Dropbox

一番の目的は中華アンドロイドには導入されていないGoogleのサービスを使えるようにすることです。従ってルート化は目的では無く、その手段であります。

Chinese Android Mobile Phone does not support Google services. I want to install Google Application Framework on my Moto X Pro. This is my objective to get root.

最初は中国で良く使われている一発ルート化的なツールを試してみましたが、まだ対応出来ていないようでルート化することは出来ませんでした。

Nexus 6でのルート化情報を頼りにルート化しました。Nexus 6とは手順に若干の違いもありますので、まとめておきます。

Chinese one-click-root tools seem to be not support Moto X Pro yet.  I used Nexus 6 rooting information.

ルート化に挑戦すると時には端末が使えなくなる危険もあります、またメーカー保証も外れる可能性がありますので、自己責任な手法であることを予めご承知ください。ポイントだけ書いて細かいことは書かないのも、良く分かっている人向けということで了承願います。

If you try rooting your phone, please take your own risk.

[ SDK導入とUSBドライバーの導入 / Install Android SDK and USB drivers ]
私はMac OS XとWindowsの双方でAndroidの開発環境が揃っていましたので、新たに何も導入する必要はありませんでした。adbとfastbootが使える環境とWindowsの場合は、手作業でfastboot用のUSBドライバーを導入して置く必要があります。ここでは詳しくは解説しません。以下のページが詳しく書いてあるので参考までにリンクしておきます。

Android SDKのインストール方法と最新のplatform-toolsをダウンロードする方法。

Nexus6のドライバーインストール方法。(ただし、ドライバー自体は上の手順の中でもダウンロード出来るはずです)

You need to install Android SDK and USB drivers for ADB and FASTBOOT, if you do not have installed them. I do not write detail about this here.

MotoXProUnlocked[ Bootloader unlock ]
インターネット上で見つかるNexus 6のBootloader unlockはfastboot oem unlockだけで完結していますがMoto x Proで試したところUnlockのためのコードが必要になっていました。このコードはMotorolaのWebサイトで入手することが可能です。

– Motorolaサイトのユーザー登録あるいはGoogleでのログインが必要
– Webサイトの指示に従い、fastboot oem get_unlock_dataコマンドで取得したデータを入力するとunlockコードがメールされてくる
– fastboot oem unlock xxcodeでアンロックする(xxcode = 送られてきたunlockコード)
– 念のためfastbootを再起動しておきます

We need to get unlock code from Motorola web site to unlock bootloader of Moto X Pro. It seems to me, no unlcok code is required on Nexus 6.

– You need to sign up Motorola web site or use Google ID login
– Follow web site instruction. Fill up unlock data gathered by ‘fastboot oem get_unlock_code’ command to the web site. Then you will receive unlock code by e-mail
– ‘fastboot oem unlock unlock_ocde’ to unlock bootloader  (replace unlock_code with unlock code you got)
– Reboot fastboot for safe

[ ルート化  / Get root]
CF-Auto-Rootを使用しました。使い方は簡単でfastbootモードで接続し、添付されているスクリプト(Windowsの場合はroot-windows.bat)を実行するだけです。

Just use CF-Auto-Root for Nexus 6 to get root. Put the phone to fastboot mode and connect USB. Then run script which contained CF-Auto-Root package.

[ Recoveryの書き換え – 失敗、断念  / Custom recovery installation was failed ]
TWRPを導入しようとしましたが、うまく起動できませんでした。これについては別途お知らせいたします。

TWRP does not run on my Moto X Pro. I gave up to use it.

[ Googleサービスの導入 / Install Google service framework ]
カスタムRecoveryがあればgappsをそのまま導入出来るのですが、recoveryの書き換えを断念しましたので手作業にてGoogleサービスを入れてみました。

Since no custom recovery tool. I installed gapps manually.

CM12用のgappsパッケージ、私の使用したのは gapps-lp-20141212-signed.zip です。まず、このファイルの中身をどこかに展開しておきます。

I used gapps package for CM12, gapps-lp-20141212-signed.zip. At first, please unzip the file contents.

大雑把に言うと、gappsの中の/system/prev-app/と/system/app/以下のフォルダー、ファイル全てをMoto X Proの同じフォルダーにコピーすればOKです。

I copied application folders under /system/prev-app/ and /system/app/ of gapps package to same folders of Moto X Pro.

