中国でもAndroid携帯電話を持つ人が随分と増えてきました。また、多言語に対応出来るので中国在住の日本人の方々にも人気が有るようです。
ただ、中国でAndroid携帯電話を購入する場合、所謂大人の事情があるので要注意です。
中国国内で正規に販売されているAndroid携帯電話は、私が知る限りGoogleのサービスを前提とはしていません。従ってAndroid機の特徴とされている購入時のGoogleのアカウントを設定する画面が出てきません。
- Googleアカウントを設定せずに使うよになっている。
-> メールに関しては普通に設定すればGmailも取って来ることは可能です。 - GoogleのAndroid Marketにアクセス出来無い。
-> 代わりに中国版マーケット・アプリが入っています。 - VPN設定が無い、もしくは有っても使えない事がある。
と、言うような感じになっています。マーケットへのアクセスだけを諦めれば使えない事はありません。中国で便利なアプリは中国版マーケットで手に入ります。後はapkで配布されているアプリを探すしか無いでしょう(正規、非正規含めて色々と配布されているようです)。
中国国内版Android機でも海外で同型機種が売られている場合はファームウェアの書き換えなどで海外版と同じ機能に出来るものもあるかも知れません。どうしても海外仕様が欲しい場合は水货と呼ばれる輸入品を入手するしか無いでしょう。この辺りの事情はまた改めてお知らせ致します。
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