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Asha303の中国版であるNokia 3030をしばらくメインの携帯電話として使ってみようと思い立ちました。所謂スマホは聯通のデータSIMが入っているSC-05DとiPod Touchで間に合っています。通話とSMS用の携帯電話は質実剛健なものを使ってみようということです。

問題は電話帳の維持管理をどうするかということです。手動でのバックアップ、更新であれば何かしら方法はあります。しかしWindows Mobile以来、ネットワーク越しに電話帳を同期する便利さに慣れているので何とかしたいと探した結果、見つかったのがPhoneCopyというサービスです。

Series 40の設定を見ていくとSync and backupという項目があります。この接続先としてPhoneCopyが使えます。PhoneCopyがサポートしているデバイスやOSは幅広くiPhone, Android, Mac OS X, Winodwsなどで電話帳の同期が可能です。機種によってはスケジュール、メモ、ToDoなどの同期もサポートされています。

設定等はサイトに詳しく書かれていますので、私が何を行なっているかを紹介することにします。

[ 電話帳 ]
– 元ネタはGoogleの連絡先をvCard形式でエクスポートしたもの。
– OS X Mountain Lionの連絡先にGoogleからのデータを読み込みました。電話番号の入っていないエントリーは必要が無いので、ちまちまと消しました。
PhoneCopy DesktopのMac OS X版をApp Storeより導入しました。PhoneCopyの新規ユーザー登録も、このアプリから行いました。詳しくは覚えていませんが、”連絡先”と”カレンダー”が自動的に同期対象になったと思います。カレンダーについては種別を選ばないと行けませんが、私は使用していないのでディフォルトのまま放置しています。

携帯電話上での電話帳の変更はPhoneCopyサイトには反映されますがGoogleには反映しません。もともとGoogleの連絡先が電話帳と一緒になったのはAndroidを使用するためだけで、本当は一緒にしたくなかったので、この設定で使います。

[ カレンダー ]
– PhoneCopyにログインし、カレンダーのページに行くとGoogleと同期するためのボタンがあります。これを押してGoogle側で承認すると自動的に同期されるようになります。

[ Asha303側の設定 ]
設定方法のスクリーンショットはPhoneCopyのサイトにあります。設定の基本情報はPhoneCopyのメインページ右側にあるAdd a new deviceを押すと表示されます。わたしの場合PhoneCopy側のデバイス設定画面でTimezoneをGMTにしないとカレンダーに設定したイベントの時間が正しく表示出来ませんでした。

Add a new deviceの設定情報で一度、携帯電話から同期を行いエラーが無ければContinueを押し設定を完了します。その後、携帯電話から同期を行うと初めてデータが反映されます。

[ 無料の範囲 ]
無料で電話帳、スケジュールなどの各データ件数が500件まで扱えます。デバイス数は2台です。ただしMac OS XやGoogleカレンダーもそれぞれデバイス数にカウントされますので、私の使い方だと無料の範囲を越えます。応援の意味を込めて有料会員になりました。

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