Dropbox

家のパソコンがMacだけの時はMacAir Expressにプリンターを接続して簡単にリモートプリント出来ていました。最近になり家の据え置きPCをIntel NUCにしてWindows 10を使い始めました。これもBonjurでプリンター自体は簡単に見つかりますが、何故か印刷できずにいました。それに加えてMacAir Expressを別の場所に移動してネットワーク拡張のために利用することになったので、余っていたRaspberry Pi Zero Wをプリンターサーバーにした。

すべてはネット上にあふれている設定事例に従えば良いのですが、HPのプリンター設定の正解を見つけるまでに時間がかかったので、例によって覚え書きとして大まかな手順を書き残しておきます。

sudo apt-get update
sudo apt-get install cups
sudo apt-get install hplip

以上でソフトウエア導入は完了する。最初はcupsのみを導入しました。沢山のプリンターがすでに登録されているもののHP LaserJet P1007は含まれていない。HPのプリンター設定について探すとHPのサイトからパッケージをダウンロードしてスクリプトを実行しろという情報が沢山見つかる。ところがmakeが通らない。しかも、最後には必ずネットワーク接続が切れてしまいデバックしにくい現象に陥る。解決策を探しているうちにコンパイル済みのものがapt-getで導入出来ることが分かりました。それがhplipパッケージです。

ここからは今ひとつ確定的な手順が分かっていないのだが、、、

cupsのwebインターフェースを使ってプリンターの設定を行うとドライバーの説明にpluginが必要とか書かれている。構わず印刷してみるとジョブ画面でfilterが何とか言うメッセージが出ていて印刷出来ない。

hp-pluginというコマンドがあるので、実行すると何をしているのか分からないがメッセージも何もないまま終了する。これでも印刷は出来ない。そのうちネット上で何やら「おまじない」みたいなものを発見する。騙されたとつもりで、プリンターのUSBケーブルを外す、Raspberry Piの再起動、USBケーブルの再接続、Raspberry Piの再起動。何故か、これで印刷出来るようになりました。

PC側の設定ですが、macOSからはBonjourが使えるので何も悩むことはありませんでした。問題はやはりWindows 10ですが、やり方が分かってしまえば難しくはありません。
– cupsのでプリンターの管理画面を開きURLを記録する
– Windows 10の管理画面から「プリンターまたはスキャナーの追加をします」をクリック
– しばらくすると現れる「プリンターが一覧にない場合」をクリック
– 共有プリンターを名前で選択するに先のURLを入力(https:で始まる場合はhttp:に変更し、次へをクリック
– 適切なドライバーを選択
以上です。

Trackback

no comment untill now

Add your comment now