Dropbox

中国国内で正規に販売されているAndroidデバイスはGoogleのアカウントに依存しない作りになっています。そのため使いこなしの作法が一般的なAndroidとは異なっています。

[ アカウントの同期 ]
端末を初期化してもGoogleのアカウントを入力しろとは言われません。とりあえずはどこにも同期しない設定で立ち上がってきます。Galaxy S I9008Lの場合はSettings/Accounts and sync/Add accountにて左のような画面が表示されます(Hotmailはアプリケーションを導入したから表示されているだけで最初はありませんでした) 。因みにKaiXinはオンラインゲームを中心としたSNS、RenRenはFacebookクローンで、最初から組み込まれていました。

私はGoogleに同期したいのでMircosoft Exchange ActiveSyncでGoogleのアカウントを入力しメール、アドレス帳、カレンダーの同期を行なっています。一度設定されてしまえば使い勝手は通常のAndroidと変わりません。

[ マーケット ]
Googleのアンドロイド・マーケットは付属していません。あるいはapkでマーケット・アプリを導入してもアカウントの設定が無いので使用することは出来ません。Galaxy S I9008LにはMMという中国移動のマーケット・アプリが付属しています。有料アプリをキャリア課金で導入出来るようにしたものですが、使い勝手が今ひとつなので使用していません。

手っ取り早いのは百度のアプリ検索サイト(中国内じゃないとアクセス出来ないかも?)からapkファイルをダウンロードして導入することです。この場合Settings/ApplicationにてUnknown sourcesに予めチェックを入れておかないと導入が出来ません。

ここで今まで使用していたアプリケーションをほとんど全て探すことは出来ました。ただし有料アプリの割れ物なども簡単に入手出来てしまいますので注意が必要です。私の場合、最終的にはHTC Desire Zにて導入しているapkファイルをコピーして使用することにいたしました(マーケットで導入したアプリのapkファイルをコピーするためにはルート化が必要です)。

[ 日本語 ]
– フォントは美しいとは言えませんが日本語の表示は問題ありません。
– 日本語入力は Simeji を百度で検索して導入しました。
– ロケール設定のために MoreLocale2 (中国語サイトだと MoreLocale区域設置)を導入しました。携帯電話が完全に日本語化されるわけではありませんが日本語リソースを持ったアプリケーションを動かすと正しく日本語で表示出来るようにするものです。

[ その他 ]
– 他の方も言うとおりVPNは設定があるけれども繋がらない感じ。
–  apkを探してGoogle Mapsを入れて見ました。普通に地図アプリとしては使用出来ますがGoogleアカウントの設定が無いのでLatitudeは使用できません。

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