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百度手机地図 – DZに入れて便利だったアプリ7

百度地図については、少し前にも便利であることを書きました。

改めてAndroid版の百度手机地图についてご紹介します。以前に書いたことと重複もありますが、特徴は以下の通りです。

– バスの路線番号で検索すると経路がバス停の位置付きで表示出来る。
– 建物の形が表示される。
– Googleより地図が見やすい。
– オフライン地図機能がある。(Androidの場合、PCで地図データをダウンロードした方が速いです)
– 音声検索が可能。

最後の音声検索は、とても役だっています。私のアヤシイ中国語でもかなり正しく認識してくれます。周りがうるさい場所でも携帯電話に口を近づけて小声でささやけば大丈夫です。外を歩いている時には音声検索の方が本当に楽です。

検索結果はGoogle Mapsとだいぶ違っていることもあります。この辺りは双方使い分けるのが良いのでしょう。

最後にデメリットをひとつ。Androidの電池使用量のグラフを見ると電力消費が半端なく大きいです。実験によるとバックグラウンドに回っても電力消費をしているようです。こまめに終了させた方が良いようです。

Hotmail – DZに入れて便利だったアプリ6

‘たまにしか来ないけど重要なメール’をhotmailに転送するようにしています。PCを使用している時はMSN Live Messengerを使用しているのでhotmailへのメールの着信を見落とすことはありません。

最近になってAndroid版のHotmail公式アプリが出てきましたので外出先でもメールを確認すべく導入して見ました。

複数メールアドレスにも対応していますし、使い勝手も問題ないです。ただしプッシュ配信にしておくと「電池使用量」のグラフを見るかぎりかなり電力を消費しているようです。アカウント設定->同期頻度を15分ごとに設定して使用しています。

 

[ Google Mapsの場合 ]

以前から度々取り上げてきた中国地図の測地系(座標)のからみでGoogle Mapsでは香港、マカオと中国本土との境目にミステリーゾーンが生じています。香港、マカオはGPSで使用されている世界測地系WGS84が使用されており、中国本土ではおそらくBJ-54というものが使用されているため、その接続部分に矛盾が生じています。


大きな地図で見る

上手に接続されているので、パッと見わかりませんがよく見ると川や道路が途切れていたり鉄道の駅が不自然に離れているのがわかります。

モバイルデバイスでGPSを使用して現在位置を表示する場合、中国本土ではこのズレが補正されて正しい位置が表示されるようになっています。また、香港の地図はもともとGPSの座標と一致しています。そのため深センと香港の間のどこかに補正が入るか否かの境界線があるはずです。その辺りではGPSを使用した現在位置は使い物にならないはずです。このあたりの検証はAnheloさんのブログにて行われていますので参照ください。

[ 百度地図の場合 ]

上の地図と同じ場所を百度地図で表示すると、こんな感じです。

残念ながら百度地図では経緯度による指定ができません(私が知らないだけかも?)ので測地系がどうなっているのかはわかりません。ただ、少なくとも香港と中国本土が同じ測地系を用いて描かれていることは間違いありません。

あまり香港と深センとの境界付近の地図が必要な人はいないとは思いますが、この付近を行き来する場合はGoogle Mapsではなく百度地図を参照する方が良いでしょう。

 

K9 – Mail – DZに入れて便利だったアプリ5

3ヶ月ほど前からAndroidのアカウントにあるメールの同期を止めてK-9 Mailにてメールを取得するようになりました。

K-9を知ったのはAskalさんが複数メールアドレスで使用できる快適なアプリがあると教えてくれたからでした。私自身は特別複数メールアドレスを管理する必要性は無かったのですが試してみて動作の軽さが気に入りました。

私はGmailとYahoo Japanのメールアドレスを設定しています。設定はとても簡単でメールアドレスとパスワードを入力するだけでサーバーやプロトコルは自動的に判断してくれます。

Gmailに関してはIMAP-idleでプッシュ動作しているようです。ほぼ遅滞なくメールの到着を知ることができます。

Yahoo Japanは最近IMAPをサポートし始めましたが、残念ながら今のところK-9ではPOPで設定されます。

10月11日昼過ぎくらいからGoogleアカウントとの同期が復活した模様です。

昨年6月に数日間でしたがAndroidからGoogleのアカウントにログイン出来無い事がありました。その時の詳しい状況については過去記事のここここを御覧ください。

10月6日くらいかGoogleへのアクセスが再び規制されているようです。前回とは現象が違っています。分かっている現象を列挙しすると、

– Androidの起動時に行われるアカウントのログインは問題なし(前回は、これが規制されていた)。
– Googleアカウントに付随する各種同期はGoogle+を除き実行出来無い。Picasaは使用していないので不明。
– Androidマーケットはアプリケーションの検索などは可能ですがダウンロードが出来無い状態。

