私の観測状況は未だ変わりませんが、同志からのタレコミがありました。
上海の浦東空港にほど近い南汇という場所にてunicomの3Gを捉えたということです。この同志は未だunicomのSIMは使用していません。日本のdocomoのSIMを使用したローミングで電話機をUMTSオンリーにしてunicomの電波で通話も可能であったとのことです。
今日は、上海市内を虹橋、静安寺、陆家嘴と移動していますが3Gのマークすら見えていません。人口の少ないところからテストしているのか浦東国際空港がテスト対象エリアなのか、いずれにしても田舎住まいがうらやましいです 🙂 >某同志
追記) 自宅でもソフトバンクの705NKをWCDMAのみのモードにしてローミングでの使用が可能でした。 南汇に限った話ではなく、そういうモードで3G電波が飛んでいるようです。ちなみに705NKのネットワーク設定をAutomaticにするとEDGEマークが出るので2Gになるようです。
追記2) コメントにて新たなタレコミがありました。大連にて上海の如意通SIMでW-CDMAの電波をつかんだそうです。安定はしていなかったそうですが、すばらしいです。詳しくはコメントを参照ください。
StarDictは気軽に辞書を使おうというプロジェクトでライトな辞書データが各種そろっています。学習目的だと品詞がちゃんと書いてあったり文例が豊富な有名どころの辞書が必要ですが、ちょっと意味が知りたい程度だと動きが軽い方が良いとも言えます。そんな目的にかなったフリー辞書がStarDictには揃っています。
StarDictの辞書ページには多数の辞書があるので、どれを試すべきか迷ってしまうかもしれません。iPhone向けのStarDict辞書ビューワーptsDictのテストのために幾つかの辞書を試してみましたので、ちょっと良さそうな辞書をいくつか紹介しておきます。主観ですし長期間使い込んだわけでもないので、参考までということでお願いします。
英和辞書
EJ-GENE95 語数57369,単純に訳語が出てくるだけですが簡潔で分かりやすいです。
和英辞書
EDICT 語数112867,日本語の読み、品詞、英語が簡潔に並んでいます。語彙はかなり豊富な感じです。
シソーラス
English Thesaurus 語数20003, あまりシソーラスを使わないので本当の善し悪しは分かりません、出力された画面の雰囲気だけです。逆に言うと試してみた他のシソーラスは読みにくかったです。
ライフサイエンス辞書
Japanese/English Life Science Dictionary 語数34286,専門分野ではないので評価が難しいのですが、検索した感じは良かったです。こういう専門分野の辞書もあるという一例として書いておきます。
中英・英中書辞
朗道汉英字典5.0 語数405719
朗道英汉字典5.0 語数435468
日中・中日辞書で適当なものが見つからなかったので中国語と英語の辞書を紹介しておきます。かなり実用的な内容の辞書と思います。
この公式StarDictのサイト以外にもbabylonという辞書をStarDict形式に変換したもの(?)を掲載しているサイトもあります。結構良い辞書もあるのですが、何か権利的に怪しげなものも多いので、ここでは紹介するのは止めておきます。
5800XMでMIDPアプリを動かすのは一部難があります。というのもハードウェア・キーを省略し徹底的にタッチ・スクリーンを活用するようになっているからです。MIDPアプリに対しては組み込み済みJVMが提供するバーチャルなキーボードが使えるのですがキーが限られたものになっています。ナビキー+αではKKJConvは言うに及ばずPiClipなども動かせません。ちなみに現行の5800XMではApplication Managerで設定することにより2種類のバーチャル・キーボードとキーボード無しの状態がMIDPアプリに対して選択可能です。
ではMIDPアプリ側から5800XMに対応するための方法を探ってみようと考えてみました。MIDP2.0のCanvasクラスにはpointerPressed(int x, int y), pointerReleased(int x, int y), pointerDragged(int x, int y)といったタッチ・インターフェースにも使えそうなコールバック・メソッドが備わっています(必ずしもタッチとは限らなくて他のポインティング・デバイスも対象と思います) 。また、それらのイベントが有効かどうかを調べるboolean hasPointerEvents()というメソッドもあります。
と、いうことで簡単なテストプログラムで試してみました。
public void pointerReleased(int x, int y)
{
iPointX = x;
iPointY = y;
this.repaint();
}
えらく単純な部分だけの紹介ですが、これに加えてpaintルーチンの中でiPointXとiPointYの数値を画面に出すようにしておくとタッチした場所に応じたx, yが分かるというものです。
Nokia S605thエミュレーターで試してみると、ちゃんとタッチ・イベントを拾うことが出来ました。余談ですが以前はS60エミュレーターとMIDPのエミュレーターは別でしたが5thからは一つのエミュレーターで両方のテストが出来ます。MIDPのテストは、エミュレーターのFile/OpenでJARファイルを選び、実機同様にインストールを行います。
これで低レベルなタッチ・イベントが取得出来ることは確認できました。ゲームやアプリ独自のバーチャル・キーボードなどは、これで作成出来ますね。ってKKJConv Virtual Keyboardは期待しないでね (^_^;)
