小米5 Xiaomi Mi5にはQuick Charge 3.0が搭載されています。このため短時間で充電が可能になっています。昨年から使用しているMoto X Pro (Nexus6)にもQuick Charge 2.0が搭載されていて、その便利さは既に十分に享受していました。もう一度、おさらいの意味で、性能テストをしてみました。
Quick Chargeは通常のUSBより高い電圧で充電をすることが出来、かつ電圧を細かくコントロールすることで効率よく短時間で充電する技術です。Quick Charge 3.0は、Quick Charge 2.0より高い電圧の供給が可能で、また細かく電圧を変化させることが出来るようになっているそうです。
私にとって嬉しいことにQuick Charge 3.0は2.0に対して後方互換性があるのでMoto X Proの充電器がMi5にも使用可能です。これでオフィス用にひとつ常備することが出来ました。下の写真はMoto X Proの充電器でMi5を充電している様子です。確かに5V以上の電圧が出ています。ただし、このメーターは7Vまでしか計測できないものなので、正確な電圧は分かりません。おそらく表示されている以上の電圧が出ているものと思われます。
急速充電の性能について簡単に実測してみました。
Mi5のバッテリー残が10%を下回るとバッテリーアイコンが赤くなります。この状態から充電を開始して30分後、1時間後のバッテリー充電状況について調べてみました。
経過時間 | 0分 | 30分 | 60分 |
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Mi5付属のQC3充電器 | 9% | 53% | 92% |
Moto X ProのQC2充電器 | 9% | 48% | 88% |
QC2充電器でも十分に急速充電出来ます。あと、30分で出かけなければならない、みたいな状態でもちょっと充電しておこうと思える性能です。
急速充電とは、まったく別の方向性ですがMoto X Proに搭載されていたQi(ワイヤレス充電)機能がMi5には付いていないのが、ちょっと残念です。
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