Dropbox

中国でもAndroidの普及が進んでいる感じがします

私自身、メインで使うSIMをT-Mobile G2に入れていますし回りの状況を見てもAndroidを使用している方が増えているのを感じます。地下鉄に乗っていて新しい携帯電話をうれしそうに使っている人は、ほとんどiPhone4かAndroidと言って間違いないと思います。

私のブログにいただいたコメントを見ると中国在住の日本の方がAndroidを購入しているケースが増えているのが良く分かります。今年に入ってからのAndroid関連のお問い合わせ件数の変化は、以下のようになっています。

1月 2月 3月 4月 5月
件数 1 1 3 9 10

私のブログへのコメント数にこれだけ如実に表れているのですから、(日本人だけかもしれませんが)実売数の伸びが高いことは想像できます。

Android 便利アプリ

T-Mobile G2 (HTC Desire Z)は、いまやすっかりメインの電話機として活用しています。色々なアプリを入れて便利な物はブログでも紹介していますが、わざわざ記事にして紹介するほどでも無い物も含めて一覧表にまとめてみました。

主には自分自身の備忘録として書いたものですが、もし何かの参考になればと思いご紹介させて頂きます。

[ アンドロイド便利アプリ ] です。

中華なAndroid ZTE X920がやってきた

無料携帯電話として中国電信からもらいました。自宅の光インターネットを10Mにしようとしたところ家の電話、インターネット、携帯電話の契約込みで月199元、最初の2ヶ月は基本料無料+携帯電話プレゼントということでもらったものです。追加料金を足して良い奴にも出来ますが、どうせ携帯電話契約は、ほぼ使わずに放置し二年縛りが解けたら解約予定なので無料でもらえる物にしました。その中に唯一あったAndroid機がX920です。ちなみにCDMA-EvDoな機種です。

QVGAで感圧式タッチパネルということも有って、なかなか使いづらいです。野良simejiを入れて見ましたが日本語入力する気にならないです。もともと入っている中国語入力は、そこそこ入るので残念なところです。

中華なAndroidを始めて触りました。噂通りGoogleサービスと切り離されています。そのあたりの事情を簡単にご紹介しておきます。

[ Googleアカウントに依存しない ]
普通のAndroidは、とりあえずGoogleにログインすればメールもアドレス帳も自動的に設定されます。中華Androidは、Googleアカウントを求めてきません。設定の中の同期を開いてみるとExchangeアカウントを追加できるようになっています。ここにGmailアドレスを入れれば普通にメールを取ってくるようになります。

[ 安卓市場 ]
Android Market風のアイコンで安卓市場というアプリケーションが入っています。これがGoogle非依存なマーケットになっていてかなり豊富なアプリケーションがそろっています。また拾ってきたapkも安卓市場でインストールできます。面白いのは安卓市場もログインが必要なのですが、適当なメールアドレス風のユーザーを作って、その場でログイン出来るとこです。ユーザー自体に大した意味は無いようです。

その他VPN設定が見当たらないし、他にも色々と違う部分がありそうです。

Calendar Pad – DZに入れて便利だったアプリ4

Google Calendarを使用しているとAndroidデバイスとの間での同期は簡単で何時でもスケジュールが確認できて便利です。ただ、残念ながら標準搭載のカレンダーアプリは視認性の良いものではありません。

それを補完してくれるのがCalendar Padです。データは、そのまま標準カレンダーの物を使用し、まるでシステム手帳を開いているような画面で予定を一覧出来ます。私は週間予定をウィジェットとして貼り付けています。ほとんどの場合、アプリケーション本体を立ち上げる事無く、このウィジェットを見るだけで事足りています。

日本用の電波時計を中国時間に自動調整する

私の電波時計はCITIZEN ATTESAのたしか第二世代(初代が分厚かったのでパスして薄くなってから買ったもの)です。最近の電波時計は世界各地の電波に対応しているようですが、私のは日本の電波だけに同期します。ということで、日本を離れてしまった今は電波時計としての意味を失っていました。

