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Onda 昂达 V919 Air Dual Boot – Windows 8.1リストア / Restore Windows 8.1

前の記事とは時間が前後しますがV919 Air Dual Boot V5のWindowsクリーンにするためメーカーが用意しているWindows 8.1のイメージでリストアしてみました。メーカーの準備した手順書通りで問題なく導入出来ますが中国語の説明書でしたので、簡単に手順の解説をしておきたいと思います。

I needed to clean Windows environment of my V919 Air Dual Boot V5. The procedure provided by Onda was okay. However it was written in Chinese. So, I summarized the procedure here.

[ イメージファイルのダウンロード ] Download image files

わたしは実際には中国のサイトからダウンロードしましたが、おそらく以下の英語ページのファイルも同じと思います。

I actually downloaded image files from Chinese web site, but it seems to me following English web page provides same image files.

とりあえずpart1の中からUltraISO_v9.5.2.2836.exeとWin8.1_x32_PE.isoを取り出します。rarの展開には7-zipを使いました。Extracted ‘UltraISO_v9.5.2.2836.exe’ and ‘Win8.1_x32_PE.iso’ from part1 file. I used 7-zip to extract rar files.

[ USBメモリーにブートイメージを作成 ] Create bootable USB memory stick

  • 8GB以上のUSBメモリーをPCに挿入します。Insert USB memory (8GB or larger) to the PC.
  • UltraISO_v9.5.2.2836.exeを管理者権限で実行します。Run ‘UltraISO_v9.5.2.2836.exe’ as administrator mode.
  • Win8.1_x32_PE.isoを開きます。Open ‘Win8.1_x32_PE.iso’ by Crtl+O dialog.
  • Alt+Bで開く上から4番目のメニューを実行します。Invoke 4th submenu of Alt+B menu tree.
  • ダイアログの中央付近でUSBメモリーのドライブを選択します。Select USB memory drive at middle of the dialog window.
  • 左側のチェックボックスにチェックマークを入れます。Check left side check-box on the dialog.
  • 左から2つ目のボタンを押します。Press 2nd button from left.
  • UltraISO_v9.5.2.2836を終了します。Close the UltraISO_v9.5.2.2836.
  • Windowsのディスクの管理を開き、USBメモリー上の大きい方のパティションをNTFSでフォーマットします。この時、ラベルをWINPEとします。Open disk manager of the Windows and format larger petition of the USB memory stick as NTFS format. Alter label to ‘WINPE’.
  • ダウンロードした2つのファイルの内容をこのNTFSパティションに展開します。ただしpart2の方のimages/Install.wimは壊れているようです。同じファイルがpart1に入っているようなので問題はないでしょう。Extract contents of 2 downloaded files to this NTFS partition. But ‘images/Install.wim’ of part2 file is corrupted. Same file is in part1 file, so it should not be a problem.

[ リストア ] Restore

  • OTGケープルにUSBハブを接続しキーボード、マウス、作成したUSBメモリーを刺します。Connect USB keyboard, mouse and USB memory which created the WINPE image above by using OTG cable and USB hub.
  • V919の電源ボタンを押します。ホームボタンが青く光ったらキーボードのEscキーを押し続けます。Power on V919. When home button is lit, press and hold Esc key of the USB keyboard.
  • V919BootMenu こんな画面が出ます。You will see the screen like this.
  • キーボードを使い2つめのBoot Managerを選択します。Invoke 2nd icon, Boot Manager by using keyboard (no touch panel capability on this screen 🙂
  • サブメニューでUSB memoryからのブートを選択します。Invoke USB memory boot.
  • しばらく待つとWindows 8.1の設定画面が現れます。You just need to wait for Windows 8.1 setup screen after that.

Onda 昂达 V919 Air Dual Boot – Windows 10更新 / Upgrade to Windows 10

v919_win10

Onda V919にはAndroid 4.4とWindows 8.1が搭載されています。MicrosoftはWindows 10への更新を無料で行っていますので、当然のことながら挑戦しました。もっともタブレットで使用する分には8.1でも問題ない気もしました。

[ 準備 ] Preparation

OTGケーブル、USBハブ、USBマウス、USBキーボードが必須です。メーカー提供のWindowsイメージをUSBメモリーから導入する際にも必要となりますので準備しておくべきでしょう。

You need to prepare OTG cable, USB hub, USB mouse and USB keyboard.

rarという形式のアーカイブが解凍出来るプログラム。私は7zipを使用しています。

File archiver which can handle ‘rar’. I use 7-zip.

