Dropbox

10月11日昼過ぎくらいからGoogleアカウントとの同期が復活した模様です。

昨年6月に数日間でしたがAndroidからGoogleのアカウントにログイン出来無い事がありました。その時の詳しい状況については過去記事のここここを御覧ください。

10月6日くらいかGoogleへのアクセスが再び規制されているようです。前回とは現象が違っています。分かっている現象を列挙しすると、

– Androidの起動時に行われるアカウントのログインは問題なし(前回は、これが規制されていた)。
– Googleアカウントに付随する各種同期はGoogle+を除き実行出来無い。Picasaは使用していないので不明。
– Androidマーケットはアプリケーションの検索などは可能ですがダウンロードが出来無い状態。

こんな感じです。

究極的な対策は、やはりVPN接続しかないと思います。ただ常にVPN接続しておくわけにも行かないのでメールの取得についてはAndroidの標準機能を使用せず別のメール・アプリケーションを使用するのが良いと思います。私は軽さが気に入っているK-9 Mailというものを使用しています(そのためGoogleブロックになかなか気づかなかったです)。機種によってはメールアプリやExchangeサーパーに接続するアプリケーションが付属しています。それらを使用してGmailにアクセスを試してみると良いかと思います。

VPNに関しては、我が同志のブログ小龍茶館中国ネット事情カテゴリーが詳しいです。ぜひ、そちらを御覧ください。個別の質問については、ここへのコメントでも結構です。

以前からGoogle Mapsのアクセスが悪くなった時の代用として http://map.baidu.com/ を使用していました。両者に大きな差はないのですが百度地図にも色々と魅力があります。中国を訪れる機会が有る方には一度試していただきたいです。PCからアクセスするweb版の他に各種携帯電話用のアプリケーションも用意されています。

以下、私的に便利だった機能です。

[ 共通事項 ]
– バスの路線番号を検索するとルートおよびバス停の位置が表示出来る。中国在住かつ地调(控えめ)な生活をしている人には一押しな機能です。Google mapsでもルート検索でバス路線を表示出来ますが路線番号で一括してバスルートとバス停の位置が表示されるのは意外と有用です。
– 建物の形も表示される。

[ PC版 ]
– 3D表示でビルの形などが確認出来る(多分E都市と同じものかな?)。

[ 携帯電話版 ] – AndroidとiOS版のみテスト
– オフライン地図機能。AndroidではPCでダウンロードしてSDカードにコピーした方が速いかも。iPod Touchでオフライン地図が使えるのはいざという時に役立つ(かな?)。
– Google mapsより携帯電話で見やすい地図と思います。

[ リンク ] 
手机地图のベージ
Android marketの百度地图
–  iTunesの百度地图

Mac miniの改造

写真とか撮ってないので手順とかの解説記事では無くてすいません。

Mac miniのメモリーを4GBから8GB、HDDを5400rpm 500GBから7200rpm 750GB x 2に換装しました。

1) メモリーの交換。

これはツールも必要なく簡単にアップルの保証内で行うことが出来ます。既存のメモリーカードを外し4GBの物を二枚入れました。流石に合計8GBともなると仮想環境のWindowsに2GBのメモリーを割り当てても全くの余裕です。2つくらいWindows立ちあげても大丈夫そうです。

2) HDDの換装と追加。

ただ換装するだけではなく標準ではひとつのHDDしか搭載されていない所に追加のHDDを取り付けるためのキットを使用して2つのHDDを搭載してみました。

まずは既存のHDD (5400rpm 500GB)を外します。参考にしたページは「Mac mini(Mid 2011)のハードディスク交換(下段)」です。こちらは難易度は高くはありません。ただしメッシュプレートのネジ穴に付いているゴムがかなり弱いのですぐに傷ついてしまうので要注意です(と、同志に予め聞いていたのにかなり傷つけてしまいました)。

追加のHDDは奥深くに設置しなければなりません。参考ページは先ほどの続きで「Mac mini(Mid 2011)のハードディスク交換(上段)」です。こちらはやや難易度高いです。このページでは電源まで抜いていますが、わたしの場合はロジックボードを引きぬいた状態でHDDを追加出来ました。HDDの取り付けネジはMac miniの前面側はHDDに付けた状態で挿入。その時内側のマウント用のプラスチックはフレームの穴に入れておきました。内側のネジだけを後から入れればHDDのマウントフレーム自体は取り出さなくても大丈夫です。