標準UIの提供する部品については何もしなくても概ねタッチすると反応するみたいです。ということで10キーなどに操作を頼っている部分だけタッチ・イベントの取得で代替すれば何とかなりそうです。今後S605thデバイスがメジャーになってくると対応するMIDPアプリも増えてくるものと期待します。

ネット上のニュースによるとUnicomのW-CDMAの運用開始は5月17日の世界電気通信記念日です(ちなみに上海でEDGEが開始日も2007年5月17日でした)。各サイトのニュースによると4月17日までにネットワークの設備が完成し、一部地域では試験的な運用も開始されるとのことでした。
ということで、我が家でもW-CDMAが掴めないかと試してみました。USBモデムMF626(b-mobile 3Gのもの)をMac OS Xに装着してネットワークの手動設定を行う画面を出したのが上のキャプチャーです。何かしら3Gの電波が見えているようです。ただし実際には使用出来ません。同様にNokia E90でNetwork/Manualでoperatorを表示すると3G中国联通と表示されますが、選択すると実際はGSMという状況になっています。何時使えるようになるか分からないので、これから毎日観測が欠かせません。:)
最近の朝の日課はiPod TouchでUSA TODAYを眺めることです。USA TODAYとはカラフルな紙面でアメリカで人気のある新聞です。その内容を垣間見ることの出来る無料のiPhoneアプリがあります。それをまさに眺めているのです。
新聞記事は英語なのでヘッドラインをざっと眺めてよほど気になる内容でないと記事を開いて読むことはありません。では何を毎日眺めているかというと写真のページです。毎日毎日、とても興味深く美しい写真が日替わりで掲載されます。写真だけで何かを物語っているもの、あるいは面白い写真だけど背景にどんなニュースがあるのか想像が付かないもの、などなど眺めていて飽きません。
興味深い写真を眺めていると背景にあるストーリーが知りたくなります。そんな時はCaptionボタンを押すだけで短い英文による説明が現れます。ニュースヘッドラインを眺めていてもなかなか記事を読む気にはなりませんが、写真のキャプションは読まずにいられないです。英語の訓練のために毎日少しでも英語を読んでみようと考えている人には、このアプリを勧めたいと思います。ほんの短い文章ですが、楽しく読めること請け合いです。
最近、古いE61を引っ張りだして音声通話とSMS用に使用しています。何故か私のE61はスペイン語が得意な物で日本語の表示すら出来ません。そこでFontrouterLTで日中フォントを導入、KKJConvで日本語SMSの送信を行うことにしました。中国語は読めれば、わたし的には問題なしです。
と、思っていたところAnheloさんのブログでS60 3rdでも動くフリーな中国語FEPがあるのを知りました。これも何かの縁とE61に導入して試してみると出来の良さに感動しました。試してみたのはAnheloさんもお薦めの搜狗手机输入法の方です。リンク等はAnheloさんとこを見てください(手抜きモード)。ただしMacな方はリンク先がうまく表示出来ないです。携帯電話もしくはWindowsで試してください。<- 最近、大丈夫になったかも
E61のキーボードに完全に対応、シフトモードなども思い通りに動いて文句を言うところが無いです。中文の入力(私の能力はダメダメですが)もかなり効率が良いです。E90に入れてみると10キーもqwertyも自動対応しています。S60の一般アプリは機種間の互換性は高いですがFEPの様に低レベルでキーボードをサポートすると機種別の対応部分がいやというほど出てきます。その辺りきっちり作り込まれているようです。
中文の入力だけでなく英文も予測変換が入っています。英字予測変換を使う、使わないの切り替えもとても簡単です。また記号入力のパネルには顔文字や「かな」「カタカナ」も入っています。
細かい事ですがE90の10キーとqwertyで改行コードが違っています。10キーでピンインあるいは英字入力の時に’0’を押して行くと改行が入力できます。この時はParagraph Separator (U+2029)が入力されます。qwertyキーボードの改行キーだとLine Separator (U+2028)が入ります。意味的には間違いでは無いのですが同じにしておいて欲しかったです。ただ、おかげでptsNotesがLine Separatorに対応していなかったのが分かりました。直しておかなきゃ、、、

思うところがあって、China Unicom(中国联通)のプリペイドSIM(如意通)を買いました。60元分の通信料が入って80元です、おそらく中国移動より安いのではないかと思います。
このSIMは主にデータ通信で使う予定です。実はChina Unicomがデータ通信を提供し始めたのは、まだ最近の事です。そのあたりの事情はモバイル界隈で有名なあの方やこの方のブログに詳しいです(あ、また代名詞でリンクしてしまった)。 そのためか情報が少なかったのですが、やっと最近になって料金表とかがwebに表示されるようになりました。GPRS料金は移動とほぼ同じ、定額メニューの高い方は少しお得になっています。
トラブった
如意通のパッケージに入っている説明書にはお薦めとして5元のGPRS定額メニューの開通の仕方が書いてあります。お薦めに従ってSMSで開通の申し込みをしました。WAPとGPRSの設定はE90では自動的に作られました。しかし繋がらない。SMSでの申し込みは24時間以内の開通との事で翌日まで待っても繋がらない。電話での問い合わせも今ひとつ噛み合ず(英語はよく通じていたが、、、)。結局、中山公園にある大きなUnicomのオフィスに行ってきました。私の超片言中国語にもかかわらず担当してくれた方がすぐに問題を認識してくれたので目出たく解決。なんでも回線を変えたそうです(番号にひも付けされている何かの設定を変えたのでしょうね)。
CMNETで繋がっている!?
