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FPVドローンのFCには機能として電圧計(ADC)が必ず付いています。電流計も必須ではないものの多くのFCに電流用のADCが搭載されています。

電圧は調整しなくても実用的な数値が出ていますが、電流の方はそうは行きません。OSDでBattery current mAh drawnなどを表示していても実際の電池容量に合ってないと感じる事ていませんか? FPV飛行の際には電圧だけみておけば問題はないのですが、せっかく電流も表示出来るのならばなるべく正確なものにしたいものです。Betaflight/Power & Batteryに入力する値をFC/ESCメーカーが提供している場合もありますが、それを入れておけば普通は大丈夫と思いますが、値がわからないこともありますし校正方法について考えてみました。

テスターを使用すれば良いのですが接続が面倒です。安価でデジタルな電圧電流メーターが入手出来ますので、それを使用して専用の装置を作りました。


配線した状態です。上の小さな黒い箱がメーターです。下の大きな部品は分流器です。50A仕様のものを購入したので分流器付きになってしまいました。実際のところ10A物を発注すると分流器無しなので、それで十分であった気もします。


メーカー提供の配線図に従い接続しました。メーターそのものの電源は4-28Vですので2S以上ならば接続するLipoからも取ることが出来ますが1Sでの仕様を考慮してXT30コネクターを電源として準備しました。ここに適当なLipoを接続するとメーターが稼働します。図面左がLipo電池、右側が機体になります。


簡単にボール紙のケースに収めました。基本はXT60コネクターですが、各種機体で使用できるように変換ケーブルも作りました。


実際にモーターを回して電流を計測している様子です。タイニーなのでペラが付いていますが、普通はペラを外して計測します。

本来ならばメーター自体の校正および検証から始めなければなりませんが信頼に足る計器を持っていないので、0値のみを確認して使用することにしました。メーターの裏側に電圧と電流の値を調整するポテンショメータが付いています。

調整する項目は2つです。BetaflightのPower & Batteryタブの中のAmearage Meterの中のScaleとOffsetです。Lipoバッテリーを電圧電流計を通して機体に接続しBetaflight/Power & Batteryを表示します。

おそらく電圧はだいたい同じ値が出ていると思います。わずかに違うのですが、測定ポイントの差もありますし実用上気にする必要はないはずです。

まだモーターを回してはいませんが小さな電流が流れています。もしBetaflight上の表示と電流計の表示が大きく違う場合はoffsetを調整します。Oscar Liangによると0.1A以内の差ならば問題ないとのことです。

次にプロペラを外してからMotorsタブを使用してモーターを回します。電流計の表示が1Aか2AくらいにしてBetaflight/Power & Batteryの表示を見ます。もし値が大きく違うようでしたらCalibrationボタンを押してポップアップウインドウのMeasured Amperageに電流計の読みを入力します。電圧を調整しない場合はMeasured Voltageは何も入力しません。

これでおそらく調整が出来ているはずです。実際にどの程度の信頼性があるかは、これから飛ばして検証しますが、違いがあっても気づかないかもです。まぁ、そんな程度のものなので気にしなくても良いかもしれません。

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