
(隠し撮りなので画質の悪さは勘弁願います)
上海の南京東路にあるノキア旗艦店にてN97をいじってきました。発売を前に実機を触れるのは旗艦店ならではのことでしょう。1階と2階に展示があります。2階の方が人が少なくてゆっくり触れます。
短い時間のことなので十分なレビューは出来ません、第一印象てきなことを書き連ねてみます。
- 質感も高く、キーボードの開閉機構にも不安を感じる部分がありません。ノキアの良さが出ています。
- キーボードはスムースに開くことが出来ます(片手でも開くのは大丈夫だったと思う)。X01HT以来、スライド式のキーボードは苦手だっのたですが、これなら大丈夫かも。
- キートップはかなり小さいのですが、押し込んだ感覚がはっきりしていて良い感じです。十分に使えるキーボードです。
- 香港版などはキートップ(リンク先は「アジアの片隅から」)の刻印がごちゃごちゃしているとのことですが、展示機は英数字だけのシンプルなものでした。ブローシャーやwebの写真を見ると「中」の文字があるので市販品はすこしだけ違うかも。それでも香港版よりはマシです。香港版との違いは繁体字です。シンガポール版もキーボードは大陸版と同じかもしれません。
- 5800XMと違ってホームキーが斜めになって端っこに付いています。これが、また絶妙でqwertyキーボードを操作している時にも自然な動作で押すことが出来ます。
- これは主観ですが、5800XM(初期ファームしか試していません)よりタッチの反応が良いように思えます。中国語手書きも指先で何とか出来そうでした(簡体字しかないし、当然カナは認識されませんでした)。
- ホーム画面はウィジェット(かな?)が動いていました。慣れてないので、これについては良く分からず。
といった感じです。で、帰り道にtweetしていたらWiFiは有ったとか3Gは有ったとか聞かれてしまいました。触れたことだけで満足してしまいWiFiと3Gがあるかどうか調べてくるのを忘れていました。一応、一番詳しいweb上のスペックシートを見る限りGSMとBluetoothしか無いように見えます。
興味津々なのは分かった。で、おまえは買うのかと言われると、さすがにお高いので躊躇します。もともとN97は、さほど欲しいとは思っていませんでした。Nシリーズだし、qwertyだけどキーの数が少ないし、スライドだし、、、でも実機を見ると良さが分かってしまい、悩み中です。ま、買うとしても先の事になるでしょう。
今回はパス宣言をしている上海の若大将、実機を見ておいた方が良いかもよ!

以前、NOKIA S60向けの中国語FEPを紹介した時にMacからだとダウンロード・ページに行けないと書きました。その理由は該当サイトが接続して来たのがWindowsか携帯電話を判別して携帯電話の場合WAPのページに飛んでいたからです。どうもWindows以外であるMacは携帯電話と判断されてしまっていたようです。
ブラウザーが返すUA(ユーザー・エージェント)という情報を変更すれば良いとは分かっていても面倒だなと思っていました。ところが、SafariでのUA変更は、とても簡単なことでした。ほとんど悩むことなく、くだんの中国語FEPをMacからダウンロード出来ました。
Safariの環境設定から詳細を開くと「メニューバーに”開発”メニューを表示」とあるので、それにチェックを入れます。あとは上のキャプチャー画像の通りです。予め代表的なUAがプリセットされているところが、とっても便利です。iPhoneのSafariとか選んでiPhone対応サイトを訪れるのも面白いです。
注) UAを変更してもブラウザーの挙動までは変更されませんので、場合によっては画面の表示や動きがおかしくなるかもしれません。あくまで開発用途なのでご承知おきくださいませ。

