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Moto X Proリカバリーその2 / Recovery the Moto X Pro – 2

Moto X Pro (XT1115, Nexus6 中国版)のリカバリー、前回のシステムイメージに加えてもう一つ試してみました。I tried another system image to recover the Moto X Pro.

http://www.lenovosj.com/motuoluola/motoxpro/2436.html

上のページの「进入下载地址列表」をクリックし次のページで「本地下载」をクリックするとダウンロードページに行けます。ダウンロードページで「下载(615.3M)」をクリックしてファイルをダウンロードします。

Click「进入下载地址列表」on above URL web page. Then click 「本地下载」on next web page to go download web page. Then click「下载(615.3M)」on download web page to start file download.

ファイル名は「SHAMU_RETCN_5.0.2_LXG22.67-7_cid11_subsidy-DEFAULT_CFC.xml.zip」でRSDLiteというモトローラ用のリカバリーツールで使用する形式になっていますが含まれているファイルは普通にfastbootでフラッシュ出来るものになっています。

File name “SHAMU_RETCN_5.0.2_LXG22.67-7_cid11_subsidy-DEFAULT_CFC.xml.zip” is the package for RSDLite. RSDLite is recovery tool for Motorola mobile phones. However contents of the package can be used by usual fastboot.

今回はSystem imageだけをフラッシュしたので以下のコマンドを投入しました。I flashed only system image this time, I used followoing commands.

fastboot flash systme system.img_sparsechunk.0
fastboot flash systme system.img_sparsechunk.1
fastboot flash systme system.img_sparsechunk.2
fastboot flash systme system.img_sparsechunk.3

このシステムイメージも前回同様にルート化されています。それに加えてGoogleのフレームワークも導入済みでさらに手間なしでした。そのままアプリケーションを導入して現在も使用しています。

This system image was also rooted and Google framework was also installed. I am still using this system image after installing applications.

参考までにバージョン情報を貼り付けておきます。

Moto X Pro version

自分でroot化したMoto X Pro (XT1115, Nexus6 中国版)に公式ソフトウェアの更新を入れたところブートループに陥りました。リカバリーするためにフルリストアが必要となりました。最初にNexus6のシステムをリストアしてみましたが残念ながら動きません。Moto X Pro用のリストア可能なシステムが必要ですがMotorolaは公開していません。そこで野良ファイルイメージを探してみました。

My Moto X Pro was bricked when I installed official system software update. I needed to restore system image. At the beginning, I tried to install Nexus6 system image, but it did not work. So, I realized I needed to find Moto X Pro system image. However Motorola does not provide factory image of Moto X Pro. Then I needed to find Moto X Pro file image on baidu.com.

最初に試したのは以下のBBSに書かれているものです。I tried system files from following BBS article.

http://bbs.gfan.com/android-7909275-1-2.html

ここにアップロードされているのはルート化済のシステムでした。手間がないとも言えますが、誰かが弄ったものであることは間違いありません。あくまでも自己責任の上で導入しなければなりません。

System file on this link was already rooted. It means somebody modified the system. If you install this system image, please do it with your own risk.

私が実際に導入したのは以下のファイルだけです。fastboot flashを行うためにはbootloader unlockが必要です。

I only installed following two files. You need to unlock bootloader before perform ‘fastboot flash’.

fastboot flash boot moto_x_pro_boot.img
fastboot flash system moto_x_pro_system.img

Bootloder unlockを行っているとブートの度に警告メッセージが出ますが、その画面を変更するためのファイルも入っています。まだ試してはいません。You will see ugly warning message during boot cycle if you unlock bootloader. This package includes the file to modify the ugly warning message. I do not try it yet.

fastboot flash logo moto_x_pro_logo_modifiedByCassius.img

BLUnlockWarn

 

すでにルート化されているので、後はgappsを入れれば普通に使えるようになります。TWRPを導入していれば本体の適当なところにgappsをzipファイルのままコピーしTWRPのInstallメニューで簡単に導入できます。

This system image is already rooted. We just need to install gapps package. I already installed TWRP, so I copied gapps zip file to somewhere in Moto X Pro and invoked TWRP Install menu to extract gapps to system partition.

数日間、使用してみましたが公式アップデートが導入出来ない以外には特に問題は無いようでした。

I used this system image for a couple of days. I did not see any problem except no way to apply official upgrade data.

Moto X ProにTWRPを導入する / Install TWRP to Moto X Pro

MotoXProTWRP

以前、Nexus6用のTWRPを導入して失敗しましたがMoto X Pro (XT1115, Nexus 6中国版) に対応したTWRPを中国のサイトで見つけました。

I found TWRP for Moto X Pro on following web site.

http://www.lenovosj.com/motuoluola/motoxpro/2498.html

ダウンロードリンクはTWRPのスクリーンイメージの少し下にあります。Down load link is available just below of TWRP screen image.

