中国でもAndroid携帯電話を持つ人が随分と増えてきました。また、多言語に対応出来るので中国在住の日本人の方々にも人気が有るようです。
ただ、中国でAndroid携帯電話を購入する場合、所謂大人の事情があるので要注意です。
中国国内で正規に販売されているAndroid携帯電話は、私が知る限りGoogleのサービスを前提とはしていません。従ってAndroid機の特徴とされている購入時のGoogleのアカウントを設定する画面が出てきません。
- Googleアカウントを設定せずに使うよになっている。
-> メールに関しては普通に設定すればGmailも取って来ることは可能です。
- GoogleのAndroid Marketにアクセス出来無い。
-> 代わりに中国版マーケット・アプリが入っています。
- VPN設定が無い、もしくは有っても使えない事がある。
と、言うような感じになっています。マーケットへのアクセスだけを諦めれば使えない事はありません。中国で便利なアプリは中国版マーケットで手に入ります。後はapkで配布されているアプリを探すしか無いでしょう(正規、非正規含めて色々と配布されているようです)。
中国国内版Android機でも海外で同型機種が売られている場合はファームウェアの書き換えなどで海外版と同じ機能に出来るものもあるかも知れません。どうしても海外仕様が欲しい場合は水货と呼ばれる輸入品を入手するしか無いでしょう。この辺りの事情はまた改めてお知らせ致します。
Android向けのATOK製品版が有料でAndroidマーケットに出てきました。6月27日10amまでは特価980円ということで、私も早速購入しました。
既に多くの方に支持されている製品ですし、今更レビューでもありません。Desire Zのハードウェア・キーボードでの使用感についてのみ簡単に書いておきます。
[ 英数かな切り替え(IMEオン、オフ) ]
残念ながら、ハードキーでの切り替えは今のところ出来無いようです。
– かな->英数 戻るキー(というのですかね?)で可能。ただし押しすぎるとアプリの戻るボタンとして機能してしまうので注意が必要。
– 英数->かな 入力域をタップで大体可能。時折ソフトキーボードを使用して切り替えねばならないこともあります。
OpenWnnなどではAlt+Spaceバーで切り替わりますので、同様の機能が実装されると、素晴らしく使えるようになります。と言った趣旨のことをtwitterで呟いたら中の人(@atok_js)から直ぐに返事を頂きました。大いに期待して、実装されることを待ちたいと思います。
[ 変換候補の選択 ]
– 予測変換 かなを入力すると最下行に予測変換候補が表示されます。それの選択はナビキー(これね正式名称かどうか? DZの光学式やつです)で選択可能です。
– 通常変換 かなを入力語にスペースバーを押すと通常変換に入ります。変換候補を進めるのはスペースバーを押していけば良いです。ただし前の候補に戻る方法が見つかりません。バックスペースで未変換に戻せるので、前の候補に戻れなくてもさほど不便ではありません。また、画面上で変換候補をタップすれば当然選択出来ます。通常変換時にナビキーで変換文字列の長さを変更することも出来ます。
– 英数変換 かな入力後にナビキー上で(左右も組み合わせ必要かも)で実際に入力した英字に戻せます。ちょっとした英単語ならかな入力モードのままでも可能です。
あと、前回のトライアル版では横画面では入力域が全画面表示されることがあったが、普通の入力域になりました。
追記) 海外在住で海外のSIMを使用しているとATOKがマーケットに現れません。一番簡単な解決策は日本のSIMを入れることです。ローミングなどは必要なく、ただSIMが入っていればWiFi接続でマーケットに接続すればOKです。
もしデバイスがルート化されていればMarketEnablerというアプリを導入しOperator IDを44010(ドコモの場合)などに変更してもOKです。

ごく普通の事として実践されている方も多いので今更な話題で恐縮です。AirMac Expressを買った時から出張用ルータとしても活用することを考えていました。自宅ではMac Mini用の無線LANアダプターとして使用しています。それを主張先ではホテルの有線LANに接続して無線LANルーターとして使用するので構成を変更します。
いきなり持ち出して来たので、そのままではMacBook AirとAirMac Expressを接続するすべがありません。仕方が無いのでリセットボタンを押下しました。最初に接続した時に以前の構成を保管するか聞いてきましたので、おそらくは帰宅後も簡単に元の設定に戻せるものと思います(まだ、出張中です^^)。