現在、メインの携帯電話として使用しているNokia E63には内蔵GPSがありません。出かけるときはBluetoothで接続するGPSユニットを持っていったりしますが、Google MapsをE63で立ち上げたときに同時にGPSユニットの電源も入れなければならないので一手間かかります。ということもありGPS無しでGoogle Mapsを使用することもしばしばです。
それで気づいたのですがGPS無しのMy Location機能の精度が随分と向上しています。ほとんどの場合、上海市内では100mか200mの円が描かれます。ちょっと前までは1500mとか1700mの円が出ていました。GPS無しの場合、携帯電話の基地局の情報によって位置を決定しているということでしたので、基地局のカバーする範囲から妥当な精度だと思っていました。ところが最近のGoogle Mapsのバージョン(おそらく3.0)からGPSなしでも高い精度のロケーションが可能になったようです。
複数の基地局情報からtriangulationを行っているのか他に情報源があるのかは分かりませんが便利になったこと、この上なしです。以前は、近くの地図を表示するための機能であったGPSなしのMy Locationが、今やほとんど正しい位置を表示しているといっても過言ではありません。ここまでくると、どのブロックにいるかまで分かるので大きな通りならば、どちらの方向にあるかは判別できます。
GPSを使用したときの利点は、細かい建物単位までナビゲーション出来るとか、進行方向が矢印で表示されるくらいかもしれません。普段はGPS無しで十分役に立つGoogle Maps、かなりスゴイことですね。
と、いったことをtweetしていたら、東京はもっと精度が高いとの情報を得ました。さすが日本と感心していたら、N県とかS県では100Km以上の円が描かれるそうです。ということで、この話は都会限定かもしれません。 😛
最近の記事で上海のスターバックスにもやっと無料の無線LANが入ったと書きました。その後、何店舗かのスタバを利用しましたが無料の無線LANは見つかりません。どうやら、かなり限定的、あるいはテスト的な運用のようです。
その時のもう一つの発見はCMCC-StarbucksというSSIDの存在でした。以前から上海のスタバ にはChinaNetという無線LANが飛んでいました。これは中国電信のサービスで、予め申し込みが必要です。そのため面倒で試すことさえありませんでした。CMCCは中国移動のサービスで中国移動の携帯電話番号さえ持っていれば、その場でパスワードを取得して使用することが出来ます。
[ 使用方法 ]
CMCCあるいはスタバならばCMCC-StarbucksというSSIDに接続してWebブラウザーを開くと詳しい説明が表示されます。簡単に手順を書 いておくと中国移動の番号の入った携帯電話からSQWLANという文字列をSMSで10086に送ると折り返しパスワードが送られてきます(プリペイドの神州行でも大丈夫でした)。後は携帯電話の電話番号とこのパスワードでログインするだけです。料金は0.05元/分で携帯電話料金として課金されます。以前、よく使っていた頃よりかなりお得に なっています。 一時間接続しても3元なので、ほとんど気にならない値段です。先のページにも記載されていますがSMSで定額メニューに申し込むことも出来ます。最低が月 30元で15時間の利用ですから、毎月コンスタントに10時間以上使用する場合は定額メニューを申し込んだ方が良いでしょう。

親切なのは、キャプチャーにもあるように現在の接続時間に加えて定額メニューの残り時間が表示されるようになっているところです。このあたり中国移動のサービスは割としっかりしている印象があります。
使用が終わったら下线というボタンを押して切断します。
スピードは、今回試した限りではあまり速くはありませんでした。極端に言えばEDGEで接続するよりはマシといった程度です。以前、よく使っていたころは、かなり速度的には満足していたので、また別の機会に試してみたいと思います。
[ 日本のサービスのローミングもある ]