进入下载地址列表

さらに次のページ中央付近で下のリンクをクリックします。Then click following link in middle of web page.  実際にはこの記事から直接下のリンクをたどっても同じと思います。Actually you can click following link to go download page.

本地下载

開いたページの上にある「下载(12.5M)」をクリックするとダウンロードが始まります。Then click 「下载(12.5M)」to download rar file.

展開するためにはrarというアーカイブを扱えるツールが必要です。To extract this file, you need to prepare archiver which supports rar.

あとはfastbootでフラッシュすればOKです。Just you need to use fastboot to flash recovery image.

fastboot flash recovery twrp-2.8.6.img

注意) 自己責任でお願いします。fastboot flashにはbootloader unlockが必要です。

Note: Please perform this procedure with your own risk. fastboot flash process needs ‘bootloader unlock‘.

阿里云ECSサーバーを借りてみた

色々と事情があって中国内にサーバーを借りてみることにしました。最良の選択(というか他の選択肢を知らない)と思われるのは、あのアリババが運営する阿里云のECSというサービスです。Amazon EC2は使用したことがないのでわかりませんが、おそらくは同等のサービスを目指したものと思います。ECS以外にも様々なサービスが提供されています。

わたしの場合は中国に居住する外国人としてユーザー登録を行いました。その時の必要事項に付いて書いておきます。

  • 簡単な中国語の読解力が必要。
    わたしの登録の問題かもしれませんがログインページまでは英語画面もありますがECS管理画面は中国語しか出できません。小説を読むわけではありませんので、中国語版のWindowsを使うのと同等か少ない努力で何とかなります。
  • 実名認証が必要。
    実名認証が無いとサーバーを貸してくれません。支払いを同じくアリババの支付宝で行う場合、支付宝で実名認証しておくと連携出来るので楽です。支付宝の実名認証には中国の携帯電話番号と居留証が必要です。必要事項を記入しパスポートの写真のあるページと居留証のページの写真をアップロードするだけでした。確認には数日必要と表示されますが、実際には当日中に完了しました。
  • ユーザー登録。
    支付宝のユーザーでログインみたいのをやったつもりでしたが、阿里云でも登録したみたいになりました。今ひとつよく分かっていませんが難しくはありません。
  • 阿里云での実名認証が完了すれば直ぐにECSのインスタンスが建てられます。最初は決まった構成ですが無料のサーバーが2週間借りられます。
  • ルートパスワードの設定。
    最初、ちょっとだけ迷いました。基本はインスタンス(实例)を建てるときに指定します。後から行う場合はECSの管理画面からインスタンスを選択して「重置密码」押します。

管理画面はとてもわかり易く出来ていますので、後はほとんど迷うことは無いと思います。

気になるネットワーク事情ですが、上海の自宅、日本に借りているVPSと阿里云ECSサーバー間でのpingの結果をまとめておきます。

上海自宅中国電信->ECS 北京
100 packets transmitted, 100 packets received, 0.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 33.793/117.491/586.106/129.487 ms

上海自宅中国電信->ECS 青島
100 packets transmitted, 99 packets received, 1.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 27.255/40.309/202.727/18.936 ms
ECS 北京->さくらインターネット
100 packets transmitted, 98 received, 2% packet loss, time 100133ms
rtt min/avg/max/mdev = 54.438/102.068/346.114/72.322 ms

ECS 北京->Able
100 packets transmitted, 100 received, 0% packet loss, time 99223ms
rtt min/avg/max/mdev = 78.733/92.137/134.176/13.870 ms

ECS 青島->さくらインターネット
100 packets transmitted, 93 received, 7% packet loss, time 100123ms
rtt min/avg/max/mdev = 81.798/104.539/108.833/4.280 ms

ECS 青島->Able
— pigtailsoft.com ping statistics —
100 packets transmitted, 100 received, 0% packet loss, time 99254ms
rtt min/avg/max/mdev = 68.351/104.854/124.620/18.228 ms
上海自宅中国電信-> さくらインターネット
— 160.16.74.50 ping statistics —
100 packets transmitted, 84 packets received, 16.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 49.986/121.418/341.682/65.832 ms

上海自宅中国電信->Able
— pigtailsoft.com ping statistics —
100 packets transmitted, 82 packets received, 18.0% packet loss
round-trip min/avg/max/stddev = 56.034/127.436/505.337/70.565 ms

