KKJConvでエラーが発生するということで調べてみたところ、どうもMIDP実行環境側の問題のようです。
エラーが発生するのは次のようなコードです。
TextBox tb; tb.delete(0, tb.size());
このコードはTextBoxの文字列を削除するためのものですが、TextBoxが空の時に左の写真のようにString Index Out Of Boundsというエラーが発生します。
deleteメソッドの第一パラメータはオフセット、第二パラメータは削除する文字列の長さです。
tb.size() が 0 の時の問題なので tb.delete(0, 0); のようにしてテストすると文字列が存在する時にはエラーは発生しません。言い換えるとTextBoxに文字列が存在しない時にdeleteを呼ぶとエラーするということです。一応、ドキュメントを確認しましたが呼び方には問題が無いように思えます。ましてやKKJConvの初期から存在するコードなので実績もおおいにあります。
回避策は簡単なので以下のようなコードに変更してKKJConvのエラーは回避出来ました。
if (0 < tb.size()) { tb.delete(0, tb.size()); }
Nokiaにバグではないの?と投げかけようと思いましたが、以前Forum Nokiaにあったバグレポートのシステムが見つかりません。もう一般開発者からのバグレポートは受け付けてないのかな?
no comment untill now