Dropbox

日本のアマゾンで購入したFire TV Stickが上海に届きました。もともと日本で使うためのですので海外で使うことは基本的には不可能です。それを何とか使ってみようという試みについて書いてみます。

開封して普通にWiFiに接続してみるとファームウェアの更新の有無を確認する画面で止まってしまいました。もしかすると待っていれば良かったのかも知れませんが、待ちきれずに裏ワザを投入しました。

必要なのは日本のIP Addressを与えるための手段です。中国大陸在住者の場合は何かしら大きな壁を超えるための手段を持たないとFacebookすらアクセス出来ません。その手段の中で日本のIP Addressが得られるものがあれば、それが利用できます。私の場合はルーター自体にそういう仕組みが仕込んでありますので、そこにWiFiを接続しなおして設定を完了しました。話はそれますが、Fire TV Stickはアカウント設定が済んだ状態で出荷されていました。パスワードを入力する手間は省けましたがなんか危ない気もします。

もう少し一般的な方法ですと、VPN接続したPCのインターネット共用を利用することも出来ます。以下に亜洲モバイル人柱隊さんの記事をリンクしておきます。
https://www.facebook.com/hitobashira/posts/991806944219383

日本のIP Addressが得られればAmazon Prime Videoも観ることができます。私の場合は、一つ問題があります。壁超えのためのルーターの作りこみが今一つで速度があまり出ません。アマゾンのプライムビデオは速度が出なくてもそれなりに観ることが出来るよく出来た仕組みですが、あまりに遅いと画質の悪るさが目立ってしまいます。

我が家にはもうひとつプロキシー接続する仕組み仕込んであります。幸いなことに一般的にはwebサーバーに使用するproxyでアマゾンのプライムビデオ楽しむことが出来ました。ただしFire TV Stickにはプロキシー設定がありません。何かしら設定するためのアプリケーションを組み込む必要があります。私の場合はProxy Settingsというものを使用しました。

ProxyOnFireTV

Fire TV Stickへ任意のアプリケーションを導入する方法は詳しくは書きませんが、私はWiFi接続でadbコマンドを使用して導入を行いました。その他にもアプリケーションを導入するための専用アプリケーションも存在します。

試してみるまでは分かりませんでしたがProxy Settingで一度プロキシーを設定すると再起動してもちゃんと接続されるようです。これで我が家では日本にいるのとほぼ同様にFire TV Stickが活用できるようになりました。

次は、ProxyやVPNなしで海外でどこまでFire TV Stickを活用できるか試してみます。

Trackback

2 comments untill now

  1. […] 日本のアマゾンで購入したFire TV Stickを海外で使用するには前回の記事でお知らせしたように何かしら日本のIP Addressで接続する必要があります。 […]

  2. […] 先の記事で紹介したProxy Settingsを導入するのに使いました。 […]

Add your comment now