Dropbox

MiniDigitalTVStickRTL2832Uというデコーダー(ネットワーク屋にはお馴染みの蟹のマークのチップが入っています)+R820Tというチューナーの乗ったUSBスティクタイプのDigital Energy DVB-T+DAB+FMというチューナーを購入しました。販売店によるとR820Tチューナーということでしたが同じパッケージでE4000チューナーの物もあるので蓋を開けてR820Tであることを確認しました。実は後でdump1090というアプリケーションのメッセージでも確認できました。

RTL2832UR820T

中国ではお馴染みのネット通販サイトtaobaoで45元で購入しました。日本のアマゾンでも全く同じものが手に入るようです(リンクは末尾)。

もともとはラジオやワンセグテレビ(日本のとは違うみたい)を受信するための物でリモコンとかも付属しています。このR820Tチューナーが素晴らしく、受信帯域が24MHzから1766MHzまで連続しているらしいです。昔、アマチュア無線をやっていた人間からすると、世の中そんなことになっていたのかと驚くような性能です。これが安価で入手出来るのは何とも素晴らしいことです。ネットの情報を見ると付属のソフトを使わずにフリーウェアで広帯域受信機やAir Band受信機として使用している人が多数見つかります。今回の目的は1090MHzで発信されているADS-Bトランスポンダーの受信ですが、そのうち別の活用法も試してみるつもりです。

Rasp_RTL

最初しばらくの間、稼働できずに悩んでいました。全ては電源に関する問題です。Raspberry PiにはUSBが2ポート付いているものの供給される電力が極端に少なくWiFiドングルさえ稼働できません。そこでジャンク箱から古いUSBハブとそれに供給する電源を探しだして来て使っていたのですが、チューナーを接続するとこれでも電力が足りなくなっていたようです。ただ動かないだけでエラーメッセージも無いので問題を見極めるのに時間がかかってしまいました。少し新しいUSBハブに交換し電源も5V 2Aから5V 3Aに変更してやっと稼働するようになりました。WiFiドングルも写真の位置では不安定で挿入位置を電源に近い所に変更して何とか安定稼働するようになりました。因みにRaspberry Piの電源自体も同じハブから取るようにしています。

普通のノートPCを使用する場合は、こんな苦労は必要ないでしょう。

Trackback

12 comments untill now

Add your comment now