
大きな画面を生かした動画再生を試してみました。Forum Nokiaのスペック表ではH.264もサポートしている事になっているのでHandBrakeと携帯動画変換君でH.264の動画を作成して見ましたが、残念ながら音声のみしか再生できませんでした(もっともHandbrakeも携帯動画変換君も裏ではFFmpegが動いているので二つで試めした意味は無いかも知れません)。細かい設定をいじれば何とかなるのかも知れませんが、ここは普通のMP4に変換してみます。
HandBrakeを使う場合、ディフォルトの設定でも良いでしょうがファイルサイズなどを考慮して5800XMの画面のサイズに合わせた動画を作った方が良いでしょう。5800XMは640×360ですので、縦方向をなるべく合わせるようにしました。4:3のソースだと480×360に近い画像にします。
作成した動画を再生してみると、なかなか良い感じです。字幕付きの動画も十分に字幕を読むことが出来ます。
上の写真のように付属のスタンドに置いて音楽ビデオを再生してみると、想像より遙かに良い音でスピーカーが鳴っています。小さな筐体なので低音などは出ませんが、家にあるどのノートパソコンよりも良い音がしています。中国ではやたら大きな音で携帯から音楽を流している若者が居るのですが、ちょっと対抗出来るかも^^
タイトルは何だか偉そうですがListBoxを少し試してみただけです。
5800XMを入手して最初に導入してみたのはptsNotesです。互換性に問題がある旨のメッセージが出ますが導入することは出来ます。色々と問題は有りますが、ごく基本的な動作は可能です。メインのリストをタッチしてノートを開くことも出来ました。これは、予めタッチで発生するイベントを組み込んでいたからです。
void CPtsNotesMainList::HandleListBoxEventL(CEikListBox* aListBox, TListBoxEvent aListBoxEvent)
{
if ((aListBoxEvent == MEikListBoxObserver::EEventEnterKeyPressed)||
(aListBoxEvent == MEikListBoxObserver::EEventItemClicked))
{
// ノートを開く処理
}
}
みたいな感じで書いていました。このプログラムはS60 3rdMRというSDKで作成していますがEEventItemClickedというイベントが5800XMの画面タッチで捕らえられていることが確認できました。
S60 5thの流儀ではダブルクリックで文書を開く方が良いようですしptsNotesではリストのアイテムを洗濯すると画面の一部に内容のプレビューを表示する機能も働かせたいです。そこで、下のように変更してみました。
void CPtsNotesMainList::HandleListBoxEventL(CEikListBox* aListBox, TListBoxEvent aListBoxEvent)
{
if ((aListBoxEvent == MEikListBoxObserver::EEventEnterKeyPressed)||
(aListBoxEvent == MEikListBoxObserver::EEventItemDoubleClicked))
{
// ノートを開く処理
}
else if (aListBoxEvent == MEikListBoxObserver::EEventItemClicked)
{
// プレビューの処理
}
}
ということで、何となくタッチイベントも処理できるようにはなりました。しかしながら、他に不可解な問題が散見されているので、実行ファイル自体はS60 5thのSDKを使ってビルドしないとダメかも知れません。少なくともS603rdのAPIに定義されているイベントが、そのまま使用できるのでソースコードは手を加えることなく共用出来そうです。
遅ればせながら我が家にもNokia 5800XMがやってきました。
一週間ほど私が遊んだ後、家人が使用する予定です。取りあえず、いじくり回していますが、どうもiPhoneのタッチの癖が残っているので戸惑いが、、、^^; 大きなアイコンは指でタッチ出来ますが、細かいGUI部品はスタイラスか爪を使わないといけないです。それに慣れてくれば反応も早く快適です。
S60 3rdアプリとか入れて互換性とか検証予定ですが、とりあえずは普通に遊んでいて楽しいので、なかなか目的の検証が出来ないかも^^;
[ トラブル ]
私のプログラムptsNotesをインストールしようとしたら、証明書の期限切れで導入出来ないと言われました。ググってみると*#7370#リセットせよとのこと。言われるままに試してみると確かにリセット後は何事も無かったようにインストール出来ました。