こんな感じです。

究極的な対策は、やはりVPN接続しかないと思います。ただ常にVPN接続しておくわけにも行かないのでメールの取得についてはAndroidの標準機能を使用せず別のメール・アプリケーションを使用するのが良いと思います。私は軽さが気に入っているK-9 Mailというものを使用しています(そのためGoogleブロックになかなか気づかなかったです)。機種によってはメールアプリやExchangeサーパーに接続するアプリケーションが付属しています。それらを使用してGmailにアクセスを試してみると良いかと思います。

VPNに関しては、我が同志のブログ小龍茶館中国ネット事情カテゴリーが詳しいです。ぜひ、そちらを御覧ください。個別の質問については、ここへのコメントでも結構です。

以前からGoogle Mapsのアクセスが悪くなった時の代用として http://map.baidu.com/ を使用していました。両者に大きな差はないのですが百度地図にも色々と魅力があります。中国を訪れる機会が有る方には一度試していただきたいです。PCからアクセスするweb版の他に各種携帯電話用のアプリケーションも用意されています。

以下、私的に便利だった機能です。

[ 共通事項 ]
– バスの路線番号を検索するとルートおよびバス停の位置が表示出来る。中国在住かつ地调(控えめ)な生活をしている人には一押しな機能です。Google mapsでもルート検索でバス路線を表示出来ますが路線番号で一括してバスルートとバス停の位置が表示されるのは意外と有用です。
– 建物の形も表示される。

[ PC版 ]
– 3D表示でビルの形などが確認出来る(多分E都市と同じものかな?)。

[ 携帯電話版 ] – AndroidとiOS版のみテスト
– オフライン地図機能。AndroidではPCでダウンロードしてSDカードにコピーした方が速いかも。iPod Touchでオフライン地図が使えるのはいざという時に役立つ(かな?)。
– Google mapsより携帯電話で見やすい地図と思います。

[ リンク ] 
手机地图のベージ
Android marketの百度地图
–  iTunesの百度地图

Mac miniの改造

写真とか撮ってないので手順とかの解説記事では無くてすいません。

Mac miniのメモリーを4GBから8GB、HDDを5400rpm 500GBから7200rpm 750GB x 2に換装しました。

1) メモリーの交換。

これはツールも必要なく簡単にアップルの保証内で行うことが出来ます。既存のメモリーカードを外し4GBの物を二枚入れました。流石に合計8GBともなると仮想環境のWindowsに2GBのメモリーを割り当てても全くの余裕です。2つくらいWindows立ちあげても大丈夫そうです。

2) HDDの換装と追加。

ただ換装するだけではなく標準ではひとつのHDDしか搭載されていない所に追加のHDDを取り付けるためのキットを使用して2つのHDDを搭載してみました。

まずは既存のHDD (5400rpm 500GB)を外します。参考にしたページは「Mac mini(Mid 2011)のハードディスク交換(下段)」です。こちらは難易度は高くはありません。ただしメッシュプレートのネジ穴に付いているゴムがかなり弱いのですぐに傷ついてしまうので要注意です(と、同志に予め聞いていたのにかなり傷つけてしまいました)。

追加のHDDは奥深くに設置しなければなりません。参考ページは先ほどの続きで「Mac mini(Mid 2011)のハードディスク交換(上段)」です。こちらはやや難易度高いです。このページでは電源まで抜いていますが、わたしの場合はロジックボードを引きぬいた状態でHDDを追加出来ました。HDDの取り付けネジはMac miniの前面側はHDDに付けた状態で挿入。その時内側のマウント用のプラスチックはフレームの穴に入れておきました。内側のネジだけを後から入れればHDDのマウントフレーム自体は取り出さなくても大丈夫です。

二台のHDDはRAID 0でフォーマットし、システムは古いHDDをUSB接続してCarbonCopy Clonerで丸ごとコピーしました。RAID 0では2つのHDDを交互にアクセスし一つの大きなHDDとして機能します。交互にアクセスすることにより単体よりも高速に動作させることが目的です(実際の所、実用上の問題よりベンチマークの結果を見るだけですけど)。ただしどちらか一つのHDDの故障で全体がダメになるので故障率という面では不利になります。

ということでXbench / Disk Testの結果を比較してみます。

[ オリジナル HDD(5400rpm 500GB) ]
Disk Test	56.55
	Sequential	112.42
		Uncached Write	122.21	75.04 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write 	101.88 	57.65 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read 	105.11 	30.76 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read 	123.90 	62.27 MB/sec [256K blocks]
	Random 37.78
		Uncached Write 	14.94 	1.58 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write 	72.56 	23.23 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read 	60.29 	0.43 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read 	116.52 	21.62 MB/sec [256K blocks]
[ 7400rpm 750GB HDD単体 ] データは手元で測定したものではなく同志からもらったもの
Disk Test	65.09
	Sequential	148.15
		Uncached Write	219.40	134.71 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	213.57	120.84 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read	74.66	21.85 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read	229.02	115.10 MB/sec [256K blocks]
	Random	41.70
		Uncached Write	14.01	1.48 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	135.76	43.46 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read	88.24	0.63 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read	171.49	31.82 MB/sec [256K blocks]
[ 7440rpm 750GB HDDx2 RAID-0 構成 (32KB block)]
Disk Test	103.05
	Sequential	155.06
		Uncached Write	255.42	156.83 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	326.70	184.85 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read	61.13	17.89 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read	406.01	204.06 MB/sec [256K blocks]
	Random	77.17
		Uncached Write	33.30	3.52 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	195.02	62.43 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read	95.83	0.68 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read	160.27	29.74 MB/sec [256K blocks]