最近PCを使用して電波を発生させて同期させる事が出来るという話を聞いて試してみようと思いつつアンテナ作るのが面倒で放置していました。そんな時にdream seedさんのブログにiPhoneとAndroidに同じ目的のアプリがあると紹介されているのを発見。早速、両方共入手しました。とりあえずはiPod TouchのJJY Simulatorを試してみると見事に同期出来ました。

イヤフォンをアンテナとして使用するので、一切の追加ハードも必要が無く、こんなことが出来るなんて想像もしませんでした(元アマチュア無線家としては、ヤラれた感一杯です^^)。

うれしいのは、普通に動かすだけでローカルな時間に調整されることです。これで私の電波時計を手軽に中国時間に調整することが出来ます。手動調整の面倒な手順は必要なくなりました。同期まで時間がかかるので辛抱強くまたねばなりませんが、手間は全くかからないのが素晴らしい。

油断すると何時の間にか日本の電波を拾って(上海は九州に近いので当然ですが、北京でも拾ってました)日本時間になってしまうので要注意ではありますが^^;

CPU tuner – DZに入れて便利だったアプリ3

今回、ご紹介するのはroot化が必要なアプリですので、予めご承知おきください。

少しでも節電してバッテリーを長持ちさせるべく色々と探していました。使っている時の消費電力は、気にしても仕方有りません。着目すべきはスタンバイ時の消費電力を減らす事です。

最初はスタンバイ時のクロックを落すためのツールとして見つけたのがCPU tuner (Rooted phones)です。導入後、クロックに関する設定は規定値のままでしようしています。おそらくは効果があるとは思いますが、確認は出来ていません。

それ以外の機能としてWiFi, Bluetooth, 2G/3G, データ通信, 同期などがプロファイル毎にオフ、オンが設定できます。私は、これを利用してスクリーンがオフになるとWiFiを切断、スクリーンがオンの時はWiFiを接続するようにしています。DT+CM6の時にWiFiがオンとオフでは電池の持ちが随分と違いましたので、これは効果有りです。

スクリーンがオフでも2G (EDGE)で同期はされていますので使い勝手も全く問題ありません。唯一、気をつけるのは大きなアプリをWiFiで導入中にスクリーンがオフになると接続がEDGEに変わってしまうことです。その時だけは一時的にプロファイルを書き換えて対処しています。

T-Mobile G2 (HTC Desire Z)入手から一月ほど立ちました。CM6入れ損なって2日かほど半文鎮化したこともありましたが、今ではCM7に変更してメインの電話として活躍しています。

[ 電池の持ちは思いの外良い ]
中国移動のSIMを入れて2Gのみの設定で使用していることもありますが、思いの外電池の持ちが良いです。一日の通話時間はかなり短いです。後は、移動中に地図を時々見るブラウザーを開いてTwitterをちょっと眺めるといった程度の使い方で、帰宅するまで電池の残量に不安はありません。使用頻度の少ない日ですと20時間で電池残量50%ほどです。CPU tunerでスクリーンオフでWiFiを切っているのも電池のもちに貢献していると思います。

[ 結構サクサク ]
iPhoneのようにどんな場面でもスムースという訳ではないのですが、以前手にしたAndroidデバイスから考えるとものすごくサクサクと動きます。オリジナルのファームウェアはどんなだったか覚えていないのでcyanogenmodのなせる技なのかも知れません。

[ カメラは今ひとつ ]
オートフォーカスもあるし、夜景もそれなりに撮れるのですが、なんかの拍子にとてつもなく甘い写真になってしまいます。フォーカスが合わないとかではなくディテールがボヤケたりします。 例えば遠くの建物を撮影した時に窓枠がぼやっとしたりします。同じ条件で撮り比べたNokia 5800XMなどとは明確な差がありました。

[ 着信音が小さい ]
ケースに入れてベルトにぶら下げた状態で街を歩いたり地下鉄に乗っているとほとんど着信に気が付きません。バイブも弱いので、これもあてにならないです。 地下鉄の中ではiPod Touchでポッドキャストを聞いたり動画を見ていることが多いのでなおさらです。とりあえず二つのデバイスに接続できるBluetoothヘッドセットを使って地下鉄の中での着信は分かるようになりました。Blutooth接続できるG-Shock早く出ないかな。