上の結果は8月20日頃、平日日中に行ったものです。9月に入って上海の中国電信のネットワーク状況は改善しつつあります。(そうなるとECSでサーバー借りている意味がなくなる)。

ちなみに上海からECS北京にtracerouteすると阿里云のネットワークに入るまで電信のネットワークを通ります、ECS北京からさくらインターネットにtracerouteの結果では阿里云から联通のネットワークに出ていきます。中国のネットワーク事情に通じている方には、この素敵さが分かることと思います。

小米 #YiCamera 小蚁运动相机、レンズ補正

小米 YiCameraは155度の広角撮影を行うため画像が歪みます。これはこれで仕方のないことだと思っていましたが設定の中にLens rectification(レンズ補正)というものがありました。動画にも静止画にも同様に働きます。比較のために同じ位置で撮影した写真を紹介します。分かりやすいように直線の多いビルの内部の写真です。写真としては美しくなくて申し訳ないです。

YiCamera No Lens Rectification

YiCamera レンズ補正無し

YiCamera Lens Rectification on

YiCamera レンズ補正あり

上がレンズ補正無し、下が有りです。ちゃんと機能しているようです。レンズ補正を行うと、やや画角が狭くなります。これは仕方ないことでしょう。左下の黄色いスリップ注意の立て看板を見ると分かるように不自然な部分も出てきます。あと何故か天井に付いているシーリングライトの光り方も変わってしまっています。なかなか微妙です。わたし的には補正なしで普段は撮影するかもです。

小米 #YiCamera 小蚁运动相机、タイムラプス動画編

小米 YiCameraには特殊な撮影モードが幾つか搭載されています。動画では毎秒120とか240フレームのやや高速度撮影、静止画ではバースト撮影(一秒間に3, 5, 7コマ、あるいは2秒間に7コマの撮影)などがあります。

当然、タイムラプス撮影モードも搭載されています。そのタイムラプスのサンプルを紹介したいと思います。タイムラプスには2つの選択肢があります。カメラで動画を合成しMP4を出力するものと、単純にインターバル撮影を行いJPEGファイルで出力するものです。後者の場合、PC上で何かしらのアプリケーションを使用して動画を作成します。撮影インターバルは0.5s, 1s, 2s, 3s, 10s, 30s, 60sと豊富なバリエーションがあります。今回紹介するサンプルはどれも0.5sインターバルで撮影したものです。

YiCameraでMP4を出力してくれるモードで撮影したものです。出力の解像度は1920×1080になっています。そこそこちゃんと写っていますし簡単で良いです。携帯電話にダウンロードしてその場でSNSに投稿出来るのは魅力です。

YiCameraからは一連のJPEG写真として取り出してMac上でZeitrafferというアプリケーションを使ってQuicktime動画に合成しました。解像度は写真の設定のままの4608×3456になっています。画面一つ一つはYiCamera本来の静止画のクオリティを持っていて、それを時間をかけて動画に合成するのでかなり精細に画像になりました。

上海外灘の夜景です。これはYiCameraでMP4出力させたものです。解像度は上と同じく1280×480です。画質はかなり厳しくなりました。

上海外灘の夜景をJPEG写真としてタイムラプス撮影し、Zeitrafferで合成したものです。解像度は、その時の写真の設定である4808×2593になっています。MP4出力のものと比べて夜景では格段に画質の差が分かります。

小米 #YiCamera 小蚁运动相机、動画撮影編

静止画に続いて動画のサンプルを幾つか紹介したいと思います。

まずは動画の解像度は以下の通りです

1920×1080 60P 16:9
1920×1080 30P 16:9
1920×1080 48P 16:9
1920×1080 24P 16:9
1280×960 60P 4:3
1280×960 48P 4:3
1280×720 48P 16:9
1280×720 120P 16:9
848×480 240P 16:9

何故か横1920ドットでの4:3画像が無いので、ファイルサイズ的には1920×1080 60P 16:9が一番大きくなります(120Pとか240Pは除く)。120Pとか240Pで撮影するとスロー再生とか出来そうですがまだ試してはいません。良い題材に出会ったら試してみたいです。

上海外滩で撮影した動画を幾つか紹介します。音も入っていますが、風の音しか聞こえません。肉眼でもやや霞んでいる状態ですのでぼんやりした色になっているのは仕方ないと思います。

[ 1920×1080 60P 16:9 ]

[ 1280×960 60P 4:3 ]

[ 1920×1080 60P 16:9 ] 夜景

夜景での動画撮影はあまり得意ではない感じ。

小米 #YiCamera 小蚁运动相机、静止画撮影編

アクションカムですし本来は動画を撮る物でしょうが、わたしは結構静止画も撮っています。かなり広角な画像が撮れることだけが利点と言えます。ちゃんとした綺麗な写真を撮る目的では使っていません。