ログイン画面の下の方を見るとRoaming Visitor Loginという文字が見えます。プロバイダーのリストを見るとお馴染みのiPassや各国のサービスに加えてNTT ComunicationsやNTT DoCoMoの文字が見えます。私はいずれのサービスも日本で使用していないので詳細は分かりませんが簡単に使用できそうですね。
今日から中国联通、China Unicom W-CDMAのテスト営業が始まりました。9月30日まで中国全土55の都市でW-CDMAがテスト的な営業活動が行われます。
期待をこめてプリペイドSIMの如意通を用意していましたが、残念ながら3G電波はつかんでいません。どうも、専用契約したものでないと駄目みたいです。テスト中にいくらか 試す事が出来たのでSIMにかけた費用ぐらいは楽しませてもらったような気はします。
China Unicomの正式な3G紹介ページには一切従来の電話番号からの変更については書いて無いようです。ということは今のところ新たな番号を取得するしかないという事でしょう。山根さんは中国移動のTD-SCDMAみたいにテスト期間が終わったら従来のユーザーに開放される可能性も指摘されていました。
現行の料金体系を見ると、なかなか普及しないのではないかと思いました。ざっと見た感じ(中国語が今ひとつ理解出来ていない部分もありますので、話半分で読んでくださいね)では以下のような感じです。
一般的な契約の最低価格の套餐が186元、通話510分、テレビ電話20分加えて音楽などメディアのダウンロードが20本、ニュースなどの文字情報が40本、データ通信60MBが含まれます。
データ通信専用の最低価格の套餐は150元、3GBとなっています。
その他にも選択可能メニューがあって、例えば20元で150MB、50元で500MBデータなどというものもあります。ただし、これと組み合わせるべき契約が今ひとつ分かりません。どうも回線の基本料が50元(これも高いなぁ)みたいなので、最低限これは必要でしょう。
なかなか金額的には厳しいものがありますね。とくにGSMの回線維持に必要な金額と比べると一般の人が直ぐにW-CDMAに移行することは無いと思えます。逆に言えば、このままではユーザーが伸びないので、もうすこしユーザーに優しい料金体系に見直されることを期待したいです。

NOKIA E63が我が家にやってきました。 Eシリーズなのに大変安価な端末です。上海での相場は1500元から1700元というところ。
安価なだけに省かれている機能や付属品も多いです。省かれていたり機能が簡略化されているのは、だいたい次の通り。
- HSDPAが無い。今のところW-CDMAでは無い中国移動専用なので問題なし。
- カメラが200万画素でオートフォーカスが付いていない。撮影すると200万画素とは思えないへたれな絵が撮れたりする。まぁ、この値段だし、おまけと思えば、、、
- GPSが内蔵されていない。外付けGPSユニット持っている。普段はGoogle Mapsの基地局データによるMy Locationでもかなり役立つ。
- USBケーブルが付属していない。マイクロUSBというやつでしょうか、ちょっと平べったい小型のコネクターが必要です。家には5800XMのケーブルが有ったので問題なし。
- CDが付属していない。PC Suiteは何時も最新なので携帯電話に付属しているものは使った試しがないです。
なんか、負け惜しみ書いているみたいな気もしますが、、、 🙂
では、E63の特色というと何と言っても懐中電灯機能でしょう。これを語らずしてE63自慢は出来ません。実の所、最初の想像よりはるかに便利です。何時もキーホルダーに小型のLEDライトを付けていたのですが、それよりも明るいし広い範囲を照らします。上の写真では表現し切れていませんが、実際はもっと明るく感じます。ホーム画面などでスペースバーを長押しすると点灯します。キーがロックされている場合も点灯します。この場合はスペースバーを押している間のみの点灯と芸が細かいです。
それにしても前面にQWERTYキーボードがあるのは、やはり良いです。何時でも何処でもローマ字入力可能です。今更ながらE71に惚れ込んでいる上海の若大将の気持ちが良く分かりました。