[ 各種ファイルのダウンロードについて ] File Download site

メーカー提供のファームウェア、ドライバー、OSなどのファイルは中国語英語のページで提供されています。わたしは中国在住のため中国語ページから百度云というクラウド・ストレージ経由でダウンロードするのが一番速いので、それを使った手順になっています。おそらく同じファイルが英語のページでも見つかる事と思います。中国のサイトからのダウンロードが上手くいかない場合は英語のページで探してみてください。

I use both Chinese and English Onda support page on this article. You may find all files on English support page, I guess.

[ ハードウェアのバージョンについて ] Hadrware Version

V919にはハードウェア・バージョンの違う機種があります。バージョンが違うと使用するソフトウェアが異なります。ここで紹介する手順はV5専用です。バージョンの判別は裏側に刻印されているシリアルナンバーで分かります。詳しくは前の記事を御覧ください。

There are several hardware versions on Onda V919. You can see your tablet hardware version in serial number printed on back panel.  9th and 10th digits of serial number should be ‘Vn’ (n = version number). This procedure is for V919 V5.

[ Windows 10への更新 ] Update Windows 8.1 to Windows 10

更新を始めるためのプログラムがメーカーのダウンロードページに用意されています。「window8.1升级到window10工具」というものです。中にMediaCreationTool.exeというものが入っているので、それを実行しました。もうひとつMediaCreationTool64.exeというのも同梱されています。これを実行すると64bit版になるのかも知れませんが試してはいません。

I executed ‘MedaCreationToo.exe’ in window8.1升级到window10工具 to start Windows 10 upgrade.

[ ドライバーの導入 ] Windows 10 Drivers

Windows 10で立ち上がるとタッチパネルが正しく反応しません。X軸とY軸が入れ替わっているので、どう頑張っても名前を設定することも難しいです。OTGケーブルでUSBマウスとキーボードを接続しなければ、この後の作業は不可能と思って良いでしょう。

After tablet became Windows 10, touch panel was not work correctly. I had to use USB mouse to setup Windows 10.

実はドライバーの更新にはかなり苦労しました。一番の目的はタッチパネルが正しく動作することですが、そこに到達するのに3日ほど要しました。ここでは、うまく行った手順だけを記述しておきます。一応Windows 8.1を入れなおしてクリーンな状態から検証した方法です。

Onda provided Windows 10 drivers pack. But it did not work correctly. I had to install Windows 8.1 driver which dated ‘2015-01-16’.

  • Windows 8.1ドライバーの導入
    新しい日付のものはダメでした。「デジタルグッズとバイクの日々」で紹介されているドライバーが必要となります、”v919 3G Air DiualOS_Win8.1_x86_Drivers.zip“というものを展開し本体にコピーします。リンク先の記事ではひとつひとつのドライバーを手作業で導入したとのことでしたが、わたしの場合は手順書にある通り、[Power]Install_all.batを右クリックして管理者権限で実行しました。導入に失敗するドライバーもあればうまく行くものあります。最後に再起動すると見事にタッチパネルが使えるようになりました。また、このドライバーセットは3Gモデルようのようです。わたしのv919はWiFiモデルですが、特に問題はないようです。
    I downloaded  and extracted “v919 3G Air DiualOS_Win8.1_x86_Drivers.zip“. I just execute ‘[Power]Install_all.bat’ as administration mode. Some of drivers installation failed. But after reboot, touch panel became available to use.
  • Windows 10ドライバーの導入
    メーカーからはWindows 10用のドライバーセットも出ています。最初にこれは試していますが、残念ながらタッチパネルには対応していませんでした。それでも幾つかのドライバーが導入可能ですので念のため入れておいたほうが良いように思い、8.1のドライバー導入後に入れることにしました。こちらは中国のサイトからダウンロードしました。ダウンロードページ昂达平板电脑Win10-X86-驱动包(64MB, 15-07-31)というものです。こちらも解凍後にsetup.exeを右クリックし管理者権限で実行しました。やはり導入失敗するドライバーも幾つかありますが、気にしないことにしました。
    I also installed Windows 10 drivers. I downloaded and extracted “昂达平板电脑Win10-X86-驱动包“. I executed setup.exe as administration mode.

[ Android切り替えプログラム ]

ダウンロードページQ2S系统切换程序(适用于window10)というファイルをダウンロードします。この中のQ25_X86.msiを実行します。わたしの場合はプログラムの一覧には入りませんでしたがC:\Windows\Program Files\Insyde\InsydeQ2S\DualOSSwitcher.exeとして正しく導入されていましたので(もしかするとデスクトップにはアイコンが出来ていたかも)、それを右クリックしてタスクバーにピン留めしました。

I also downloaded Android switch program “Q2S系统切换程序(适用于window10)” and installed Q25_X86.msi. Then I pined “C:\Windows\Program Files\Insyde\InsydeQ2S\DualOSSwitcher.exe” to task bar.

