Dropbox

FPVドローンのRC、送信機はWalkera Devo10にDeviationファームウェアを入れたものを使用しています。これ一台でRodeo110と3機あるTinyWhoopすべてを操縦出来るのでとても重宝していますが、突然電波が止まってしまうようになりました。最初は電池が少なくなって電波が止まるのかと思っていたら、だんだん症状が悪化し電源入れてしばらくすると必ず電波が出なくなるようになりました。ディスプレイには何も異常を知らせるようにメッセージはありません。純粋に電波を発射するRFモジュールの故障のようです。

Walkeraから純正のRFモジュールも出ているので中国の通販サイトTAOBAOで探してみましたが、純正品は見つかりませんでした。代わりに四つの異なったRFモジュールが一体になった製品を購入しました。これはDeviationでより多くのプロトコルをサポートするためのものです。いずれ、この改造をしようと思っていたので渡りに船です。


上のリンク先の価格はちょっと高いです。中国での相場は190元弱、日本円だと3300円ほどです。


オリジナルのRFモジュールと入れ替えてリード線を3本半田付けすればハードウェアの改造は終了です(たぶん)。

あとはDeviation(v5.0.0)の内部のHARDWARE.INIを編集します。下のようにRFモジュールを使用するためにコメントを外します。(最初は以下のすべての行がコメントアウト(行頭にセミコロンがある)されていました)
note: HARDWARE.INIはDEV10のENTを押しながら電源を上げてUSBケーブルをPCに接続すると見えるUSBドライブの中にあります。

[modules]
; there is no need to enable the cyrf6936 module unless
; it is wired to an alternate port. It is Enabled automatically otherwise
; enable-cyrf6936 = B12
; has_pa-cyrf6936 = 1
enable-a7105 = A13
has_pa-a7105 = 1
enable-cc2500 = A14
has_pa-cc2500 = 1
; enable-nrf24l01 = A14
; has_pa-nrf24l01 = 1
; enable-multimod = A13

コメントにあるようにcyrf6936(DEVO10のオリジナルRFモジュール)の部分はコメントを外さなくても認識されます。残りのa7105, cc2500, nrf24l01のコメントを外して起動したところ、nrf24l01のモジュールが見つからないというメッセージが出て立ち上がらないのでコメントアウトしました。購入したモジュールの故障か、Deviationのバージョン、はたまたハードウェアの改造に足りないところがあるのか、今のところ不明です。とりあえず現在のところ必要はないので、そのままにしておきます。

これでCYRF6936, A7105, CC2500と3個のRFモジュールが使えるようになり使用できるプロトコルが増えました。

手持ちのレシーバーで今まで使用できていなかったFrSkyで構成してうまく動作することが確認できました。当然、今まで通りDSMXもDevoも使用できます。

Trackback

no comment untill now

Add your comment now