YKK師匠がNokia Email使うべしと呟いておられるのを聞いて早速導入してみました。
実は、昨年末ベータテスト開始直後に試してみたのですが、その時はちっともメールがSyncされなくて使用を断念していました。また時間をおいて試そうと思ったまま放置していました。
Nokia EmailはNokiaの携帯電話でプッシュ・メールを実現するNokia独自のサービスです。今までのMicrosoft Exhange Serverを使用したプッシュ・メールに加えて新たな選択肢となるものです。
実際にセットアップしてExhange Serverと併用してみました。わずかな時間のテストなので、何とも言えませんがNokia Emailの方がメールの到着が速いし到着までの時間が平均していました。
画面も上のキャプチャーのように美しくメールの文章も読みやすいです。Exchange Serverに対するアドバンテージは最大で10個のメールアドレスを登録できることです。メールサーバーがIMAPの場合はNokia Emailでの削除がメールサーバーに反映されたりするのも状況によっては便利です。
追記) 10キーに色々と操作が割り当てられています。とりあえず覚えておくべきは’3’がページアップ、’9’がページダウンという所です。後はヘルプを参照ください。

iPhone/iPod Touch向けの辞書ビューワーptsDictをApp Storeにてリリースしました。
ptsDictはStarDict形式の辞書をサポートする辞書ビューワーです。お好みの辞書データを入手して自分で導入することが出来ます。複数の辞書の串刺し検索をインクリメンタルに行うことが出来ます。またヒストリー、ブックマーク機能も備えています。
詳しくはptsDictのページをご覧ください。
先日から遊び続けているGoogleMapsのLatitudeですが、英語モードでiGoogleを表示することによりWebからでも友達の位置情報を見ることが出来ます。今までWebからLatitudeを見る方法が無いかと悩んでいた方は、リンクをクリックしてみてください。
普段は有線LANでMacBookを接続しているのですが、部屋の模様替えのためリビングにて無線LAN接続をしていました。何時ものように世界各地の友人の動向をLatitudeで眺めていると何故か自分の位置情報の更新時間が”0m ago”になっています。E90のGoogleMapsは間違いなく完全に止めた状態になっています。
そこで思い出したのがGmailの署名に位置情報を付加する公開実験が行われているというニュースです。試しにGmailの該当機能をEnableにしてみると「Sent from: 上海 上海 中華人民共和国.」と入ります。このニュースによるとIP AddressもしくはWifiによる位置決めと書かれています。「上海 上海」だけではどちらによるものかは判然としません。
Latitudeの方は、かなり狭い範囲で正確な位置に絞られています。今日に限って無線LANをオンにしていることから、やはり無線LANによる位置決めが上海でも出来るということのように思えます。GoogleMaps3.0の紹介の時にGPSを使わなくても80mの円の中で位置が決まっていると書きましたが、それも無線LANによる位置決めが効いているからなのかもしれません。確かに我が家も弱いながらパブリックなWiFiのSSIDが見えています。今度、どこか別の場所でも試してみよう。
再びbichir’sさんのブログの引用から始まります。
ああ。やっぱり。
現在位置情報の表示のズレの問題は解消できてるけど、今回追加された機能であるところの、位置情報共有の方ではやっぱまだズレの問題が残ってるみたい。
詳しくはbichir’sさんのエントリーを見ていただきたいです。中国国内に居る人のLatitudeによる位置をMap viewで見ると何百メートルかずれた場所に表示されてしまいます。Satellite viewで見る位置がただしい場所です。
ついでに友人からリクエストが来た時の画面を貼っておきます。