Onda V919のサポートページは中国語英語のフォーラムがありリカバリーやファームウェア更新のファイルも多数存在するためいざという時に自分でなんとかなりそうです。

V919 Air Dual Bootにも多数のファイルが用意されていますが、何やらハードウェアにバージョンがあるようでV1/V2/V3, V5, V7とバージョン毎にファイルが違います。最初は最近買ったのだしV7かと思ってファイルをダウンロードしてみましたが、どうも違うようです。

情報を探してみるとシリアルナンバーの中にV何とかって記述されているとのことです。本体裏側の下の写真の赤丸のあたりです。ということで、わたしのV919 AirはV5だと判明しました。

V919Version

Onda 昂达 V919 Air Dual Bootがやってきた

OndaAir919

iPad miniが壊れてしまい、代わりにいわゆる中華タブを購入しました。安かろう悪かろうで語られる中華タブですが、一部のメーカーの評価はずいぶんと上がっているように見えます。今回購入したのはOnda(昂达)ですが、CHUWI(驰为)、Vido(原道)も検討しました。

狙っていたのはAndroidとWindowsのデュアル・ブートが可能な機種で自宅用としてWiFiモデルでした。OndaからIntel Core M搭載でWindows 10導入済みのものが発表されていたので、それを購入したはずでした。ところが、到着してみるとWindows 8.1搭載のAtom 4coreのモデルでした。taobaoのデータを見ると間違いなくそれをオーダーしています。やっちまったかと思いましたが、どうもV919 Core MのWifiモデルというのは販売されていないようです。それならば結果は同じと納得(せざるを得ない)しました。

名前にAirの文字が入っていることから分かるように外観はiPadのようです。質感もそこそこ、値段も値段ですし、さすがにiPadとは比べられない。

詳しいスペックは公式ページを御覧ください。

まだ設定ばかりで使用できていませんが、こんな感じだということを箇条書きで書いておきます。

  • iPadそっくりですが当然ながら充電はMicro USBです。
  • Micro USBはOTGにも対応しています。
  • 内蔵ストレージ64GBなので十分かも知れませんがMicro SDカードも挿入出来ます。(未テスト)
  • HDMI出力もあるのでPC的な使い方も可能です。(未テスト)
  • Androidは4.4(KitKat)でGoogleアプリも入っています。ルート化されているのかどうかは不明。
  • 画面は綺麗だと思います。
  • スピーカーの音は今ひとつ。動画鑑賞に使いたいのだけど、やや物足りないのでBluetoothスピーカーを使用することになるかも。

今のところは、こんな感じです。Windows 8.1を初めて触りましたが、タブレットでは結構使いやすいと思いました。むしろWindows 10のタブレットモードの方が戸惑いが大きい気がします。

ただいまWindows 10導入に苦戦中です。また結果を報告したいと思います。

Moto X Proリカバリーその2 / Recovery the Moto X Pro – 2

Moto X Pro (XT1115, Nexus6 中国版)のリカバリー、前回のシステムイメージに加えてもう一つ試してみました。I tried another system image to recover the Moto X Pro.

http://www.lenovosj.com/motuoluola/motoxpro/2436.html

上のページの「进入下载地址列表」をクリックし次のページで「本地下载」をクリックするとダウンロードページに行けます。ダウンロードページで「下载(615.3M)」をクリックしてファイルをダウンロードします。

Click「进入下载地址列表」on above URL web page. Then click 「本地下载」on next web page to go download web page. Then click「下载(615.3M)」on download web page to start file download.

ファイル名は「SHAMU_RETCN_5.0.2_LXG22.67-7_cid11_subsidy-DEFAULT_CFC.xml.zip」でRSDLiteというモトローラ用のリカバリーツールで使用する形式になっていますが含まれているファイルは普通にfastbootでフラッシュ出来るものになっています。

File name “SHAMU_RETCN_5.0.2_LXG22.67-7_cid11_subsidy-DEFAULT_CFC.xml.zip” is the package for RSDLite. RSDLite is recovery tool for Motorola mobile phones. However contents of the package can be used by usual fastboot.