追記) 出張から帰宅後、保管されていたプロファイルにて元の構成に簡単に戻せました。出張用のブリッジ設定も保管できているので、次回からはプロファイルの選択だけで済みます。
今回のホテルのインターネット接続は最初に確認画面が出るだけで無料です。そこで、一番簡単なブリッジ接続にしました。接続する全てのPCあるいは端末で確認画面が出ますが多重NATにするよりは良いような気がします。
写真に写っているACアダプター用の短い延長ケーブルも必需品です。これが無いとコンセントの空きが有ってもうまく刺せない事があります。私のMacBook Airのアダプターにも常時繋がっています。
MacBook Air、ThinkPad、iPod Touchが快適に接続出来てとても満足です 🙂
今年の始めから光(FTTH)になっていた自宅のインターネットを4Mbpsから10Mbpsに契約変更しました。海外への接続は期待できないので4Mbpsにままで良いかと思っていたのですが、色々と進歩している世の中ですので、いつ劇的な改善がおこるかも知れませんので予め備えておく事にしました。
ADSL 2Mbpsから光4Mbpsに成ったときに比べると、10Mbpsになっても実感できるような差は中々見られません。海外への接続は予想通りほぼ変化なしです。中国国内の動画共有サイトは、いくらか改善した気がします。家族の誰かが動画をストリーミングしていても、ほぼ気にならなくなりました。
ひとつだけ速くなったと思うのはiOSデバイスのファームウェアのダウンロードです。中国国内にミラーでも出来たのか、少し前から随分と順調にファームウェアがダウンロード出来るようになっています。古いiPod Touchのファームウェアで試しみると346MBが11分ほどでダウンロード出来ました。10Mbpsの帯域を使い切っているとは言えませんが、かなり良い感じがします。
あと、光になって良かったのは速度だけではなく安定性です。ADSLの時はモデムがリンクを見失うことが度々有りましたが、今ではほとんど切断されることは有りません。
[ 過去のインターネットスピード関連記事のまとめ ]
– 2008年1月 やっとブロードバンドになったような、、、 ADSLが512Kbpsから2Mbpsになった。
– 2011年1月上海で FTTH ! 光になった。ADSL 2Mbpsと同じ契約のまま4Mbpsになった。
で、2011年6月から契約を10Mbpsに変更ということでADSL2Mbpsから3年で光になったのは、速かったような、そうでも無いような。ほとんどの中国家庭では、まだ光にはなっていないでしょうから恵まれていることに感謝します。
私自身、メインで使うSIMをT-Mobile G2に入れていますし回りの状況を見てもAndroidを使用している方が増えているのを感じます。地下鉄に乗っていて新しい携帯電話をうれしそうに使っている人は、ほとんどiPhone4かAndroidと言って間違いないと思います。
私のブログにいただいたコメントを見ると中国在住の日本の方がAndroidを購入しているケースが増えているのが良く分かります。今年に入ってからのAndroid関連のお問い合わせ件数の変化は、以下のようになっています。
| 月 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
| 件数 |
1 |
1 |
3 |
9 |
10 |
私のブログへのコメント数にこれだけ如実に表れているのですから、(日本人だけかもしれませんが)実売数の伸びが高いことは想像できます。
T-Mobile G2 (HTC Desire Z)は、いまやすっかりメインの電話機として活用しています。色々なアプリを入れて便利な物はブログでも紹介していますが、わざわざ記事にして紹介するほどでも無い物も含めて一覧表にまとめてみました。
主には自分自身の備忘録として書いたものですが、もし何かの参考になればと思いご紹介させて頂きます。
[ アンドロイド便利アプリ ] です。

無料携帯電話として中国電信からもらいました。自宅の光インターネットを10Mにしようとしたところ家の電話、インターネット、携帯電話の契約込みで月199元、最初の2ヶ月は基本料無料+携帯電話プレゼントということでもらったものです。追加料金を足して良い奴にも出来ますが、どうせ携帯電話契約は、ほぼ使わずに放置し二年縛りが解けたら解約予定なので無料でもらえる物にしました。その中に唯一あったAndroid機がX920です。ちなみにCDMA-EvDoな機種です。
