Ubuntuの本家サイトよりUbuntu Server EditionをもらってきてMacBook上のVMware Fusionに導入しました。
[ VMwareの設定 ]
VMware Fusionの設定ウィザードに従ってLinux用の設定を行います。最後の方でダウンロードしたisoイメージを指定するステップがあります。これを行うとCDイメージをマウントした状態でVirtual Machineが立ち上がり導入作業が直ぐ始められます。ちょっとだけ手間が省けるだけですがVMware偉いです。
[ Ubuntu Serverの導入 ]
Ubuntu Serverの最初の導入メニューで2番目の”Install a LAMP server”を選びます。LAMPとはLinux, Apache, MySQL, Perl/PHP/Pythonが入っているということだそうで、私の目的にかなった選択です。何も考えず最初のメニューでReturnを押してしまうと”Install to the harddisk”が選ばれてしまいます。この場合Apacheから初めて必要なもの全て自分で導入しなければなりません。
画面に従って行くだけで問題なく導入できました。言語は英語で導入しました。日本語にするとVMwareの画面でコンソールを使用するときに不都合が出ます。ただしMac OS Xのターミナルからログインすれば日本語メッセージの表示も正常に行われます。
[ sshとemacsの導入 ]
導入完了後、まず最初に追加導入したのはsshです。sudo apt-get install sshで簡単に導入できます。この後の作業はMac OS Xのターミナルからsshでログインして行いました。VMwareのコンソールを使用すると他のウインドウに移動するのに、手間がかかるのでsshで外部からログインするのがお勧めです。後はsudo apt-get install emacs21でemacsを導入して準備完了です。
[ phpMyAdminの導入 ]
MySQLを管理するのにコマンドラインだけでは大変ですし、ツールを使わないと出来ないこともあります。そこで定番のphpMyAdminを導入します。all-languages.tar.gzをもらってきて適当なところに展開します。私の場合、ホームディレクトリー下にpublic_html/phpMyAdminというディレクトリーを作りました。MySQLに何のパスワードの設定もなされていないので、展開するだけで使用できます。
[ WordPressの導入 ]
とりあえず、うまくサーバーとして導入できているかどうか確認するためにWordPressを導入してみました。予めphpMyAdminでデータベースを作成しておきます。WordPressの導入スクリプト中で作成したデータベース名を指定します。またディフォルトのMySQLの導入状態ではパスワードも設定されていないので、ユーザーはroot、パスワードは空白にします。後は手順通りで何の問題もなく、あっという間に導入完了しました。
Ubuntu Server Editionは初期設定ではセキュリティー的にかなりユルユルな感じがします。私のように外の世界には見せないテスト環境として使用するのには手間が少なくて良いですが、本物のサーバーとして運営するためには、セキュリティー関連の設定をしっかり行わなう必要があります。
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