上海の地下鉄は長らく3G電波しか飛んでいなかったのが4Gが入る路線も出てきて移動中のネットワーク環境が向上中です。加えて、いつの間にか地下鉄車両内で無料の無線LANも使えるようになっていました。
SSID “花生地铁WiFi_测试” がそれです。その次のやつも使えるみたいですが、よくわかりません。花生地铁についてはググると、もといバイドゥると、どうも公式にサービスを提供しているもらしく信用しても良いようです。
接続するとiOSの場合はログイン画面が開くので中国の携帯電話番号を入力するとSMSで認証コードが送られてきます。認証コードを入力するとすぐにネットワークが使えるようになります。一度ログインすると次からはログイン画面は出ますが認証コード無しでログイン出来ますので、手間はかかりません。
Androidの場合は下のような画面が出てアプリケーションの導入を要求されます。
アプリケーションを導入後、やはり中国の携帯電話番号で認証コードをもらい、それを使ってネットワークにログイン出来るようになります。iOS同様、認証コードが必要なのは最初だけです。ネットワークに入るだけなのにアプリケーション使うのも今ひとつですが、アプリケーション自体が情報ポータブルや広告媒体になっているようです。わりと行儀の良いアプリケーションですので問題は無し。ただ、時々接続されているのに無線LANが見つかりましたみたいなアラートがポップアップしてうざい時もあります。
スピードテストではダウンロードが1Mbpsから2Mbpsの間で、今時としては高速とは言えません。しかしながら、通勤時間帯においてもデータの流れが安定しているのでストレスなく使用できます。VPNもつながりますし、かなり快適です。もしかすると、まだ世の中に認知されていなくて、空いているだけかも知れませんけど。
わたしの使う路線での対応しているのは2号線と7号線です。10号線もよく使うのですが、残念ながらまだ未対応です。
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