広州や北京のスタバには以前から無料で使用出来る無線LANが導入されていたのに上海のスタバには有料の無線LAN電波しか飛んでいないのが、とても残念でした。
今日、たまた入ったスタバで”Starbucks Coffee Free…”の文字をiPod Touchの設定画面に見つけました。
接続しwebページを開くと使用条件に同意を求める画面が出ます。「我同意/I agree」ボタンを押すと、後は普通に使えます。使用出来るプロトコルに制限があるかどうかは分かりませんがweb以外にもIMAPによるメール・サーバーへの接続やTwitter APIは動いていました。ただし速度はあまり速くはありません。残念ながらスピード・テストを行おうとしていたら、いつの間にか接続出来なくなってしまいました。
詳しいことは分かりませんが、以前はChinaNetというのがスタバで何時も見えていましたがCMCC-StarbucksなどというSSIDも見えています。これは中国移動がやっている無線LANです。何かしらChinaNetの独占契約みたいなのが切れて、色々と自由になったのかもしれません。
ちょっと勘ぐると有料と無料の無線LANが並行して導入されているということは、無料版は速度などを絞っている可能性があるということです。また、どこかのスタバで色々と試してみたいと思います。
追記) 別の店舗(水城路, 虹橋路近く)で調べて見たところ今まで通りChinaNetしか飛んでいませんでした。今の所、特定の店舗だけなのかもしれません。無料無線LANがあった店舗は、コメントにも頂いている通り地下鉄の中山公園駅から龍之夢に入った所にある地下店舗です。
しばらくの間、日本の携帯電話のローミングは 3Gになるものの UnicomのSIMでは3Gが使えない状態が続いていました。電波も弱くてローミングの携帯電話もアンテナが全部立つことが無かったです。
今日の午後から、電波も強くなり再びUnicom SIMで3Gが使えるようになりました。そこで以前から試してみたかったMacBookでの接続テストを行いました。使用したのはb-mobile 3GのUSBモデムです。何時もの http://www.linkwan.net/ で試してみるとダウンロードが 641Kbpsも出ています。ほんの一年半前の我が家のADSLの速度より速いです。
色々と試してみるとEDGEなど比べものにならない快適さです。念のため色々なサイトでスピードを計測してみました。 http://www.speedtest.net/ というところで横浜のサーバーを使用して 0.69Mb/sと表示されたので、上の数字に間違いは無いのでしょう。

比較のためEDGEで接続し直してスピードテストを行ったところ67Kbpsしか出ていませんでした。10倍も違えば快適に思えるのも当然ですね。願わくば現在の調子が正式な開業後も続くことです。
懸念であった課金問題ですが残額を調べてもテスト前と後で変わっていませんので、おそらくは定額内として扱われているようです。課金情報に遅れがあるかもしれないので、明日の朝、残額の再確認を予定しています。
MacBookで色々試してみたら、データ量はあっというまに10MBを超えました。現在の20元の定額枠、パソコンで遊んでしまうとあっという間に使い切ってしまいそうです。ちょっと作戦の見直しが必要なようです。

まだ、アメリカなどで予約が始まったばかりのNokia N97です。当然買ったわけではありません。 😛
Q太郎さんをお迎えしての上海モバイラー(別名、華東めしめし団)密会にて上海駅前の携帯屋ビル不夜城を徘徊しました。その時にみかけたN97のモックです。ボタンも押せないしスライドの具合も今ひとつなモックでしたが大きさを知るには良かったです。意外と厚みは感じなくて良い感じでした。写真で本体が小さく見えるのは某同士の手が大きいからかもしれないので要注意です。 🙂
私的には、あまり買う気の無いN97ですが、モックを見た感じは好感触です。でも、高いんでしょうね。一応、モックが置いてある店では予約受付中だそうです。上海の若大将、おひとついかが?
コメントにて上海でも3G接続が出来たとの最初のご報告がShu!さんから金曜日に入りました。その後も他の方からの虹橋地区での接続報告が相次ぐなか、我が家(虹橋空港近く、虹橋地区の隣町)では接続できずやきもきしていましたが、やっと本日接続可能になりました。と言いつつ手元のE90を見ると3G接続切れています^^;
まだ体感速度を語れるほど試せていません。とり急ぎ定番のスピードテストの結果です。キャプチャー画面は接続が切れた状態なので左上に3Gと表示されていますが、接続中は3.5Gでした。3回試して2回は210Kbpsを超えました。HSDPAとしては、どうかと思いますが同じサイトでEDGEだと100Kbpsも出ないので十分に速くなっています。
PCで接続すれば体感速度等が良く分かるのですが、本日は時間が無くて断念しました。後日改めてテスト予定です。
私のE90はプリペイドの如意通を入れてテストしています。 家内の5800XMにはポストペイのUnicom SIMが入っているので、そちらも3G接続にしてテレビ電話を試してみました。ところが相手の機器がテレビ電話をサポートしていないというメッセージが出てしまい不可能でした。これは、また時間をおいてテストしてみようと思います。
追記)Networkをdual modeにするとGSMに行ってしまいます。テストはUMTSのみを選択するようにしておこないました。