もう少し噛み砕いて書いておきます。
– WindowsのExplorerから(あるいはMacでAndroid File Transferを用いて)gappsを展開したなかかから/system/appを丸ごとDownload/xxtemp/以下にコピー。同様に/system/prev-appもコピー。
– adb shellに入り以下を実行
$ su
# mount -o rw,remount /system
# cp /sdcard/xxtemp/* /system/app
# chmod -R 6755 /system/app/GoogleContactsSyncAdapter
-> などと全てのアプリケーションに対して実行。わたしの場合、prev-app下に11のアプリケーション、app下に13のアプリケーションがありました。
# reboot

以上です。

Some more details…
– Using Windows Explorer (Or Android File Transfer on Mac OS X), copy all folders and files under ‘/system/app’ of gapps to ‘Download/xxtemp/app/’ of the Moto X Pro. Do same thing for ‘/system/prev-app’.
– Run adb shell and do followings.
$ su
# mount -o rw,remount /system
# cp /sdcard/xxtemp/* /system/app
# chmod -R 6755 /system/app/GoogleContactsSyncAdapter
-> perform ‘chmod -R 6755 to all application folders. In my case, there were 11 applications under ‘prev-app’ and 13 applications under ‘app’.
# reboot

 

Moto X Pro (Nexus 6)の急速充電と無線充電

Moto X Pro, Nexus6の売りのひとつに急速充電があります。普通のUSB充電器に接続しても急速充電は行われません。本体に付属している専用充電器を接続した時のみ急速充電が可能になります。
MotoXProHispeedCharge
例によってUSB電圧電流計を接続してみると、見たことのない電圧表示になりました。このUSB電圧電流計は通常のUSB電圧しか想定していない可能性もありますので、この数値が正確なものかどうかは不明です。電源に書いてあるスペックによると、標準: 5V 1.6A, 快速1: 9V 1.6A, 快速2: 12V 1.2Aなどと書かれています。一応、他のデバイスを充電してみると5Vしか出ないので他のデバイスとの共用も可能なようです。

もうひとつ無線充電Qiに対応しているのも嬉しいところです。
MotoXProQi
充電台の上に正しく設置すると、画面に上の表示が現れます。少しずれると充電されなくなるので、あまりバタバタした環境ではよろしくないです。充電中であるかどうかは充電台のLED表示などでも確認できます。

Nexus 6 中国版 Moto X Proがやってきた

MotoXPro

Moto X Pro (XT1115), Nexus 6の中国大陸バージョンです。見た目はNexus 6そのものですが裏面にNexusロゴはありません。

MotoXProRear

ハードウェア的には中国移動の3GであるTD-SCDMAに対応していたりしますが、外観とか基本的な機能、スペックはほとんどNexus 6と同じと見て良さそうです。

中国大陸で売れられているAndroid端末は全てGoogleのサービスを使用しないように設定されています。Moto X Proも同様です、それが故にNexus 6を名乗ったまま中国大陸で販売することは出来なかったのだと思います。

中国でも家電量販店で販売されている端末も特定キャリア向けの場合、キャリア固有のアプリケーションが入っていたりしますが(日本ほど醜くはありません)、Moto X Proは全てのキャリアで使える端末であるからか、そういったものが一切入っていません。アプリケーションの一覧は一画面に収まっています。

MotoXProAppli

日本語のサポートは完璧です。言語を日本にするだけで表示も入力も特別に追加のダウンロードなどもなく素直に使えるようになりました。

VPNも標準の状態で問題なく設定し接続することが出来ました(PPTPのみテスト)。

Googleにこだわらなければ、これで使用する事が出来ます。私は、やはりどうしてもGoogleのサービスを入れたいので、このまま使用することは無くルート化へと進みます。

Windows 10 Technical Preview for phonesがWiFiを掴まなくなった

Win10WiFi上海の自宅に戻り無線LANに接続しようと思ったら写真のように新規のSSIDがまったく表示されませんでした。手動でのSSID登録も出来ません。前に試した時は8.1で接続していた無線LANをそのまま使用していましたので新規SSIDの登録は初めてでした。

AT&TのSIMですし、いまだSIMロック状態なので、このままでは通信手段がありません。とりあえずマイクロソフト提供のツールでWindows Phone 8.1に戻そうとしましたがUnknown Errorが出てしまい元に戻せません。詳しい原因は分かりませんが携帯電話からの情報を読み込むところでエラーが出ているので、とりあえずは携帯電話をリセットしてみました。