二台のHDDはRAID 0でフォーマットし、システムは古いHDDをUSB接続してCarbonCopy Clonerで丸ごとコピーしました。RAID 0では2つのHDDを交互にアクセスし一つの大きなHDDとして機能します。交互にアクセスすることにより単体よりも高速に動作させることが目的です(実際の所、実用上の問題よりベンチマークの結果を見るだけですけど)。ただしどちらか一つのHDDの故障で全体がダメになるので故障率という面では不利になります。

ということでXbench / Disk Testの結果を比較してみます。

[ オリジナル HDD(5400rpm 500GB) ]
Disk Test	56.55
	Sequential	112.42
		Uncached Write	122.21	75.04 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write 	101.88 	57.65 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read 	105.11 	30.76 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read 	123.90 	62.27 MB/sec [256K blocks]
	Random 37.78
		Uncached Write 	14.94 	1.58 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write 	72.56 	23.23 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read 	60.29 	0.43 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read 	116.52 	21.62 MB/sec [256K blocks]
[ 7400rpm 750GB HDD単体 ] データは手元で測定したものではなく同志からもらったもの
Disk Test	65.09
	Sequential	148.15
		Uncached Write	219.40	134.71 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	213.57	120.84 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read	74.66	21.85 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read	229.02	115.10 MB/sec [256K blocks]
	Random	41.70
		Uncached Write	14.01	1.48 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	135.76	43.46 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read	88.24	0.63 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read	171.49	31.82 MB/sec [256K blocks]
[ 7440rpm 750GB HDDx2 RAID-0 構成 (32KB block)]
Disk Test	103.05
	Sequential	155.06
		Uncached Write	255.42	156.83 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	326.70	184.85 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read	61.13	17.89 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read	406.01	204.06 MB/sec [256K blocks]
	Random	77.17
		Uncached Write	33.30	3.52 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Write	195.02	62.43 MB/sec [256K blocks]
		Uncached Read	95.83	0.68 MB/sec [4K blocks]
		Uncached Read	160.27	29.74 MB/sec [256K blocks]

まあ、こんなものかなという結果です。全体的には高速になっていますがオーバーヘッドで遅くなる部分もありです。耐故障性とか考えるとお勧めではないですね。高速化するならSSD化すべきでしょう、ベンチマーク取るとケタ違いであることが分かります。

受け売りネタで申し訳ないです。2つのテクニックをまとめてご紹介いたします。

Lionを入れてから重くて仕方ないという話を良く聞きます。私の古いMacBook Air (2009年に購入した白い恋人タイプ、C2D 2.13GHz、メモリー2GB)でも、時折全体がカクカクしてしまいます。

1) Time Capsule に接続していない時に何か遅くなる感じ

-> Time Machineのlocal snapshotをオフにする。参考ページ「iMacにLionをインストールしてから発熱が多くなった
sudo tmutil disablelocal をターミナルから投入。
戻の状態に戻す時は sudo tmutil enablelocal

2) Chromeなどのレスポンスが時折極端に悪化する。(Chromeとかのアップデートもあったので、これが下の対策で直ったのかどうかは不明)

-> アプリケーションの再開機能をオフにする。参考ページ「Mac OS Lionのモッサリ感を解消する方法

システム環境設定/一般にて「アプリケーションを終了して再度開く時にウインドウを復元」のチェックを外す。この機能はお節介でヤダなと思っていたのでちょうどよし。

追記) 3日ほど快調だったのですが、今朝ほどまたChrome使用中にカクカクしました。やはりメモリーが少ないとか根本的に能力が不足しているのですかね、、、

追記2) その後、Lionをスクラッチインストールしました。加えて上の2つも実行。現在はかなり快適です。

Mac mini環境構築中

何故か新Mac miniの環境構築中です。取り立てて書くことも無いほど順調なのですがブログネタも無いことと改造計画の前振りとして書いておきます。

i7なサーバーモデルが良かったのですが入手しにくかったので真ん中モデルに落ち着きました。ということで初めてのi5機です。C2Dと比べてどうとか体感でわかるはずもありません。メモリーが最初から4GB乗っていることは本当に助かっています。現在iOSデバイスとWindowsの間で通信を行うアプリケーションのテスト中ですがVMwareを使用してMac mini一台で行えるのは手軽で良いです。それまではMacBook AirとThinkPad X200sで行っていたのですが、とても辛かったです。