Unicomの窓口で手元に戻ってきたE90を見ると何故かCMNETというアクセスポイントで接続されています。これは中国移動のGPRS設定でAPN=cmnetと定義されたものです。改めて自分でAPN=uninetなunicom用のアクセスポイントに接続してみると、これもちゃんと繋がります。これって頭良いです。大手の移動通信から移ってきた人、あるいは携帯電話によっては移動通信のGPRSだけプリセットされているので、そのまま繋がればサポートコストの低減に寄与すること間違いなしです。

最初のリリースからかなり時間が経過してしまいましたがptsNotes S60 v1.1をリリースしましたのでお知らせいたします。
v1.1の新機能
- 全文検索機能。フィルターの一つとしてリストの絞り込みを行います。
- クイック・ジャンプ機能。10キーやQWERTYキーを押すことにより対応した英数字から始まるタイトル行に移動します。素早く目的の文書を参照するのに役に立つ機能です。
ptsNotes S60 v1.1はHandangoに無料のアップデートとして登録しています。すでにご購入いただいている場合も更新版を入手出来るものと思います。もし何か不都合がございましたらお知らせください。
またS60 5th (現状では5800XMのみ)に対応したパッケージをpreview版として公開いたします。未だテスト中ですので、無保証での公開となりますことをご承知ください。こちらはptsNotes Downloadページより入手できます。
ptsNotes Windowsもv1.2になっています。こちらもptsNotes Downloadページより入手できます。

Nokia Extra Power DC-8を購入しました。南京東路にあるNokia旗艦店で258元で購入しました。売り始めの頃より値段が下がったような気がします(気のせいかな?)、それでも似たような製品を30元も出せば買える上海にあっては、かなり高額な製品には違いありません。
単三乾電池もしくはNiMH充電池が使えるNokia携帯電話専用の充電器です。ということでNiMHなeneloopで早速試してみました。
N73 (705NK)で電池表示一本、アラートが出始めたところからN73の電源を入れたままDC-8で充電開始、おおよそ6割ほど充電したところでeneloopの力がつきました。もう一本のeneloopを装填して満充電まで完了することが出来ました。
同様にE90で試してみたところeneloop一本でおおよそ4割充電、満充電までにはeneloop三本が必要でした。いろいろと使用しながらということもあり満充電までには4時間以上必要でした。
参考までに各電池の容量の比較です。
N73 BP-6M 1100mAh 3.7V
E90 BP-4L 1500mAh 3.7V
eneloop 1900mAh 1.2V
本体に書かれているスペックは出力5VDC 400mA, 入力4.7 – 9.4VDCとあります。入力ってなんだぁと思ったら山根さんのブログにNokiaの充電器で本体を使って充電も出来るって書いてありました。なるほど、それで本体側のコネクターが電話機側と同じなんだ。 説明書読めよな>自分。て、ことで説明書を読むと本体にLEDも付いていて充電の状態などを知らせるようになっていました。そのLEDの光り方の地味なこと、最初点灯しない不良品かと思ってしまいました。普段はeneloopの充電器を使うと思いますが、荷物を少しでも減らしたい旅行の時などには本体による充電は重宝するかもしれません。
もう既にあんなとこや、こんなとこ、そんなとこで紹介されているので、ご存じの皆さんも多いと思います (代名詞でリンクしてしまってすいませんです>NORさん、siam_breezeさん、bichirさん)。
GravityというS60 3rd, S60 5th対応のNativeなTwitterクライアントが出ました。一昨日twitterで話題になると同時に試し始めました。何と言ってもUIが普通のS60とは全く異なる美しさが印象的です。まぁiPhoneアプリみたい、と言うのが素直な感想かもしれません。S60システムが標準で用意しているUIを使わず独自にかなり作り込んでいるように見えます。それでいて十分な画面のレスポンスを確保しているのはたいした物だと思います。
最初は日本語を42文字以上入力するとクラッシュするバグがあったりして今後に期待か何て言っていたのですが、バグレポートを送ったら翌日には修正版が出るという対応の早さに驚きました。
お試し版は10日(投稿は最初の5日)で、有料版は約1000円です。もう、これは買うしか無いって感じです。 ますますtwitter中毒者が増える予感 🙂