Dropbox

紙飛行機を自由に操縦したいというコンセプトで開発されたPowerUp。その第二弾であるFPV搭載モデルのKickstarter版を入手しました。手に入ったのは12月のことでしたが、いろいろあってやっと初飛行にこぎ着けました。

単独でも飛行可能な紙飛行機(Invadorという名前です)にパワーユニットを装着して飛ばします。パワーユニットはドローンで定評のあるParrot製です。


まずは組み上げて室内テストを行いました。

ついでにモーターの慣らしとバッテリーのテストを兼ねて予備を含めて7個あるバッテリーが空になるまで、色々な速度でモーターを回しておきました。

風の弱い日を選んで近所の公園に出掛けました。50m x 70mくらいの広場なので、なんとかぎりぎり飛ばせる広さと思います。


30分ほど飛ばしていて、この一回だけ満足な飛行が撮影できました。パワー的には十分飛ばせるのですが、有り余るほどの力はありません。そのためエレベーターを的確に調整するのが重要だと感じました。紙を折っただけですので、飛ばす度に点検が必要です。紙飛行機ですので左右の翼のバランスは微妙にずれていると思いますが、自動的に2つのプロペラの出力が調整されて、まっすぐに飛びます。安全な高度に上げることさえ出来れば安定しているし操縦性もかなり良いです。

最後は泥だらけになってしまったので飛行機本体はゴミ箱に捨ててきました。紙ですからね、使い捨ですね。また次の機体を折るだけです。

飛ばした感じは、ドローンの飛行とは当然違います。昔、飛ばしていたエンジン付きのRC飛行機ともまた趣きが違ってなかなか面白いです。

もうちょっと簡単に高度を稼げる機体を自作してみようかとも考えています。


これは機体に搭載されたFPV用カメラの画像です。オマケで最後は街灯に激突しています。

#PowerUpFPV