もう少ししたら色々と改造する計画ですがMacの場合は環境移行が楽なので、改造前からがんがん環境構築出来るのも良いところです。

随分と間が開いてしまいましたが中国アンドロイド事情の続きです。

中国の大きな都市では、たいてい海外から並行輸入された携帯電話(水货)や中古携帯電話を扱う店舗が集積したビルがどこかにあります。そこへ行けば前回紹介したような中国国内仕様ではない海外で販売されているAndroid携帯電話を購入することが出来ます。

一般的に同一機種の国内版と比較して水货の方がだいぶ安く購入できます。またメーカーの正規保証は有りませんが、100元とか200元で一年間の修理保証(保険みたいな感じ)を付けてくれたりもします。

場合によっては、お店がわざわざ中国国内版と同様の設定あるいはファームを焼いて売っている場合もあります。なるべく弄っていない物を確認してから購入した方が良いです。

こうして入手したAndroid携帯電話は、普通にGoogleアカウントにてログインして使用できます。昨年、一時的にネットワークに制限が加えれてログイン出来なくなってことは有りますが、現在では問題なくGoogleとメールやカレンダーの同期が出来ています。

唯一問題になるのは中国キャリアのSIMでは導入出来無いアプリケーションがあることです。これは中国固有の問題ではなくアプリケーションによってキャリアを限定している物があるからです。例えばATOKは日本のキャリアのSIMが入っていないと購入出来ません。この場合は、一番単純な解決策は日本のSIMを入れることです。通信そのものはWiFi経由で構いません。またSIMそのものは契約切れでも大丈夫と思います。もう一つの解決策は root 化が必要ですが MarketEnabler というアプリケーションを使用して任意のキャリアSIMを偽装することです。ただし最新のマーケットアプリでは機能しません。

追記) コメントで教えて頂きました。最新のマーケットアプリではMarketEnablerが機能しないという情報があります。わたしの所ではまだ大丈夫ですが要注意(どう注意するかも不明ですけど)です。

追記2) 私はカスタムファームウェアのCanogenModというのを使用しています。これのバージョンCM7.1に伴いGoogle Apps 20110828のものにしたところマーケットアプリが最新のものに変わりMarketEnbalerが効かなくなりました。

中国でもAndroid携帯電話を持つ人が随分と増えてきました。また、多言語に対応出来るので中国在住の日本人の方々にも人気が有るようです。

ただ、中国でAndroid携帯電話を購入する場合、所謂大人の事情があるので要注意です。

中国国内で正規に販売されているAndroid携帯電話は、私が知る限りGoogleのサービスを前提とはしていません。従ってAndroid機の特徴とされている購入時のGoogleのアカウントを設定する画面が出てきません。

  • Googleアカウントを設定せずに使うよになっている。
    -> メールに関しては普通に設定すればGmailも取って来ることは可能です。
  • GoogleのAndroid Marketにアクセス出来無い。
    -> 代わりに中国版マーケット・アプリが入っています。
  • VPN設定が無い、もしくは有っても使えない事がある。

と、言うような感じになっています。マーケットへのアクセスだけを諦めれば使えない事はありません。中国で便利なアプリは中国版マーケットで手に入ります。後はapkで配布されているアプリを探すしか無いでしょう(正規、非正規含めて色々と配布されているようです)。

中国国内版Android機でも海外で同型機種が売られている場合はファームウェアの書き換えなどで海外版と同じ機能に出来るものもあるかも知れません。どうしても海外仕様が欲しい場合は水货と呼ばれる輸入品を入手するしか無いでしょう。この辺りの事情はまた改めてお知らせ致します。

 

Android向けのATOK製品版が有料でAndroidマーケットに出てきました。6月27日10amまでは特価980円ということで、私も早速購入しました。

既に多くの方に支持されている製品ですし、今更レビューでもありません。Desire Zのハードウェア・キーボードでの使用感についてのみ簡単に書いておきます。

[ 英数かな切り替え(IMEオン、オフ) ]
残念ながら、ハードキーでの切り替えは今のところ出来無いようです。
– かな->英数 戻るキー(というのですかね?)で可能。ただし押しすぎるとアプリの戻るボタンとして機能してしまうので注意が必要。
– 英数->かな 入力域をタップで大体可能。時折ソフトキーボードを使用して切り替えねばならないこともあります。
OpenWnnなどではAlt+Spaceバーで切り替わりますので、同様の機能が実装されると、素晴らしく使えるようになります。と言った趣旨のことをtwitterで呟いたら中の人(@atok_js)から直ぐに返事を頂きました。大いに期待して、実装されることを待ちたいと思います。