まあ、こんなものかなという結果です。全体的には高速になっていますがオーバーヘッドで遅くなる部分もありです。耐故障性とか考えるとお勧めではないですね。高速化するならSSD化すべきでしょう、ベンチマーク取るとケタ違いであることが分かります。

受け売りネタで申し訳ないです。2つのテクニックをまとめてご紹介いたします。

Lionを入れてから重くて仕方ないという話を良く聞きます。私の古いMacBook Air (2009年に購入した白い恋人タイプ、C2D 2.13GHz、メモリー2GB)でも、時折全体がカクカクしてしまいます。

1) Time Capsule に接続していない時に何か遅くなる感じ

-> Time Machineのlocal snapshotをオフにする。参考ページ「iMacにLionをインストールしてから発熱が多くなった
sudo tmutil disablelocal をターミナルから投入。
戻の状態に戻す時は sudo tmutil enablelocal

2) Chromeなどのレスポンスが時折極端に悪化する。(Chromeとかのアップデートもあったので、これが下の対策で直ったのかどうかは不明)

-> アプリケーションの再開機能をオフにする。参考ページ「Mac OS Lionのモッサリ感を解消する方法

システム環境設定/一般にて「アプリケーションを終了して再度開く時にウインドウを復元」のチェックを外す。この機能はお節介でヤダなと思っていたのでちょうどよし。

追記) 3日ほど快調だったのですが、今朝ほどまたChrome使用中にカクカクしました。やはりメモリーが少ないとか根本的に能力が不足しているのですかね、、、

追記2) その後、Lionをスクラッチインストールしました。加えて上の2つも実行。現在はかなり快適です。

Mac mini環境構築中

何故か新Mac miniの環境構築中です。取り立てて書くことも無いほど順調なのですがブログネタも無いことと改造計画の前振りとして書いておきます。

i7なサーバーモデルが良かったのですが入手しにくかったので真ん中モデルに落ち着きました。ということで初めてのi5機です。C2Dと比べてどうとか体感でわかるはずもありません。メモリーが最初から4GB乗っていることは本当に助かっています。現在iOSデバイスとWindowsの間で通信を行うアプリケーションのテスト中ですがVMwareを使用してMac mini一台で行えるのは手軽で良いです。それまではMacBook AirとThinkPad X200sで行っていたのですが、とても辛かったです。

もう少ししたら色々と改造する計画ですがMacの場合は環境移行が楽なので、改造前からがんがん環境構築出来るのも良いところです。

随分と間が開いてしまいましたが中国アンドロイド事情の続きです。

中国の大きな都市では、たいてい海外から並行輸入された携帯電話(水货)や中古携帯電話を扱う店舗が集積したビルがどこかにあります。そこへ行けば前回紹介したような中国国内仕様ではない海外で販売されているAndroid携帯電話を購入することが出来ます。

一般的に同一機種の国内版と比較して水货の方がだいぶ安く購入できます。またメーカーの正規保証は有りませんが、100元とか200元で一年間の修理保証(保険みたいな感じ)を付けてくれたりもします。

場合によっては、お店がわざわざ中国国内版と同様の設定あるいはファームを焼いて売っている場合もあります。なるべく弄っていない物を確認してから購入した方が良いです。

こうして入手したAndroid携帯電話は、普通にGoogleアカウントにてログインして使用できます。昨年、一時的にネットワークに制限が加えれてログイン出来なくなってことは有りますが、現在では問題なくGoogleとメールやカレンダーの同期が出来ています。

唯一問題になるのは中国キャリアのSIMでは導入出来無いアプリケーションがあることです。これは中国固有の問題ではなくアプリケーションによってキャリアを限定している物があるからです。例えばATOKは日本のキャリアのSIMが入っていないと購入出来ません。この場合は、一番単純な解決策は日本のSIMを入れることです。通信そのものはWiFi経由で構いません。またSIMそのものは契約切れでも大丈夫と思います。もう一つの解決策は root 化が必要ですが MarketEnabler というアプリケーションを使用して任意のキャリアSIMを偽装することです。ただし最新のマーケットアプリでは機能しません。

追記) コメントで教えて頂きました。最新のマーケットアプリではMarketEnablerが機能しないという情報があります。わたしの所ではまだ大丈夫ですが要注意(どう注意するかも不明ですけど)です。

追記2) 私はカスタムファームウェアのCanogenModというのを使用しています。これのバージョンCM7.1に伴いGoogle Apps 20110828のものにしたところマーケットアプリが最新のものに変わりMarketEnbalerが効かなくなりました。