Latitudeのリストを表示したときに新しいリクエストがあると上の方に赤字で表示されます。その文字を選択するとAcceptするかどうかを選ぶ画面になります。
色々なニュースサイトや個人ブログで紹介されている携帯端末用のGoogle Mapsの新バージョン3.0をNOKIA E90に入れてみました。目玉はLatitudeという位置情報を友達と共有する機能です。
[ 導入編 ]
中国で携帯端末でwww.google.comにアクセスしても中国語のメニューになります。そのままGoogle Mapsを探してダウンロードしても中国版のGoogle Mapsしか入りません。中国語版はまだ2.xなので新機能は使えません。最初の画面にGoogle.com in Englishというリンクがあるので、その先を探ると英語版のGoogle Mapsが導入できます。
[ Latitude ]
導入して遊んでいるうちにbichir’sさんから位置情報を共有するお誘いメールが飛んできました。その経緯およびLatitudeの画面についてはbichir’sさんの記事をご覧ください。その飛んできたメールにはリンクをクリックしてAcceptもしくはRejectせよと書いてあります。ところがリンクをクリックしても、あなたは対象地域以外なので使えませんと出てきます。色々と技を使ったりGoogleのアカウントに登録している地域をアメリカとかにしてもダメです。ふとGoogle MapsのLatitude画面を見るとRequestが来ているとメッセージが出ています。そこから無事にAcceptして互いの位置が見えるようになりました。
Add Friendsというメニューで共有のリクエストを送るのですが、そこでContactsリストを表示させると既にLatitudeを使用している人はアイコンで識別できるようになっています。
[ 中国の測地系問題 ]
中国在住者にとってうれしいのは、今まで測地系の違いによりMy Locationで正しい位置が表示できなかったGoogle Mapsで正しい位置が分かるようになったことです(中国版のGoogle Mapsではひとつ前のバージョンから正しくなっていました)。
[ GPS無しでの位置精度向上? ]
これは今ひとつ良くわかってないです。

GPS無しで自宅にてMy Locationすると精度か80mとかになっています。他の場所では1000mとかだったので、どうなっているのかは良くわかりません。

同じ条件で未だ2.2.1.7である中国版のGoogle Mapsだと1000mの精度にしかなりません。
何かしら精度を上げるロジックが入ったのかもしれません。
追記、パソコンでプログラムをダウンロードするには下のURLが使えます。
http://www.google.com/mobile/default/maps.html
これまた今更なネタですがJoikuSpot Lightをお試し中です。
昨年夏から携帯電話はNokia E90ひとつだけを持ち歩いています。それに加えて、最近になってiPod Touchも持ち歩くようになりました。辞書などのアプリや産経新聞を読むためなので外出時はオフラインでの使用が前提でした。
それでも時折iPod TouchのSafariを使いたくなったりもします。そこで思い出したのがJoikuSpotです。これをE90に入れておけばWiFi接続でiPod Touchがインターネットに接続できます。使い方は解説する必要もないくらいに簡単です。
JoikuSpotには有料のPremiumと無料のLightが有ります。Premiumは万能型でLightはhttpとhttpsしか使えません。最初はPremiumを購入しようと思っていたのですが、私のiPod Touchでの活用の仕方だとLightで十分です(メールは使用しない、NatsuLionがちょっと使ってみたいけど代替手段多し)。
所用でChina Unicomのオフィスに行った際にGPRSデータ通信の定額メニューを見ると結構お値打ちな価格に成っていました。もしかすると移動通信も対抗して値下げしているかもとホームページを調べてみると今年からデータ通信定額メニューが変更になっていました。詳しいことはリンク先の表を見ていただくとして私的注目ポイントだけ書いておきます。
昨年10月にブログに書いたときは20元、50MBのプランで如何に過ごすかとということを書きました。そのままの契約でデータ量が150MBに増えていました。なんと三倍です。太っ腹だなぁ。
もう一つの注目ポイントは、以前は20元の上は100元(当時は800MB)のメニューしか無かったのですが、今回は50元で500MBというプランが出来たことです。
私の使い方だと20元メニューで十分な感じです。ちょっと贅沢に使ってみてオーバーするようなら50元にしてみます。100元、2GBはEDGEのスピードではかなり使い込まないと必要なさそうです。