QVGAで感圧式タッチパネルということも有って、なかなか使いづらいです。野良simejiを入れて見ましたが日本語入力する気にならないです。もともと入っている中国語入力は、そこそこ入るので残念なところです。
中華なAndroidを始めて触りました。噂通りGoogleサービスと切り離されています。そのあたりの事情を簡単にご紹介しておきます。
[ Googleアカウントに依存しない ]
普通のAndroidは、とりあえずGoogleにログインすればメールもアドレス帳も自動的に設定されます。中華Androidは、Googleアカウントを求めてきません。設定の中の同期を開いてみるとExchangeアカウントを追加できるようになっています。ここにGmailアドレスを入れれば普通にメールを取ってくるようになります。
[ 安卓市場 ]
Android Market風のアイコンで安卓市場というアプリケーションが入っています。これがGoogle非依存なマーケットになっていてかなり豊富なアプリケーションがそろっています。また拾ってきたapkも安卓市場でインストールできます。面白いのは安卓市場もログインが必要なのですが、適当なメールアドレス風のユーザーを作って、その場でログイン出来るとこです。ユーザー自体に大した意味は無いようです。
その他VPN設定が見当たらないし、他にも色々と違う部分がありそうです。
Google Calendarを使用しているとAndroidデバイスとの間での同期は簡単で何時でもスケジュールが確認できて便利です。ただ、残念ながら標準搭載のカレンダーアプリは視認性の良いものではありません。
それを補完してくれるのがCalendar Padです。データは、そのまま標準カレンダーの物を使用し、まるでシステム手帳を開いているような画面で予定を一覧出来ます。私は週間予定をウィジェットとして貼り付けています。ほとんどの場合、アプリケーション本体を立ち上げる事無く、このウィジェットを見るだけで事足りています。
私の電波時計はCITIZEN ATTESAのたしか第二世代(初代が分厚かったのでパスして薄くなってから買ったもの)です。最近の電波時計は世界各地の電波に対応しているようですが、私のは日本の電波だけに同期します。ということで、日本を離れてしまった今は電波時計としての意味を失っていました。
最近PCを使用して電波を発生させて同期させる事が出来るという話を聞いて試してみようと思いつつアンテナ作るのが面倒で放置していました。そんな時にdream seedさんのブログにiPhoneとAndroidに同じ目的のアプリがあると紹介されているのを発見。早速、両方共入手しました。とりあえずはiPod TouchのJJY Simulatorを試してみると見事に同期出来ました。
イヤフォンをアンテナとして使用するので、一切の追加ハードも必要が無く、こんなことが出来るなんて想像もしませんでした(元アマチュア無線家としては、ヤラれた感一杯です^^)。
うれしいのは、普通に動かすだけでローカルな時間に調整されることです。これで私の電波時計を手軽に中国時間に調整することが出来ます。手動調整の面倒な手順は必要なくなりました。同期まで時間がかかるので辛抱強くまたねばなりませんが、手間は全くかからないのが素晴らしい。
油断すると何時の間にか日本の電波を拾って(上海は九州に近いので当然ですが、北京でも拾ってました)日本時間になってしまうので要注意ではありますが^^;
今回、ご紹介するのはroot化が必要なアプリですので、予めご承知おきください。
少しでも節電してバッテリーを長持ちさせるべく色々と探していました。使っている時の消費電力は、気にしても仕方有りません。着目すべきはスタンバイ時の消費電力を減らす事です。
最初はスタンバイ時のクロックを落すためのツールとして見つけたのがCPU tuner (Rooted phones)です。導入後、クロックに関する設定は規定値のままでしようしています。おそらくは効果があるとは思いますが、確認は出来ていません。
それ以外の機能としてWiFi, Bluetooth, 2G/3G, データ通信, 同期などがプロファイル毎にオフ、オンが設定できます。私は、これを利用してスクリーンがオフになるとWiFiを切断、スクリーンがオンの時はWiFiを接続するようにしています。DT+CM6の時にWiFiがオンとオフでは電池の持ちが随分と違いましたので、これは効果有りです。
スクリーンがオフでも2G (EDGE)で同期はされていますので使い勝手も全く問題ありません。唯一、気をつけるのは大きなアプリをWiFiで導入中にスクリーンがオフになると接続がEDGEに変わってしまうことです。その時だけは一時的にプロファイルを書き換えて対処しています。