私のXperia X10は、もとは言えばDocomo版SO-01Bでしたがわけ合ってUKファームに変更して使用していました。UKファームでも日本語は表示できますが、字形が今ひとつです。ルート化したので、まずはフォントを変更してみました。
手順的にはmobile54’s blogのこの記事を参考に手作業で行ないました。
[ 準備 ]
まずはXperia X10がルート化されている事が前提です。
使用したフォントは、何時もNokia機にて使用させていただいている「こばこのひみつ日中フォント」です。
全ての作業はXperia X10をUSBデバッグモードでWindows7 PCに接続して行ないました。adbというプログラムでWindowsからX10にアクセスします。adbは、先のroot化キットに含まれているものを使用しました。Android SDKを導入していれば、そこにも入っています。Mac OS XやLinuxでも同様のことが出来ます。
未検証ですがUSB接続を認識するドライバーはSony Ericssonのファーム更新プログラムもしくはAndorid SDKで導入出来るような気がします。単独でも出回っているようでもあります。
[ フォントの書き換え ]
フォントファイル’M+1P+WenQuanYiZenHei.ttf’をX10の/sdcardに送ります。名前が長いと面倒なのでMPW.ttfみたいに予め変更して行ないました。
adb push MPW.ttf /sdcard
次はshellでX10上での操作です。
adb shell
これでプロンプト’#’がでたら操作を開始します。まずは/systemを変更可能な状態にマウントしなおします。
mount -o rw,remount /dev/block/mtdblck2 /system
現行フォントを保管しておくために現在のフォントファイルの名前を変更します。その後、目的のフォントをコピーします。そして最後にrebootして完了です。
cd /system/fonts
mv DroidSansFallback.ttf DroidSansFallback.ttf.original
cat /sdcard/MPW.ttf > ./DroidSansFallback.ttf
reboot
フォント・ファイルのコビーに最初 cp を使ってみましたがうまく動かないので cat で行ないました。
no comment untill now