今回はSystem imageだけをフラッシュしたので以下のコマンドを投入しました。I flashed only system image this time, I used followoing commands.

fastboot flash systme system.img_sparsechunk.0
fastboot flash systme system.img_sparsechunk.1
fastboot flash systme system.img_sparsechunk.2
fastboot flash systme system.img_sparsechunk.3

このシステムイメージも前回同様にルート化されています。それに加えてGoogleのフレームワークも導入済みでさらに手間なしでした。そのままアプリケーションを導入して現在も使用しています。

This system image was also rooted and Google framework was also installed. I am still using this system image after installing applications.

参考までにバージョン情報を貼り付けておきます。

Moto X Pro version

自分でroot化したMoto X Pro (XT1115, Nexus6 中国版)に公式ソフトウェアの更新を入れたところブートループに陥りました。リカバリーするためにフルリストアが必要となりました。最初にNexus6のシステムをリストアしてみましたが残念ながら動きません。Moto X Pro用のリストア可能なシステムが必要ですがMotorolaは公開していません。そこで野良ファイルイメージを探してみました。

My Moto X Pro was bricked when I installed official system software update. I needed to restore system image. At the beginning, I tried to install Nexus6 system image, but it did not work. So, I realized I needed to find Moto X Pro system image. However Motorola does not provide factory image of Moto X Pro. Then I needed to find Moto X Pro file image on baidu.com.

最初に試したのは以下のBBSに書かれているものです。I tried system files from following BBS article.

http://bbs.gfan.com/android-7909275-1-2.html

ここにアップロードされているのはルート化済のシステムでした。手間がないとも言えますが、誰かが弄ったものであることは間違いありません。あくまでも自己責任の上で導入しなければなりません。

System file on this link was already rooted. It means somebody modified the system. If you install this system image, please do it with your own risk.

私が実際に導入したのは以下のファイルだけです。fastboot flashを行うためにはbootloader unlockが必要です。

I only installed following two files. You need to unlock bootloader before perform ‘fastboot flash’.

fastboot flash boot moto_x_pro_boot.img
fastboot flash system moto_x_pro_system.img

Bootloder unlockを行っているとブートの度に警告メッセージが出ますが、その画面を変更するためのファイルも入っています。まだ試してはいません。You will see ugly warning message during boot cycle if you unlock bootloader. This package includes the file to modify the ugly warning message. I do not try it yet.

fastboot flash logo moto_x_pro_logo_modifiedByCassius.img

BLUnlockWarn

 

すでにルート化されているので、後はgappsを入れれば普通に使えるようになります。TWRPを導入していれば本体の適当なところにgappsをzipファイルのままコピーしTWRPのInstallメニューで簡単に導入できます。

This system image is already rooted. We just need to install gapps package. I already installed TWRP, so I copied gapps zip file to somewhere in Moto X Pro and invoked TWRP Install menu to extract gapps to system partition.

数日間、使用してみましたが公式アップデートが導入出来ない以外には特に問題は無いようでした。

I used this system image for a couple of days. I did not see any problem except no way to apply official upgrade data.

Moto X ProにTWRPを導入する / Install TWRP to Moto X Pro

MotoXProTWRP

以前、Nexus6用のTWRPを導入して失敗しましたがMoto X Pro (XT1115, Nexus 6中国版) に対応したTWRPを中国のサイトで見つけました。

I found TWRP for Moto X Pro on following web site.

http://www.lenovosj.com/motuoluola/motoxpro/2498.html

ダウンロードリンクはTWRPのスクリーンイメージの少し下にあります。Down load link is available just below of TWRP screen image.

进入下载地址列表

さらに次のページ中央付近で下のリンクをクリックします。Then click following link in middle of web page.  実際にはこの記事から直接下のリンクをたどっても同じと思います。Actually you can click following link to go download page.

本地下载

開いたページの上にある「下载(12.5M)」をクリックするとダウンロードが始まります。Then click 「下载(12.5M)」to download rar file.

展開するためにはrarというアーカイブを扱えるツールが必要です。To extract this file, you need to prepare archiver which supports rar.

あとはfastbootでフラッシュすればOKです。Just you need to use fastboot to flash recovery image.

fastboot flash recovery twrp-2.8.6.img

注意) 自己責任でお願いします。fastboot flashにはbootloader unlockが必要です。

Note: Please perform this procedure with your own risk. fastboot flash process needs ‘bootloader unlock‘.

