリーアローケーションによって違うのか Windows Mobile の動きに差がでるのかははっきりしません。ただ出張中ということもありほとんど構成は変更していないので、ハードの問題が出てきたのかもしれません。
時期を見てハードリセットから徐々に構成しながら問題の発生状況を観察して行きます。

JASJAR の感想、その2

”JASJAR 入手後、一週間たちました”にて書き忘れたことです。

USB のケーブル
何と呼ぶのが正しいのか知りませんが USB ケーブルの JASJAR 側は小さなコネクターで、一般的に使われているものです。そのため、私は何時持ち歩いている Panasonic の DVD ドライブ LF-P767C のケーブルを使って JASJAR を接続したりしています。ケーブルが共用できると何かと便利なものです。

Outlook が付属している
Windows Mobile は初めてなので、妙なところに感心しています。実は今まで Outlook を持っていませんでした。これが始めての Outlook です。実は JASJAR が来るまでは Sync させる先をどうしようかと悩んでいました。P910c で色々実験した時は家人の ThinkPad を使いました。彼女の ThinkPad には Personal Office が付いているので Outlook も載っていたのでした、、、 それにしても、さすがに本家だけあって Outlook との Sync は良い感じです。

外部との接続はとても簡単
JASJAR 用の SIM がないので、ネットワーク接続はもっぱら WiFi と Bluetooth (P910c 経由 GPRS) です。WM は初めてですが、どちらも悩むことなく簡単に接続できました。SIM を使っての GPRS 接続も一応、試してみました。これも全く問題無しでした。

JASJAR 日本語化に新たな展開

きょん☆あLabs@はてなで新展開です。JASJAR (HTC Universal) は概ね日本語化が出来ていたものの一部で不都合が残っていました。
– Personal IE で日本語の折り返しがおかしい
– Notes, Contacts の Notes 等で ATOK の日本語入力が出来ない
– Inbox で新しいメールを作るとき Language が Japanese(JIS) に毎回変更しないといけない
といったところが主な物です。
これが解決しそうです。HKLM\nls\SystemLCID を dword:00000409 から dword:00000411 に変更するという物です。きょん☆あさんの所では Inbox や PIE で問題が出ているようですが、私の環境では問題ありません。私の環境は、ちょっと特殊なので、もう少しテストが必要ですが良い感じがします。

IE が使えるということは他のプログラム、eDictionary Reader などで IE と同じように折り返しがおかしかったものも救われるのかもしれないです。これは大きいことです。

JASJAR + JBL on Tour でモバイル動画再生環境

JASJAR and JBL on TourJASJAR (HTC Universal) と携帯用スピーカー JBL on Tour で完璧な出張用モバイル動画再生環境の出来上がりです。動画プレーヤーは当然 TCPMP です。再生しているのは何故か蜡笔小新、中国語版クレヨンしんちゃん(ちょっと怪しげ?)です。JASJAR なら中国語の字幕も完全に読めるし語学学習に使えるなぁ。
出張の時はノートパソコンも持っていきます。それで観た方が良いのでは無いって言う突っ込みは無しでお願いします。やってて楽しければ、それで良しってことです。

JASJAR 入手後、一週間たちました

i-mate JASJAR (HTC Universal) を入手して一週間たちました。簡単な印象を書いておきます。

高級感あるハードウェア
外観は良い仕上げです。液晶パネルのヒンジの具合も悪くないです。開閉時にクリック感があるのは液晶パネルを開けきったときと回転させたときだけで、閉じるときはソフトに閉まります。でも、ガタはありません。裏側は、ほぼ全面が黒いプラスチックのカバーになっていて、その中に大きなバッテリーが収まっています。このカバーもカメラなどに見られるような細かい凹凸が施されていて、まったく安っぽさはありません。

内蔵スピーカーとヘッドセット
小さいながらステレオスピーカーが内蔵されています。小さいのでそれなりなのですが、結構気に入っています。一人の部屋で聞く分には音楽の再生や動画を見るのに使うのに十分な音量を持っています。付属のマイク付きヘッドセットは耳から落ちにくい形状とかは良いのですが、音圧が低いように感じます。音そのものも長年愛用しているソニーのイヤーフォン型ヘッドフォンと比べると聞き劣りします。通常のステレオヘッドフォンが使えるので(電話には使えないけど)好みの物を使えば良いというのは大きな利点です。

ちょっと重い (205g)
動作ではなくて物理的重量のことです。普段は鞄に入れて持ち歩いています。昼休みとかにスーツのポケットに入れて出歩くのですが、ずっしりと重い感じがします。初めて持った携帯電話に大型バッテリーを付けていましたが、そのときの事を思い出してしまいました。やはりベルト・ポーチが必要と感じます。

カメラ・ボタン
キーボードの前面、スピーカーの並びにカメラとかボイスコマンドを起動するためのボタンが付いています。わたしは左手で本体を持ち右手で液晶パネルを開くときに、ついついボタンを押してしまいます。設定で変更できるのでカメラ・ボタンは非動作にボイスの長押しにカメラを割り当てました。なぜかカメラ・ボタンには長押しの設定がありません。

ケース
付属の純正ケース、鞄の中に入れて持ち歩く場合には、これで十分です。悪くはないです。ベルトに付けたいって場合には、他の物を探さないといけないです。