[ 変換候補の選択 ]
– 予測変換 かなを入力すると最下行に予測変換候補が表示されます。それの選択はナビキー(これね正式名称かどうか? DZの光学式やつです)で選択可能です。
– 通常変換 かなを入力語にスペースバーを押すと通常変換に入ります。変換候補を進めるのはスペースバーを押していけば良いです。ただし前の候補に戻る方法が見つかりません。バックスペースで未変換に戻せるので、前の候補に戻れなくてもさほど不便ではありません。また、画面上で変換候補をタップすれば当然選択出来ます。通常変換時にナビキーで変換文字列の長さを変更することも出来ます。
– 英数変換 かな入力後にナビキー上で(左右も組み合わせ必要かも)で実際に入力した英字に戻せます。ちょっとした英単語ならかな入力モードのままでも可能です。

あと、前回のトライアル版では横画面では入力域が全画面表示されることがあったが、普通の入力域になりました。

追記) 海外在住で海外のSIMを使用しているとATOKがマーケットに現れません。一番簡単な解決策は日本のSIMを入れることです。ローミングなどは必要なく、ただSIMが入っていればWiFi接続でマーケットに接続すればOKです。

もしデバイスがルート化されていればMarketEnablerというアプリを導入しOperator IDを44010(ドコモの場合)などに変更してもOKです。

ごく普通の事として実践されている方も多いので今更な話題で恐縮です。AirMac Expressを買った時から出張用ルータとしても活用することを考えていました。自宅ではMac Mini用の無線LANアダプターとして使用しています。それを主張先ではホテルの有線LANに接続して無線LANルーターとして使用するので構成を変更します。

いきなり持ち出して来たので、そのままではMacBook AirとAirMac Expressを接続するすべがありません。仕方が無いのでリセットボタンを押下しました。最初に接続した時に以前の構成を保管するか聞いてきましたので、おそらくは帰宅後も簡単に元の設定に戻せるものと思います(まだ、出張中です^^)。

追記) 出張から帰宅後、保管されていたプロファイルにて元の構成に簡単に戻せました。出張用のブリッジ設定も保管できているので、次回からはプロファイルの選択だけで済みます。

今回のホテルのインターネット接続は最初に確認画面が出るだけで無料です。そこで、一番簡単なブリッジ接続にしました。接続する全てのPCあるいは端末で確認画面が出ますが多重NATにするよりは良いような気がします。

写真に写っているACアダプター用の短い延長ケーブルも必需品です。これが無いとコンセントの空きが有ってもうまく刺せない事があります。私のMacBook Airのアダプターにも常時繋がっています。

MacBook Air、ThinkPad、iPod Touchが快適に接続出来てとても満足です 🙂

上海自宅のインターネット接続を10Mにしました

今年の始めから光(FTTH)になっていた自宅のインターネットを4Mbpsから10Mbpsに契約変更しました。海外への接続は期待できないので4Mbpsにままで良いかと思っていたのですが、色々と進歩している世の中ですので、いつ劇的な改善がおこるかも知れませんので予め備えておく事にしました。

ADSL 2Mbpsから光4Mbpsに成ったときに比べると、10Mbpsになっても実感できるような差は中々見られません。海外への接続は予想通りほぼ変化なしです。中国国内の動画共有サイトは、いくらか改善した気がします。家族の誰かが動画をストリーミングしていても、ほぼ気にならなくなりました。

ひとつだけ速くなったと思うのはiOSデバイスのファームウェアのダウンロードです。中国国内にミラーでも出来たのか、少し前から随分と順調にファームウェアがダウンロード出来るようになっています。古いiPod Touchのファームウェアで試しみると346MBが11分ほどでダウンロード出来ました。10Mbpsの帯域を使い切っているとは言えませんが、かなり良い感じがします。

あと、光になって良かったのは速度だけではなく安定性です。ADSLの時はモデムがリンクを見失うことが度々有りましたが、今ではほとんど切断されることは有りません。

[ 過去のインターネットスピード関連記事のまとめ ]
– 2008年1月 やっとブロードバンドになったような、、、 ADSLが512Kbpsから2Mbpsになった。
– 2011年1月上海で FTTH ! 光になった。ADSL 2Mbpsと同じ契約のまま4Mbpsになった。

で、2011年6月から契約を10Mbpsに変更ということでADSL2Mbpsから3年で光になったのは、速かったような、そうでも無いような。ほとんどの中国家庭では、まだ光にはなっていないでしょうから恵まれていることに感謝します。