AT&T Lumia635をSIMアンロック、上海では3Gしか掴まず

Lumia635_unlock

アメリカ出張の時にAT&T GoPhoneとしてSIM付きで購入したLumia635、SIMロックがかかっているのでWindows Phone 10を入れたりして実験用に使っていました。別の端末が動かなくなったこともありSIMアンロックを行って使用することにしました。

まずはWindows Phone 10から8.1に戻しました。Mirosoft公式ツールであるWindow Phone回復ツールではうまくリストア出来ずLumia Software Recovery Toolを使用して8.1に戻しました。

SIMアンロックはアンロックコードをネットで購入しました。約3日でコードが到着しました。往々にして待たされる事が多いので上出来です。

Lumia635_ChinaUnicom

China UnicomのSIMが認識出来ました。Lumia 635はLTEもサポートしており、どこかでみた中国のLTEバンドと一部重なっています。ちょっと期待したのですが、残念ながら今のところ3Gでしか動いていないようです。画面表示の4GというのはAT&Tでは3.5Gの事で、あてにはなりません。最初スピードテストを行いLTEで動いているかもとSNSに書き込んだのですが香港の山根さんに3Gかもと突っ込まれ、さらにテストを重ねた所スピードテストの結果にばらつきがあり今ひとつ信用出来ない事が分かりました。山根さんによるとダウンロードが調子よくても3.5Gだとアップロードが全く速度が出ないので判別出来るとのことでした。全くその通りでした。後から思い出したのですがアメリカに居る時はLTEと表示されていたと思います。

Lumiaはネットワーク関連の情報や設定項目が少ないのでアプリケーションを探したところ幾つかのアプリケーションで以下のような情報が得られました。SubTypeの表示を見るとやはり3Gみたいですね。

Lumia635_Neywork_Check

家人のiPhone 5sで掴んでいるバンドが調べられることを思い出して自宅での4Gバンドを調べたところB3でした。残念ながらAT&T Lumia 635はB3は使えないのでした。3G SIMを入れてルーターとして使用するので、まあ問題は無いです。

Android LollipopのGPS不具合?

Moto X Pro (Nexus 6中国版)はGPSの感度が良くて大満足だったのですが、ある時からとてつもなく不調になりました。現象はざっと、こんな感じ。

– GPS衛星がつかみにくいとかではなくて、まったく見えない。GPS Testというアプリで見ると、こんな感じ。A-GPSの効用かどうかは知りませんが、普通は衛星電波がまったくない状態でも衛星の番号とか位置が表示されます。それがまったく何も情報がない状態になります。

GPSTEST

– 時折、位置情報が取れるようになるが、ほどなくして上の状態に戻る。
– GPS TestでA-GPS情報を更新した瞬間に一時的に位置情報が取れるようになる時がある。

Cacheパティション消去したり、最後に導入したアプリケーション削除したりと2週間ほど頑張りましたが解決しなかったです。問題発生時は香港のChina UnicomのSIMを入れていましたが、それを中国のChina Unicomの4G SIMと入れ替えたあとは全く問題が発生していません。SIMを戻しても問題なしです(実際にはSIM戻し+APN変更)。どうなっているのでしょうね?

といったことを上海のIngress同志(違った、敵陣営だ)とSNSで会話していたら、これじゃねとGoogleに上がっているIssue 81140を教えてくれました。Oh I am not aloneですが、どうも解決策がないというか確定した再現方法が無いようです。GPSの掴みが悪いという現象自体はコードのバグ以外にも普通に存在するのでIssue 81140の全ての記述がバグに繋がっているかどうか怪しいので心して読んでください。

もし同様の問題に出会ったら、可能ならSIMを入れ替えてみる。あるいはAPN設定でAPNタイプにagpsを書き加えるあたりが今のところ有効なおまじないみたいな気がします。

ルート化しBootloader unlockを行ったので流れとしてカスタムリカバリーを入れようとしました。

Nexus 6に対応していると思しきTWRPをダウンロードしてfastbootでフラッシュしました。ところがrecoveryの起動手順をとっても、またfastbootに戻るだけでした。例の「コマンドが指定されていません」画面にもなりません。

携帯電話として使用するのには問題はありませんが、リカバリーが起動できないのは気持ち良くないです。

XDA DevelopersにMoto X Proのファクトリーイメージ(記事中の2つめのリンク)を投稿している人がいました。それを解凍してrecovery.imgだけをfastboot flash recovery recovery.imgで焼いた所、ちゃんとrecoveryが立ち上がるようになりました。CWM recoveryなども試してみようと思っていましたが、必要がないのでやめておきます。

N6Recovery

因みにRecoveryを起動しようとすると上のような画面になります。ここでPowerボタンを押したままVolume Upを一度押すとRecoveryメニューが出ます。