AudioGuru + Widgets – DZに入れて便利だったアプリ2

素のアンドロイドでは着信音や通知音の音量の調整は出来ますがブリセットした値で夜間と昼間での切り替えみたいな事が出来ません。ノキアの携帯電話にあるプロファイルの機能ほど極め細かく無くても音量だけを就寝時とそれ以外で変更出来るものは無いかと探したところ見つかったのがAudioGuru + Widgetでした。

私の要求を完璧に満たしています。四つのプロファイルがあり、それぞれで細く各種音量を設定出来ます。それを時間帯によって自動で切り替える事も可能です。上の画像は、そのプロファイル切替のためのWidgetです。私の場合、自動で使っているのでWidgetを表示する必要さえ実際にはありません。

プロファイルの他にノーマル、バイブレート、サイレントというモードも備えています。

tCalendarWidget – DZに入れて便利だったアプリ1

HTC Desire Z (T-Mobile G2)を使い始めてまだ日は浅いですが、便利なアプリが幾つか見つかりました。少しづつ、それらを紹介していきます。

今回ご紹介するのは「tCalendarWidget 日本語版」というとてもシンプルかつ有用なウィジェットです。

Androidのホーム画面で今日の日付と曜日をひと目で確認するためのウィジェットです。このアイコンをタップすると標準のカレンダーが立ち上がります。なんか、どこかで見たような気もしますが、そういう物がきっとあるだろうと探してみたらあっさり見つかったという次第です。

HTC Desire ZのCM6導入で問題発生、何とかリカバリー

HTC Desire Z(T-Mobile G2)の本番投入にあたってOpenVPNの導入しようと思いました。可能であればフォントも入れ替えたい。従ってrootを取るわけですが、それならばと、最初からOpenVPNも組み込まれていて評判の良いcyanogen mod CM6.1.1を入れることにしました。

cyanogen modのWiKiページに従って作業をするわけですが、途中で手順通り進まず(大陸事情かも)、その時点からデバイスが立ち上がらなくなりました。最終的には無事CM6.1.1を入れることが出来ましたので、その顛末を簡単にご紹介します。

手順はTMobile G2:Rooting(私の場合T-Mobile G2ですので)とHTC Vision: Recovery, Radio and CyanogenModの二つのステップに分かれています。Rootingは一見上手く行ったように見えましたが次のステップで失敗しました。

失敗したのはClockworkMod Recoveryの導入です。RomManagerというアプリを導入し、その中の「ClockworkMod Recoveryを導入」を実行するのですが、これがネットワークの問題があるようなメッセージで上手くいきません。そしてその後、デバイスがブート出来なくなってしまいました。ClockworkMod Recoveryの導入が出来ないこととブート出来なくなったことに直接の関係は無いようにも思います。

Androidそのものがブート出来なくなりましたがBootloader(Volume down+Power)は立ち上がるので復活は可能です。(追記) 先の作業が効いていて、この時点で S-OFF な状態になっていました。

まずはCM6.1.1のパッケージをSDカードにコピーしてRecoveryメニューから展開しようとしましたが途中でエラーになってしまいます。しばらく悩んだ挙句、失敗した手順が、この純正のRecoveryをClockworkMod Recoveryという物に置き換えるものであったことに気付きました。以下、手作業でClockworkMod Recoveryを導入してCM6.1.1を展開する手順です。

前提) USBドライバーがPCに導入されていること。私の場合はAndroid SDKが導入済みであったMacBook Airを使用しています。

HTC DeveloperのサイトからPCで動くfastbootを入手。
ClockworkMod Recoveryのイメージファイルを入手。 機種別にイメージファイルが用意されています。
– デバイスをfastbootモード(Touchpad button + power)に入れてUSBケーブルを接続します。Fastboot USBと表示されることを確認します。
– コマンドラインでfastboot flash recovery recovery-clockwork-3.0.0.5-vision.imgといった感じで実行します。

これでClockworkMod Recoveryがrecoveryパーティションに導入出来ました。後はWiKiのSecond Methodと書かれたところを実行すればCM6.1.1が導入出来ます。

PS. オリジナルのシステムをバックアップ取らなかったので後戻り出来無くなりました。幸いCM6が十分に使えるので後戻りの必要はないみたいです。