静止画の解像度は以下の通りです。

16M(4608×3456 4:3)
13M (4128×3096 4:3)
12M (4608×2592 16:9)
8M (3624×2488 4:3)
5M (2560×1920 4:3)

センサー自体は4:3の大きさであり16:9の画像は上下をカットしたものになります。実際に使っているのは、ほぼ16M(4:3)か12M(16:9)です。もしかすると圧縮エンジンとかの都合で低解像度の方が調子が良い場面などもあるのかも知れませんが、そこまでは試していません。

以下、サンプルとしていくつかの写真を貼り付けておきます。何れもクリックすると未加工の写真が表示されます。

Shanghai Band YiCamera 4:3

Shanghai Band YiCamera 4:3

おなじみの観光地、上海の外灘(バンド)で撮影したものです。肉眼でもやや霞んでいたので発色がぼんやりしているのは仕方なしです。

Shanghai Band YiCamera 16:9

Shanghai Band YiCamera 16:9

上と同じアングルで16:9で撮影しました。上下ともにカットされているのがわかると思います。

Shanghai Band Night YiCamera 4:3

Shanghai Band Night YiCamera 4:3

夜景もそこそこに写ります。右上に月も写っています。

Coffee Shop YiCamera 4:3

Coffee Shop YiCamera 4:3

珈琲店の中で撮影したものです。風景よりこちらの方が私としては印象が良いです。

その他に特殊な撮影モードとしてBurstとというものがあります。これは連続的に撮影してくれるものです。3p/s(一秒に3コマ)、 5p/s、 7p/s、 7p/2s(2秒に7コマ)の設定があります。室内で試してみた限り、動くものだと被写体が流れてしまいます。動きのあるものをコマ撮りするものですが、シャッタースピードが速くはないので少々無理があるように思います。十分な光量があれば、また結果は違うのかも知れません。

小米 #YiCamera 小蚁运动相机、アクセサリーその3、スタビライザーお蔵入り

歩きながら動画撮影するためにはスタビライザーが必要です。電動三軸スタビライザーが良いのは分かっていますが、本体よりも値段が高くなります。そこでダメ元で簡易式のスタビライザーを試すことにしました。

YiCamStabilizer

こんなパッケージで到着。見た目はなかなか良いです。説明書は中国語と英語で書かれています。

YiCamStabilizer2

カメラを取り付けようとしたらGoPro Quick Releaseなるマウントになっています。マウントだけ、また購入かと思いつつ過去に購入したアクセサリーの付属品を調べてみます。ラッキーにも最初に購入した防水ハウジングにQuick Releaseマウントが付属していました。ということで、さっそく取り付けてみます。

YiCamStablizer3

ハンドルを持つと本体がグリグリと自由に動きます。重しを調整してバランスを取るように説明書に書かれていますが、これがなかなか難しい。また作りの問題も有って、すぐに首を振ってしまいます。水平方向の動きは実に軽いのですが、肝心な縦方向の動きが少し重いので、揺らしてみると直ぐに水平方向に首を振ってしまうのです。

説明書によると撮影時にはハンドルを握ると同時に指をマウントに軽く添えるように書かれています。おそらくは水平方向の動きは自分で抑制せよという事でしょう。

頑張って練習しながら試し撮りをしてみましたが公開できるような画像にはなりませんでした。お蔵入り決定です。そのうち気が向いたら別のスタビライザーを探してみます。

小米 #YiCamera 小蚁运动相机、アクセサリーその2

YiCam_UVFilter2 YiCamFilterSample

前回紹介した本物のカメラ用レンズフィルターが使えるアダプターは、少しだけですが画面の四隅がケラれます。ということで、別のものを探してみました。

YiCam_Filter2

YiCam_Filter2_1

プラスチックレンズですがクオリティは悪くないです。装着して写真を撮ってみましたが、未装着時と見分けはほとんどつきません。一応UVフィルターらしいです。

YiCam_Filter2Cap

保護キャップが無いのが今ひとつ。やや大きめな適当な瓶のフタの内側にベロクロテープを入れて内径を調整。それを保護キャップの代わりにしました。

YiCam_Mount

もうひとつ購入したのはクリップ式のマウントです。前回のヘッドマウントと同様にGoPro仕様のマウントに三脚ネジ・アダプターが付いています。ヘッドマウントの物も同じでしたがYiCameraをマウントすると三脚ネジの長さが余ってしまいます。そのため、軽い力で首を振ってしまいます。適当なワッシャーをかませてしっかりと固定する必要があります。