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ドコモ版 Galaxy Note SC-05DはICSになってからとても調子よく、ルート化の必要性も感じていませんでした。唯一の不満はWiFiテザリングには対応しているのにBluetooth PANが使用できないことです。ICSの目玉として期待していたので、とても残念です。無いものは仕方ないと諦めていたのですが、何故か急にBluetooth PANを試したくなりSC-05Dにカスタム・ファームウェアを入れることにしました。

色々と調べているとCM9をSC-05D仕様に作りなおしたものが存在することが分かりました。で、最初はCM9をOdin3で焼いてみました。色々と苦労しているうちに既にCM10 (Android 4.1.2 JB Jelly Beansが有ることが分かりました。色々と変更を重ねた上で導入したので最短手順を検証するために先日の記事のように純正ファームウェアに戻してから手順を確認しようとしたところSamsungロゴから先に進まず、うまく起動できませんでした。そのため検証不足ですが、おそらくこれが最短であろうという手順をご紹介します。

ここで書かれているのは、所謂、人柱モード、自己責任モードな手順です。ドコモ、メーカーは勿論、ツールや手順を提供している方々、および私も結果に関して一切の責任は負えませんので予めご承知下さい。

参考情報源は2chのdocomo GALAXY Note SC-05D rootです。

[ 注意 ]
– わたしの場合はCM10導入後は純正ファームウェアに後戻り出来なくなりました。(深く追求していないので、ほんとうに戻らないのかどうかは分かりません)
– サムソン標準アプリは含まれていません。Galaxy Noteの特徴であるペンを利用したアプリが必要な方は止めておいた方が無難と思います。

[ 準備 ]
– USBドライバーとOdin3は前の記事をご覧になり準備してください。
github kbc-developer SC-05D wikiよりCWM-based Galaxy Note RecoveryとCyanogenMod10 JP Remix for SC-05Dをダウンロードします。Recoveryの拡張子が7zの場合、別途解凍のためのツールが必要かもしれません。
– Googleに魂を売却済みの方はGoogle Appsも必要となります。CyanogenMod WikiよりCyanogenMod 10対応のGoogle Appsをダウンロードします。

[ 手順 ]
– もしサービス・メニュー(隠しメニュー)でLTEオフなどを行なっている場合は初期状態のAUTOに戻しておきます。
– お好きな方法でCyanogenMod 10 JP Remix for SC-05Dをzipのまま(私が試した時はcm-10-20121110-SKRMLK-quinydcm.zipというファイル名でした)、Galaxy NoteのSDカードにコピーします。
– 同様にGoogle Apps(私の場合はgapps-jb-20121011-signed.zipでした)もSDカードにコピーしておきます。
–  Odin3を立ちあげReoveryファイル(私の場合はSC05D-ICS-KBC-CWM-V6.0.1.2-r10-recovery-odin.tar.md5というファイル名)をPDAボタンで指定し本体に焼きます。詳しい手順は前の記事を参照ください。
– 本体の電源を切り、ボリュームの上と下を同時に押し(最初、同時に押せるものだと分かりませんでした)、電源をオンにします。これでCWM-based Galaxy Note Recoveryが立ち上がります。メニューの操作はボリュームボタンで上下移動、Homeボタンで実行です。
– (wipe data / factory resetを実行) < 一節によると実行しないほうが良いとの話も。私はCyanogenMod導入の標準手順だったので実行しています。
– (wipe cache partitionを実行) < 一節によると実行しないほうが良いとの話も。私はCyanogenMod導入の標準手順だったので実行しています。
– Install zip from sdcard -> choose zip from internal sdcard でCM10のzipファイルを指定し実行する。
– Install zip from sdcard -> choose zip from internal sdcard でGoogle Appsのzipファイルを指定し実行する。
– メインメニューに戻り reboot system nowを実行する。

これで無事にJBなSC-05Dの出来上がりです。まだ入れたばかりですので何か不都合な事があるかどうかも分かりません。もし試される場合は、相応の覚悟を持って試すことをお願いいたします。

ボランティアでJP Remix版を作成されている方々に感謝しつつ使わさせて頂きたいと思います。

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