リセット後、自宅のSSIDが表示されるようになりネットワーク接続が復活しました。OTAでLumia630の設定を取り込んでみましたが、残念ながら日本語キーボードは復活しませんでした。もう一度8.1へのリストアを試すかどうか思案中。

– WiFiの問題に関しては一応Windows Feedbackに投げかけておきました。
– 日本語キーボードが追加出来ないのは既知の問題です。

Windows 10 Technical Preview for Phonesのキーボード

Windows 10 Technical Preview for Phonesの現在の制限事項としてキーボードの追加が出来ないというのがある。ただしWindos Phone 8.1の時に設定したキーボードは正しく引き継がれている。わたしのLumia 635では日本語フリック、中国語簡体字ピンインと手書きが使えている。

わりと普通に使えている。といっても、Twitter, Facebookくらいしか使っていない。通信はWiFi, AT&T LTE, インターネットの共有を使用している。

Windows 10 Technical Preview for phonesを入れてみた

アメリカ時間の2月12日にもうスグWindows 10 Technical Preview for phonesが公開されるよというtweetが流れてきました。詳細はBlogging Windowsの”Announcing the first build of Windows 10 Technical Preview for Phones“にてアナウンスされました。ちょうど帰国直前でもあるし落ち着いてから入れようと思っていましたが8.1に戻す方法も用意されているようなので、なにはともあれ人柱することにしました。手持ちのLumia 630と635の両方が対象です。まだ、このPreviewは中国キャリアは対象外ということでアメリカ用の635に入れてみます。

入れ方は特別難しいことはないので、ざっと手順だけ書いておきます。まずは端末から https://insider.windows.com/ にサインイン。Get started – phoneリンクを開く、Windows Insiderアプリのダウンロードを実行。
WindowsInsider
Windows Insiderアプリがストアからダウンロードされるので起動すると下のような画面にて何かしら謎の設定がなされます。
GetPreviewBuild Enroll
2つの選択肢、slowとfastが選べます。ここは人柱らしくfastを選択しました。端末がリブートして準備完了。普通に更新を行うとpreview版が降ってくるという次第です。もっとも私は最初に8.1のupdateが落ちてきたので、空振り一回で随分と時間がかかってしまいました。
Win10QuickLuncher
とりあえずクイックアクションが沢山出るのは便利だなの図です。他にどんな便利なことがあるかとは、これからぼちぼちと検証していきます。PC版のWindows10と携帯電話Windows 10でユニバーサルアプリは同じ物が走るらしいです。これも自分で作って試せると良いのですが、そのあたりはまだまだこれから調べる必要があります。

珍しい現象で携帯バッテリーから充電が出来ない事象を経験しました。丸一日外出する予定だったので携帯バッテリーとUSBケーブルを忘れずに持ちました。どうせならということでオウルテックの2.4A流せる充電専用ケーブルを持ったのですが結果としてTCL Heroを充電することが出来ませんでした。Lumiaなどは問題なしです。

実際には充電は開始されるのですが、すぐに充電が止まってしまいます。どうも電流が流れすぎてバッテリー側で遮断されているように思えます。ということで例によってUSB電圧電流計をつないでみました。面白いことに電圧電流計をつなぐと遮断されません。かなり微妙な問題なようです。ちなみにエレコムの2A流せるUSBケーブルでは問題なく充電できます。両者の電流値を比べると随分差があります。

Owl

オウルテック OWL-CBJ5(B)-SP/U2A

 

ELECOM

エレコム MPA-AMBC2A08WH

Ankerの充電器で両者のケーブルを使ってTCL Heroを充電するときには、これほどの電流の差はありません。なかなか興味深い現象です。なかなかこのような事は起こらないと思いますが、出かける時は実績のあるバッテリー、ケーブル。携帯電話の組み合わせにするのが良いようです。

 

Anker 60W 6ポート USB急速充電器

Anker 60W 6ポート USB急速充電器を最初はアメリカで購入しようと思っていましたが、絶妙なタイミングで日本で発売されました。しかも数量限定で発売記念価格のため通常よりも1000円安く売っていることをshimajiroさんのブログで知りました。日本に二晩だけ滞在する、その初日が発売日です。これはもうアマゾン・プライムを発動するしかありません。

もうひとつ「AnkerのUSB急速充電器を活用するために『あわせて買いたい』ケーブル類」という有益な情報がshimajiroさんから提供されています。これも参考にして短い電源ケーブルと2.4A流せる充電専用USBケーブルも同時に発注しました。それに加えてMFI認証を取得しているAnker高耐久ナイロン・ライトニングUSBケーブルも試しに買ってみました。このケーブルは素晴らしいです。Appleもあれだけの値段をつけるのなら、これくらいの物を提供して欲しいものです。

Anker 60W 6ポートは、各ポートに2A流せます。5v*2A*6ポートで60Wということです。写真でみると大きく見えましたが、実際には旅行に持っていくのにも問題のない大きさです。もともと定評のあるAnkerの充電器ですから何も考えずに使えばよいのですが、以前から持っているBUFFALOの強力なUSB充電器がありますので簡単に比較をしてみたいと思います。

[ 大きさと形状 ]
大きさは4ポートしかないBUFFALOの方がコンパクトで各コーナーが丸みを帯びているので持ち歩き安いです。
BUFF_ANK

[ 出力 ]
BUFFALOの製品は4ポートの出力でAndroidに最適化されたポートが2つ、Appleに最適化されたポートが2つで合計の出力が4.2A(21W)です。Ankerは6ポートすべてが自動的に端末に最適化されるとの事です、またすべてのポートに同時に2Aの出力が得られます。

[ 充電テスト ]
iPod touchとAndroid機であるTCL Heroをバッテリー警告が表示されてから滿充電までの時間をBUFFALOとAnkerで比較してみました。一度きりのテストですし、滿充電の確認は手作業ですので大雑把な印象程度のものとご理解ください。iPod TouchではBUFFALOもAnkerもほぼ同じで約1時間でした。TCL HeroではAnkerでは約2時間、BUFFALOでは約2時間20分でした。充電電流を確認してみるとBUFFALOでは1.83A程でしたがAnkerではほぼ2A流れていました。
Anker

スペック的にはAnkerですがBUFFALOの製品も持ち歩きやすく気に入っていますので使い分けて行くこととします。

USB電圧電流計を持ち出したついでにBUFFALOのAndroidポート、Appleポート、Ankerでどういう違いがあるか調べてみようと思いましたが、これについては今ひとつよく分かりませんでした。

 

考えてみるとMicrosoftのクラウドサービス結構良いね

MSCloud

きっかけはiOS向けのOfficeの無料公開でした。最初はOffice 365のもとでしか動かないと思っていたら、無料でもかなり使えることが分かり試してみました。DropBox上のファイルを開くことが出来るのに感心しつつ色々と試してみると、もともと何かの拍子にいくつかファイルを置いていたOneDriveが中国からでもVPN等の助けを借りること無くアクセス出来る事を再認識しました。

それならばOneDriveをもっと活用するべきではないかと思い調べ見るとMac OS X, AndroidにもOneDriveクライアントがあることが分かり導入しました。ついでにOneNoteというノートアプリもiOS, Mac OS X, Androidに導入しました。WindowsやWindows Phoneでは当然すでに活用中ですので、私が使用しているすべてのデバイスでノートとクラウドストレージが共有されることになりました。DropBoxとEvernoteでやっていたことを少しOneDriveとOneNoteに移行させるのも良いかと思った次第です。

Thozi_1

Turtlebackのスマホ用の対角魚眼レンズ・Tohzi Å x0.4 スーパーワイドはクリップ式でスマートフォンに装着するお手軽な対角魚眼レンズです。お手軽と書きましたが半端無く本格的なレンズです。開封して実物を手にした時に既にその本気度を感じ取ることが出来ました。大きく美しいレンズと堅牢なハウジング、それを包み込む厚みのある生地で出来たポーチ、それらから作り手の気持ちが伝わってきます。

Tohzi_2

値段が違うので比較するのものではありませんが、別に買っていたクリップ式魚眼レンズと比べると迫力が違います。

実際に撮影してみると隅々までくっきりと綺麗に写ります。

比較として安価な魚眼レンズの写真と並べてみると、その差ははっきりしています。安価な方のレンズで撮影した写真の周辺が丸くなっているのは魚眼レンズだからではなくて、単純にハウジングによるケラレみたいです。撮影にはiPod Touch5を使用しました。

Tohzi Å x0.4 Super Wide Lens

Tohzi Å x0.4 Super Wide Lens

Less expensive wide lens

Less expensive wide lens

私は買物隊で購入し上海に送ってもらいました。中国からの注文のため少し問題があったのですが、メールでの問い合わせにより迅速かつ丁寧に対応していただきました。日本のアマゾンでも購入できます。